梨花 2020-12-03 17:28:10 |
通報 |
やーね。双葉ちん。女の子相手に手荒じゃないのー?
これじゃあイジメてるように見えちゃうなー。
(双葉の視界の上に、黒服を着た女性が居る)by美麗
つまり・・・“何物でもないのが、刹ちゃん”ってこと?by静葉
酷い話です・・・どうしてそんな・・・・by藤堂
紫炎「そういうことです……鬼龍家の始祖もまた非道な人生を歩まされてきたらしいですよ。なんでも、歳3つの時に四肢をおられて谷底に捨てられ、運良く山神の血を飲んで助かり、大妖魔に育てられた……それが始祖であり、その非道な運命は刹さんにも受け継がれてしまっている……刹さんがまだ幼い頃、実母が亡くなり、婿養子の臥央がその当主の座を継ぐために鬼龍家の敷居を跨いだ________刹さんの母親と婚約する前に作っていた妻と双子の子供を連れてね」
双葉「私がそんな性悪な事をするはずがないでしょう。ただ、このままだと一般市民にも害が及ぼしかねないと思い少し叩いてやっただけですよ」
部下「くっ…貴様ァ!!!!(双葉に銃を向ける)」
樋口「!馬鹿、やめろ!!!」
双葉「まだ戦意喪失してなかったか…なら、致し方ないか(部下の方を覇気のある瞳で睨みつける)」
部下「(ブワッと汗が吹き出し、銃を地面に落とし、体がガタガタと震える)あっ…あっ…」
おー。よもやよもや、覇王色の覇気持ってたとはねー。
(そのまま地面に着地する)
はいはーい。武器を下ろして大人しくしなさーい。さすれば君たちの命の保証はするよんby美麗
紫炎「さて…………ここから先の話はこう人が多いところでするものではありません。どこか別の場所ですることにしましょう…………それと、サイファー」
サイファー「はい?」
紫炎「警戒網を張りなさい。そして、刹さんを見つけ次第報告を」
サイファー「承知致しました……よっと(空間転移でその場から消える)」
【人気の少ないカフェ】
紫炎「…………刹さんは、あの男が鬼龍家にやってきた時から全てが狂ってしまったらしい…………そもそもあの男は刹さんが特別であることを知り、鬼龍家の敷居を跨いだ訳でもあり…………刹さんの強さを生かし、殺戮兵器としてあらゆる残虐行為______言ってしまえば虐 待を行っていたと聞きます。まずは心を壊し、痛覚を壊し、精神を壊し………………………………とにかく、悪逆極まりない事を10年間続けていたらしいです」
──────────────許せない。by静葉
・・・・・・・・同感です、静葉さん。僕も────あんなゲス野郎を。生かしておく訳には・・・!!!!by藤堂
樋口「私達が何者か知っての愚行か…!貴様ら、普通の日常が送れると思うなよ!」
双葉「バックに大きな存在がいる、ということか…ならば、お前らのボスに会わせてもらおうか」
樋口「ふざけるな、誰が貴様らの言うことを聞くものか!!!」
双葉ちん。それ、火に油を注ぐ事じゃないの?
まぁいいけど・・・・・んでも、私もね、実を言うと貴方達の上司さんに会いたいのー。
勝手に私の管轄に入ってこないで欲しいって言いたいの。
ま、そう言っても聞いて貰えないとは思うけどさ。
あと、そんなに怒るとねぇ~お肌とかに良くないって聞くぞ?(樋口に向かって言う)by美麗
紫炎「気持ちは分かります。私もあの男を楽に殺してやるつもりは微塵もありませんからねぇ…………しかし、問題は刹さんです。刹さんは十数年にも渡る父親の行動で心を壊され、父親の命令には逆らえないように洗脳されているところがある。父親を狙えば、悲しいことに刹さんが黙っているわけが無い……刹さんを救うなら、こちらも万が一に備えて人を用意しておく必要がある…………しかし、並の人間や亜人では不利でしょうね」
双葉「貴方の方が挑発してるじゃないですか…」
樋口「っ…くそ…!こうなったら…!(すると、突然携帯が鳴る)!芥川先輩から…?(電話に出る)はい、芥川先輩。樋口です、どうかしました…えっ!?退避命令!?で、ですが…!ボスが、戻って来るように指示…ですか?…わかりました。直ぐに戻ります(電話を切る)今回は見逃してやる、次は無いと思えよ…!」
紫炎「なるほど……それなら望みはありますね。」
斗牙「鬼龍臥央を殺すというなら、俺も連れて行ってもらおうか(背後にいる)」
紫炎「……どういう風の吹き回しで?」
斗牙「別に……ただ、同じ呪術を扱うものとして気に食わないだけだ」
斗牙君・・・・by静葉
僕も許せないです・・・・あいつをコテンパンにしないと・・・気が済まないですby藤堂
じゃあねぇ?。
・・・・・・・・・ひゃぁ、怖かった。美玲ちゃん、女の凄みにガタブルですよ・・・by美麗
斗牙「…………まぁ、そういうことだ。その時が来たら、呼んでくれ。常にあんたたちと動いていたら、暴君さんに何されるか分からない。きっと、まだ許されてないだろうからな」
紫炎「ふむ……ならば、地獄を見せてやりましょう____永遠に続く奈落をね……しかし…………あの神造兵器も動くでしょうね、これは…………」
【中華料理店】
ジゼル「遅かったじゃねぇか、臥央……待ちくたびれたぜ?…………まぁ、大層な手土産を持参してきてるみてぇだし、水に流してやらァ……」
臥央「失礼したな、ジゼル殿。貴公の情報のおかげで無事に取り戻せたよ」
ジゼル「そいつァ何より何より……何者でもない殺戮兵器、そそるなァこれは……ククク」
刹「……………………………」
双葉「…っ、はぁぁぁぁ…変に緊張したぁ…自ら異世界に来るなんて、八代幹部時代の時以来だからなぁ…それよりも、あんな物騒なのがいるとは、月見は大丈夫だろうか…あいつらに怪我させられたりしないだろうか…というか乱暴されたりしないだろうか…!はぁ…心配だ…心配で腹がまたキリキリと…」
双葉ちん、君ってもしかしなくても過保護?by美麗
ーその頃ー
・・・・・・・よし。行けるっス。
(自分の手を剣のネックレスで傷つける)
黒魔術、舐めんなっス・・・・外道が。(剣のネックレスを地面に刺すと、血色の光柱が出て来て、部屋から出られないように施す。そして、直ぐに逃げる)by慧悟
双葉「うっ…まぁ、否定はしませんが…血は繋がってませんが、あの子は私にとって大事な一人娘ですので。それに、あの子の魅力は私が1番理解しています。あの子は強いですが、もしもの事があればと考えてしまうと…」
トピック検索 |