無 2020-12-04 19:14:08 |
通報 |
ん、大丈夫。僕も手伝うし、一緒に作ろ。( 待っててもいいという言葉にゆるりと首を横に振ると、相手の背中に凭れ腰に腕回しながら歩きキッチンへと向かい )
…うん、そうだね。これからは気をつける。( 優しく抱き留めてくれる彼に甘えるように頬を肩に擦り寄せると、耳に馴染む柔らかい声に肩揺らしつつ反省を口にし )
そうそう、あとは捲る音とか、紙でしか感じれない良さがたくさんあるよね。( くすくす )_ よし、僕も一つほしいと思ってたのがあるから、それ買おう。
ん、りょーかい。( 背中への感触を愛しく思いながら、キッチンに辿り着くと材料を幾つか取り出して )ちゃっちゃと作れるからオムライスで良い?
嫌いになんてならないから。いきすぎたら困るってだけなの、理解しておいてね。( 髪をそっと撫でつつ眉を下げて、できるだけ柔らかい口調をつとめて伝え )
うん、電子書籍だとどうしても表現に限界があるからね。残りどれくらいあるか、とか。充電なかったら読めないわけだし。( ふふ )──よし、ついた。行こうか。
オムライスそんな簡単に作れるの?楸って料理上手なんだね。( 目ぱちくりさせると相手の手際の良さを感じ取りふんわり微笑んで。腕を捲り邪魔な前髪を縛り上に上げると、ゆるり視線合わせて )僕はなに手伝おうか?
うん、わかってる。_.. でも、僕が我慢できなくなるのは、楸のせいでもあるからね。( 目細め理解を示すと、少し間を置いた後ぽつりと言葉零し、悪戯げに相手の鼻を指でつつき )
そう。やっぱり充電が敵だよね。__ よーし、じゃあ、僕はお目当ての小説探してこようかな。( 店内に入るとあたり見渡し意気込んで )
まあ、自炊はそこそこするからね。( 何でもないことのようにけすくす笑うと、目の前に並べた野菜を指差して。指示を出すと自身は炊飯器でご飯わよそいフライパンへ )これ、細かく切ってくれる?
そんなこと、言われてもなあ……( たまに煽ることはあれど、毎回そうなわけでもなく。困ったように眉下げるも、すぐに悪戯っぽい笑み浮かべて )俺も結構、我慢してるんだよ?
俺も。何冊か選ぼうかな。( 本の香りに緩む頬抑えられず、嬉々として店内に入るとあたり見渡し意気込んで )
僕もたまーにするけど、面倒臭いと買っちゃうからなぁ。…ん、了解。任せてよ、( 並べられた野菜手に取り皮をむくと、上手とも下手とも言えない手つきで野菜をみじん切りにしていき。玉ねぎに差し掛かると、目の痛みにボロボロと涙を流し乍なんとか耐え )…うぅ、玉ねぎ本当に敵。
僕も我慢してるつもりだけど…、( 拗ねたようにぽそ、と呟くと悪戯っぽい笑み浮かべる相手の唇に柔く噛み付いて )楸は、何してても可愛いって自覚持ってね、( んべ )
___.. よーし、選びました。好きな作家さんの読んだことない本が何冊かあって、全部持ってきちゃった。( 本抱え / へへ )
気持ちはわかるよ。俺も毎日ってわけじゃないし。( うんうんと頷きつつ、卵をといたりご飯を炒めたりと動いて。玉葱に苦戦する様子についつい笑ってしまいながら、具材もフライパンに投入し )冷やすとあんまり痛くならないはず、なんだけどな。ごめんね?
