異能世界でぼくらは生きるｰmetanoiaｰ（文ストキャラ・いのぼくのキャラのなりきりストーリー）

『もし、このままどろどろの甘ったるい事するなら────それ相応の事するぞ』by希美

剱「おいおい…………甘ったるいって、お前…………(電話がかかってくる)…………春咲、少し待て、電話に出る…………はい、俺です……………………




____え……？」
優希「剱さん？」
剱「な、ま、待ってください!!!離脱って……まだ決まってないんですよね!?……………………んな、旦那は______……………………俺らは、少なくとも俺はそんな終わり方は認められません…………(電話を切る)……………………くそっ!!!」

朱莉「！希美…！？」
沙月「希美、さん…？」

───────待って、嘘・・・・・・。



『みんな、聞いて。
多分、この事なんだけどさ─────“みんな、手のひらで踊らされている”

思い出して、朝日ちゃんの────災害獣を』
（全員に念話で知らせる）by美麗

剱「…………正義の、災害獣………………」

───────正義の、暴走。
（その場でずっと隠れて見ていた優里菜が呟く）
・・・知ってる、正義にはものさしがないって事。
正義は人によって違うって事。正義は一方に寄っては───“悪になりうる”・・・・・!!

（顔が青ざめる）by優里菜

沙月「じゃあ…私がやってた事は…あの人達にとって、悪だった…？(手が震える)そん…な…」
朱莉「っ…ノア君、沙月ちゃんをお願い。私、朝日を探す！」
ノア「お一人で行かれる気ですか！？幾らホムンクルスと言えど、相手は災害獣、貴方お一人では…！」
朱莉「私だって、蒼銀の騎士団の1人だよ？まぁ、ここはお姉ちゃんに任せなさいって！」
ノア「朱莉さん…分かりました、あとはお願いします！」
朱莉「おっけー、任された！」

・・・・・・・ち。朝日のやつ、何処まで落ちぶれたんだ・・・・・・。
──────・・・・沙月の説教は、当分はなしだなby希美

剱「春咲……………………この状況で言うのは、申し訳ないんだが……………………言っておかなきゃならんことがある」

あ？なんだ？
つーか居たのかよ・・・・・剱。

お前は行かなくていいのか？
アンタの所の上司、朝日の謀略にまんまと引っかかってるぞby希美

剱「…………もう手遅れだ。紫炎の旦那……いや、



紫炎様が倒れた…………それでもって直属の精鋭、大幹部達が『十三階段と完全に手を切る方向性で話が進んでる』。最悪すぐにでも離脱することになる…………そうなれば、背教王達もお前たちに牙をむくことになるかもしれない」

・・・・・・・・・・・クソアマから連絡があった。
今、急いで紫炎達の方に向かってる。
そして────“世界を巻き戻す事も、視野に入れてる”

この言葉の意味、分かるよな？


──────“こっちも、下手すれば虚が表面化しかねないって事だ”


畜生・・・・沙月のヤツめ沙月のヤツめ沙月のヤツめ!!!!!!
だから俺は下手に動かなかったんだよ!!!!
あのクソ偽善者が行けねぇんだ!!!!!!クソ偽善者のせいで、自体がややこしくなっちまったじゃねぇかよ!!!!!!
こうなりゃ・・・・俺の神格権限で、紫炎の呪いをなかった事にすれば────!!!!（目が金色になっていく）by希美

剱「_____まずいことになった……………あの子を今責めてもしょうがないだろ……」
ルイン「呪いの解呪か。それは手っ取り早いな。まぁそんな事をすればあやつは死ぬがな(現れる)」
剱「呪いを解いても、死ぬって____」
ルイン「………………彼奴は、この世の全ての悪と罪を背負わされ、それを『糧』として、命を繋ぐものとして生きておる…………



数千年もの間、たった一人で『この世全ての悪』を抱え込み、痛覚がなくともその苦痛に苦しみもがきながらな。数千年ものの間、死ぬことも無くな……」

じゃあどうすればいいんだよ!!!!!!
じゃあ俺が世界を巻き戻す─────!!!!!!
そうしなきゃ・・・エンドワールドが生まれちまう!!!!!!
エンドワールドが、産まれたら・・・・俺は、俺は────!!!!!!
（途端、時間が止まる）by希美

ルイン「___!?な、何だ……!?世界を巻き戻す？そんなことをしたら貴様___!!!」

──────は？by希美

（途端、空に美麗が居る）


・・・・・【強制終了ｰアンインストールｰ】────世界の動きを、一時停止にする・・・。
でも、少し、やばい──────。
“虚が───表面化してきた・・・”by美麗

ルイン「なっ_______」
剱「一体どうすればいいんだ…!!!」
シーサーペント「(薄い青色の海竜のような姿の幻影で現れる)ふん、何事かと思えば…………大事件ではないか」
ルイン「シーサーペント!!!」
シーサーペント「我の得意分野は精神操作。我の精神を飛ばし会話するくらい造作もない……そんなことより、我の知恵を貸してやろう」

知恵を貸す？おい、どうすればいいんだ────!!!!


このままじゃ、あのクソアマが・・・・!!!

説明は後でいい!!!!今すぐやれ!!!!!!すぐだ、すぐだ、今すぐだ!!!!by希美

シーサーペント「我が今からお前と、とある人物らを罪咎王の元に飛ばす…………そして彼奴を連れ戻して、彼奴の中で眠る『彼奴がかつて食らった神格を呼び覚まし一時的な疑似神格にする』………そうすれば、多少は何とかなるであろう。虚については我が幻想神の中に入り食い止める……そのすきに貴様らはあの邪龍を連れ戻せ、良いな、やるぞ」

・・・・・・・・・・あぁ、やってみる。

要は、紫炎を連れ戻せばいいんだろ？by希美