梨花 2020-12-03 17:28:10 |
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蛇王「動かぬなど言ってはおらぬ。時を待てと言っておるのだ。すぐにでもこやつを動かしたいのならばこやつがこの世全ての悪を受けるための『核』に入った傷を治して見せよ。さすれば考えてやらぬことも無い」
っ───────!!!!
(ふと思い出す────“土方”が歌を褒めてくれた事を。
「お前の歌が好きだ」と言ってくれた事を・・・・)
なんだ、あったじゃねぇか・・・・・
この混沌を終わらせる・・・・最短のショートカットを・・・。
全く・・・・・折角の胸の歌があるんなら。
(拘束されていたモノから、緑色の炎が発火する)by希美
蛇王「…………何?こやつの負った傷は______……そうか、この核の傷はこやつの心の傷そのもの……
暴君よ、発言を許す。貴様の一切の行動を許す。言いたいことを伝えよ…………オレが罪咎王にも伝わるよう手筈を打ってやる」
───────・・・・・・(土方からもらった、ドックタグのネックレスを握る)
「生まれて堕ちた 最初からそうみんなと違う
出来損ない そんな言葉 着飾って
人生 ほら 頑張っても 届きはしない
それでもね 願ってしまうんだ もう
生きる気力もなくて 誰か 誰か 僕をほら 欲しがって 手をかけて
カレンデュラの その言葉 首に巻きついて
この左胸の痛み 消してよ
僕を救うよって 息を止めるんだって
一生で一回 いつか 生まれ変わるの?」
(胸の歌を信じ、歌を紡ぐ)by希美
(ドックタグのネックレスが、淡い緑と赤の光を帯びる)
「みんなどうして 楽勝にさ 生きてるんだろう
出来損ない そんな言葉 聞き飽きたよ
おんなじ世界 生きれるとか もう思わない
それでもね 願って 馬鹿以下だもう
そうだ 息を止めたら 誰か 誰か 僕の中 想像して くれるかな
カレンデュラ 君のその手 首に巻きついて
この左胸の痛み 消してよ
君と同じだって 苦しんでいたんだって
一生で一回 いつか 理解されるの?
理解されるの?
焼ける太陽まで 僕を嫌っている
つまづいて転んで ああ 仕方ないな
ちゃんと痛いや 死ぬ勇気もない
優しい君のその手振り払ったの
誰より自分は自分を知ってるよ
これ以上生きる事が嫌になるのなら
誰とももう話さなくてもいい
世界が閉じたって 別に構わないんだよ
一生涯の今日 愛は自分にあげるの」by希美
・・・・・・何時か、言ってたんだよ。
俺がマザーハーロットに乗っ取られて、どうしようもなく蹂躙しかけた時・・・・・土方が俺を助けてくれて。
そして、土方が・・・・俺の歌を、好きだと言ってくれた。
お前の傷は俺には分からねぇし、興味もねぇ。
けど・・・・俺は沙月のように口先だけの救いなんか望んでねぇ。
・・・・・・戯言かもしれねぇけどさ──────俺は、俺の胸の歌を信じてくれたやつの為に、歌う。
誰かの為じゃないら信じてくれたやつの為に歌う。
お前が世界を呪うなら呪え、俺は───いや、俺達は何度だってお前の元に駆けつける。
そして俺は・・・・・お前の全てを、肯定する。
おまえは傷を治して欲しいんじゃないだろ?
───────“俺が、お前を赦す”by希美
蛇王「____________(目を閉じ姿が元に戻る)」
紗楽「!」
紫炎「______貴方はいつもそうでした。全てを知っているかのような的確さで、人々の傷を知らぬ間に癒してきた……………………そして、今度は私の傷にも気づいた…………そして、手をさし伸ばした…………そして、私が数千年もの間聞きたかったその言葉を、私が求めていたことを…………貴方はいとも簡単に見破ってしまった………………」
・・・・・・俺もそうだったからだよ。
俺のやってる事を、土方俊哉は・・・・いや“土方十四郎”は許してくれた。
責めもせず、怒りもせず。ただ・・・許してくれた事を、思い出しただけだ。
・・・感情的になって、怒鳴ったのは謝る。そして・・・・沙月がやらかした事も、謝る。
本当に・・・ごめんなby希美
紫炎「私こそ、申し訳ありませんでした…………数千年以上も昔の事で、何百年も昔の傷を理由にこのような神殿にて人知れず勝手に療養していたこと…………一瞬でも、貴方達をにくいと思ってしまったこと…………本当に、申し訳ありませんでした…………ですが、貴方のおかげで目が覚めましたよ。
私はこの世の全ての悪を背負いし『人類悪』であるといえことが…………そして、同時に悪が溢れてしまわぬよう支えている柱、この世の抑止力であることが分かりました。この私という存在はこの星に住む全ての人間が乗り越えねばならぬ壁である…………乗り越える為ならば、私は何度だって人理がために人々の力となる……………………
それは、呪いではなく『使命』である。それが分かりました(吹っ切れたような笑顔を浮かべる)」
紫炎「故に……(立ち上がり黒のコートを羽織る)この世の全ての人間のために、貴方達という未来の光の為に、私は貴方達の力となりましょう!終焉は引き起こさせません、私の命を懸けてね」
──────はっ、それでこそだ。
一応言っとく。
あのクソアマの深層心理の虚数の海に閉じ込めた虚ってもんが、表面化仕掛けてるby希美
紫炎「ふむ…………私の中に存在する古の神格は『天空と秩序を司る』天空の王者とも呼ばれる太古の神格…………私が擬似神格化し擬似神格権限で秩序を正せば押し込め封じることは可能かと」
紫炎「承知致しました!(神殿が消え、元の場所に戻る)では、参りましょう……!」
-その頃-
エニグマ「では、異論はないな」
一同「…………」
エニグマ「何か言ったら______」
ロベリア「その決定ちょっと待ったァァァァァァ!!!!!!」
エニグマ「なっ…………!!!」
その事ですけど・・・・あなた達のような勘違いクソ野郎に朗報です。
紫炎さん、復活しました。無傷な程、ピンピンです。
あともう一つ・・・・。
“とっととくたばれ、エニグマ”
あ、違う。
“エニグマさん、あなたのせいで、世界終焉シナリオができかけています。どう責任をとってくれますか?
あなたに思想統制すれば、そのイカれた精神は戻るのですかね?”by舞奈香
あ、それも違う。
えっと・・・・・ごめん、ロベリア。
今の僕すこぶる腸が煮えくり返る気持ちでいるから、代弁よろしく。
あと、エニグマの処遇もby舞奈香
ロベリア「おし、任せろ!!!とは言いつつも私もすこぶるキレてる!!!!!!暴走したら阿伏兎か舞奈香、歯止め宜しく!!!」
エニグマ「紫炎様が……復活なされた……!良かった……」
ロベリア「うん、良かったな!じゃあ言いたいことを言わせてもらうな!
……勝手な判断と独善的な忠誠心のせいで世界は終わりかけてんだよ。紫炎至上主義過激派だか、ヤンデレメンヘラサイコパスだか、ニューロンの働きが悪い低知能だかしらねーが、やっていい事と悪い事の区別がつかねぇなら死に晒せ」
キラー「どうしよう、主らの言い方何も変わっとらんの気の所為?」
ロベリア「黙れロリジジイ」
キラー「怖いのぅ……」
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