……ん、不意打ちはずるくない?( 目をぱちぱちさせて文句を述べるも本意ではなく、つい頬が緩んで )
おお、いっぱい。全部読むの?( 二冊手に持ち / 緩く首傾げ )
冷蔵庫から取り出したばかりで切ってもたまーに、こういう目が痛くなる玉ねぎあるよね、…もう既に美味しそう。( 切り終えた野菜を相手に渡し言葉に頷き乍手元を眺めぽつりと呟き )
ずるくないでーす。油断してる楸が悪いかな、( 相手の指摘にくつくつと喉を鳴らし乍笑うと、指差し悪戯っぽく言葉返し )
最近出勤までの電車が凄い暇でさ。暇潰しにどうかな、と思って。( こく / 並んでレジに向かい )
わかる。たまにあるから困るよね。痛いのなくなれば良いんだけど。( チキンライスを更に盛りつけ、フライパンに卵流すと半熟で火を止めてチキンライスに被せ。微妙に崩れてしまうと苦笑いしながらケチャップでハートを描き。自分のものは特にこだわらず適当で )んー……まあ、これで良いかな。
油断というか……叶が元気になって良かったけどね。( 表情和らげたまま頭をぽんぽんと )
そっか。座れれば問題なさそうだけど……満員だと大変そうだね。( 会計を済ませ本をエコバッグに入れ )
__ ん、それ僕の?…あ、楸の書いちゃった?次からは僕に書かせて、( なんとも可愛らしいオムライスに頬緩ませると、隣のスタンダードなオムライスに目を丸くさせ。自分も愛の言葉を書いてあげればよかったと後悔すれば、ひとつ約束を )
ん、ごめんね心配かけて。( 撫で受け擦り寄るように頭押し付けると柔らかい笑み浮かべ乍謝罪して )
僕いつも通勤周りより遅めだから、毎日座れるんだ。だから大丈夫。( 同じく会計済ませると後ついて行き車の方へ )_ まだ時間は余裕あるかな?近くの大通りがイルミネーションやってるみたいなんだ。行かない?
そうだよ。え、俺のぶんは別に適当でも良いんだけど……やりたいなら、またオムライス作ろっか。( 可愛らしい言葉に目をぱちぱちさせるも、すぐに表情緩めて頷いて。両手に持った皿を運ぶと、その途中にお願いを )叶、スプーン持ってきてくれる?
大丈夫だよ、気にしないで。( 問題ないと手を左右に振って )
なら大丈夫そうだね。うん、そろそろちょっと暗くなってきたし、良い頃合いかな。イルミネーション、綺麗だろうな。案内してくれる?( 車に乗り込むと首傾げて問い掛け )
うん、約束ね。……はーい。( 相手の頷きに嬉しそうに笑み浮かべた後、相手のお願いに返事をしつつスプーンとついでにコップを手に取ると、お茶を入れてから机に向かい )よーし、じゃあ、いただきます。( 手合わせ )
ん、ありがとう。( へら )
おっけー。えーっとね、__ はい、ここに駐車場あるから、停めてから行こう。( ナビに駐車場の位置を入力してからシートベルトをつけ、相手に楽しげに声掛けて )クリスマスマーケットみたいにお店も出てるみたいで、飾り物とか色々売ってるらしいよ。( わくわく )
いただきます。( 着席すると手を合わせてから食べ始めて )うん、まあ悪くはないかな?
クリスマスマーケット……んー、楽しみだな。何かあったらお揃いでも買おうか?( 道中にもたくさんの電飾があるのに気付いてわくわくしてきて。到着すると楽しげに声掛け )じゃあ、行こうか。
うん、美味しい。楸が作ってくれたっていうのもあって、何時もの何倍も美味しいよ。( 相手の言葉に食い気味で感想を伝えると、オムライスを口に運んでは頬を緩ませたまにお茶を啜りを繰り返し。好きな人の手料理がこんなに美味しいものだったなんて、と感動しつつ食べ進めて )
ん、そうだね。__ はぁ、やっぱり綺麗だなぁ。( 相手の提案に快く乗ると車を降り指を絡ませながら片手で入口の写真を撮り )よし、入ろうか。
そんなに褒められたら照れるな。もうちょっと丁寧にやれば良かった。( 時間重視で手早く作ったものが評価されると気恥ずかしく思い。少しの後悔を口にするも、特にそれ以上は言うことなく食べ進めて )
うん、行こう。( 出店やたくさんの人に圧倒されつつ、ゆっくりと歩調合わせて進み )
ちゃちゃっと作ってこれだけ美味しいんだから、丁寧に作ったらもうお店出せるんじゃない?( 相手の後悔の言葉にくつくつと喉鳴らし笑うと、食べ乍瞼伏せぽつり呟いて。その後はお互い沈黙の中食事をし、食べ終えては再度手を合わせて )__ ご馳走様。
__.. 見て、楸。スノードームだ。( 冬の定番の飾り物であろうスノードームを見つけると指をさし、吸い込まれるように其方へ歩を進め )クリスマスツリーが入ってるやつとかある。可愛い。( きゅん )
さすがにそれはないな。料理も趣味とすら言えないレベルだから。俺はこうしてゆっくりしてる方が合ってる。( ついつい甘やかしたくなってしまえば、食べる手を止めて頭を撫でて。少ししてすべて食べ終えると、軽く手を合わせてからキッチンへと皿を持っていき )
スノードーム……ほんとだ。( つられて其方を見ると丸い中に降る雪と雪だるまやクリスマスツリーといった種類の多さに驚いて )買ってあげようか?どれも可愛いから悩むだろうけど、ひとつだけね。( 人差し指ぴん )
…ん、ふふ、じゃあこれからも僕のために…いや、違うな。二人でご飯作ろうね。( 頭を撫でる心地良い手の感触に目を細めると小さく笑み零し。皿についたケチャップを軽く拭き取ってからシンクに置きお湯につけると、軽く流してから相手に視線向けて )洗っとくから、楸は休んでて。( 頬に口付け )
ん、いいの?__.. じゃあ、これかな。( クリスマスツリーの前に立ち幸せそうに手を取り向き合う恋人達のスノードーム。それを手に取る中の恋人達につられるように口角を緩ませ )僕も、楸に何か買ってあげたいな。記念として。( きょろ )
うん、一緒にやろっか。( 言い直す様子にくすくすと笑って頷き。優しい言葉に頬緩ませ、感謝を口にしてから頬へと口付け返して )有り難う、叶。じゃあお願いするね。
それ?了解。可愛いじゃん。( 早々に決まったプレゼントのひとつ。会計を済ませて袋に入ったスノードームを手渡し )勿論、後でプレゼントはちゃんと渡すからね。俺は……うーん、どうしようかな。
少し待ってて、( 相手からの口付けに自然と口角は上がり、相手がリビングへと戻って行くのを確認すると皿を洗い始めて。数分後、洗い終わり手を拭くと相手の元へ戻りソファに腰かけて )…終わったよ、楸。
この恋人達、僕達みたいでしょ?…ありがとう、嬉しい。帰ったらリビングに飾ろう。( スノードームの中の恋人達を自分達と重ねると幸せそうに微笑んで。手渡された紙袋を受け取り、大切そうに両手で持ち目を伏せては家に思い出を飾ろうと提案一つ )ん、僕も後でプレゼント渡すよ。…好きなものでいいよ、まだまだお店いっぱいあるし。( 視線うろうろ / へら )
ん、お疲れ叶。( ソファーに戻ってくるなりぎゅうと抱き締めて。頬へと口付けるとぽつりと囁き )……俺のためにやってくれてありがとね。
そうだね。俺たちもこの二人みたいにずっと寄り添っていけたら良いな。( 人が多いのを気にして声をひそめつつ、幸せそうに柔らかい笑みを見せて。こくりと頷いては、歩いて回ろうかと視線さ迷わせ )一緒にいられるだけでも充分すぎるくらいだけどね、本当は。他のところも見て良い?
トピック検索 |