梨花 2020-12-03 17:28:10 |
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奈緒「あ、ありがとうございます、助けに来てくれて。お姉ちゃん、黒羽さん達が助けに来てくれたよ?」
沙月「解散…silver forest…朝日さん…脱退…」
紅魔「こいつ、ずっとこの調子でさぁ。ここまで落ち込むとは思わなかった」
ヴェノム「あー……………………察した…………手錠とは随分厳重なこったい、はははっ……」
ライター「…………ん(ヴェノムに鍵渡してる)」
ヴェノム「おー、手錠の鍵作れたかー、ナイスナイス(手錠を外していってる)」
ギメル「鍵作った???」
ヴェノム「こいつの固有魔法は実現化、手錠の鍵を望んで文字に書き起こして実現化させればあっという間に鍵完成、ってわけさ」
鈴華「とりあえず、あいつを回収してここから───(すると、壁から波動砲なものが放たれ、壁に大きな穴が開く)!」
朱莉「あっ、いたいた(グラトニアスを消し、穴の中に入る)みんな、大丈夫?酷いこととかされてなかった?」
奈緒「あ、朱莉さん!随分服がボロボロですけど…そっちの方が大丈夫なんですか?」
朱莉「うん、服は切り裂かれたり銃で撃たれて穴が空いたりしたけど、傷の方は全く無いよ!逆に色んな拷問器具へこませちゃって、少し可哀想になっちゃったけどね。あっ、安心して?ちゃんと気絶で済ませてきたからさ!」
ヴェノム「うお!?……………………いや、少しは気にした方がいいんじゃねぇの!?!?ライター!」
ライター「…………(『修復』という文字を書いた紙を朱莉に貼り付けるとボロボロの服が直って)…………出来たよ」
ヴェノム「よしよくやった。さて、さっさとこんなところ出よーぜー?」
ええ、分かりまし─────(刹那、黒い何かが黒羽の腹部を貫く。しかし、腹部から広がるように多くの黒い蝶が空を飛ぶ)・・・・・・あらあら、随分と不細工な挨拶ですわねぇ・・・黒衣の獣使いさん?by黒羽
(芥川君、やらせていただきます……!!)
芥川「貴様ら、何者だ」
ヴェノム「随分なご挨拶じゃあねぇの……どういう了見だろうなぁ(扇子を仰いでいる)」
芥川「僕(やつがれ)の質問にだけ答えろ、一体どこから入った、牢に入れていたのはそこの女子らだけのはずだぞ……答えねば、殺す」
ヴェノム「殺す、ねぇ……俺らの世界での挨拶をどうもありがとう(粛々と扇子を仰いでいて)」
・・・・・あら。ごめんなさいね。この子達を失ったら。私達が困るのよ?
・・・・・それと、一つだけ言わせてもらいますわ。
殺すと心のなかで思ったなら・・・・その時既に行動は、終わってまして?
(沢山の杭が芥川に襲いかかる)
磔の贄になりなさいな。by黒羽
紅魔「マフィアだかなんだか知らないけど、あんた達は敵に回す人間を間違えたようね(パキパキと拳を鳴らす)」
鈴華「殺しはしない、ただ半殺しにしてやる(電気がバチっと走る)」
奈緒「て、敵なら容赦しません…!(瞳が緑色に輝く)」
朱莉「さっきはよくも拷問してくれたね、痛くはなかったけど、お気に入りの服をボロボロにして…もう怒ったからね!(周りに鎖が現れる)」
沙月「silver forest…無くなる…解散…(隅で縮こまっている)」
紅魔「この状況でもまだ引き摺るか!!!」
芥川「_____『羅生門』」
(黒衣の獣が杭を喰らい着弾を免れる)
芥川「僕の獣は悪食……故に効かぬ」
ヴェノム「ほほーう……ここいらは俺に任せてもらいやしょうかねお嬢さんがた?ここは地下っぽい、これで敵兵が増えりゃあもっと面倒だ。俺に任せて走れや」
紅魔「あーもう!ボーッとしてんじゃないわよバカ沙月!!!もう戦いは始まってんのよ!!!」
沙月「ふぇ?…た、戦い!?ダメダメダメ!!傷つけ合っちゃダメー!!!(全員の体を青い輪で拘束する)」
紅魔「なんで私達まで!?」
芥川「!!!貴様ら、どこの異能力者だ…!」
ギメル「異能力者……って言われてもねぇ?(狐姿で縛られてる)」
ライター「……誰も身動き取れないじゃん……」
芥川「まぁいい…………全員拘束して吐き出させてやる(羅生門で輪を消す)」
ヴェノム「おい、これはあの男倒すことより逃げること考えた方が良さげだぞ(扇子でライターと自分の輪を斬る)」
ライター「……もう問答無用でトンズラしよう…………(分厚い本を開きあるページで止まる)『音に聞かせるは我が物語。我が空想の果てを導き、思い通りの世界を綴ろう…〝少女は揺蕩う夢の中で(アリス・イン・ザ・ドリーム)〟』(辺り一帯に薄桃色の靄がかかる)」
沙月「あっ、ちょ、ちょっと待ってください!あのー…ここは話し合いで解決しませんか?このまま逃げても、お互いわからずじまいだと思いますから。ですので…ここの一番偉い人に、会わせてくれませんか?」
鈴華「!(沙月の肩を持つ)何言ってんの!?マフィアのボスって言うのは、あんたが思ってる以上に甘い奴らじゃ───」
沙月「で、でも、直接話をしないとわかんないって。例えマフィアだとしても、もしかすると鈴華ちゃんのとかみたいにいいマフィアかもしれないよ?」
鈴華「っ…それは、あいつらがたまたまそうなだけで…」
ライター「……あのお兄さんには多分変な幻覚が見えちゃってるはずだから、今のうち逃げよう…………ちなみに5分しかもたないから」
ヴェノム「まぁ、そういうこった。さっさと走りな(全員分の輪を斬って)」
ヴェノム「お嬢ちゃんお嬢ちゃん、今は一回逃げるのを先にした方がいいぜ?死んだらお話も出来ねぇし、また会えたらそんときにしてもらいましょうや……」
沙月「いえ、私は逃げません。このまま野放しにすると、また戦いが起こってしまうかもしれません。逃げるなら、先に逃げててください。私はこの人達と話を済ませてから行きます」
紅魔「止めない方がいいよ。こいつ、一度決めたら頑固として揺るがないからさ」
・・・・・・・・・はぁ。分かりました。なら、私も行きますわ。by黒羽
ーその頃ー
太宰治と中島敦と会った!?!?!?by舞奈香
ちょ、ちょっと、舞奈香ちゃん・・・by文芽
・・・・・なんということだ。あの太宰治と中島敦がいる世界線なんて・・・・なんて素晴らしいんだ・・!by舞奈香
ヴェノム「あ゙ーーっ……分かった分かった……!俺も残る、残りますよ」
ライター「……」
ギメル「この流れは断れない流れだね」
ロベリア「中島敦と太宰治かぁ……(ミルク飴舐めてる)中島敦って言ったら有名所は山月記とかだな。太宰治だと人間失格に富嶽百景に…………うん、とにかくこの世界すごいな」
アスター『此奴め……乳飴を舐め始めた途端に落ち着きよってからに……(阿伏兎の首元に相変わらず居る。そして呆れてる)』
ロベリア「これ舐めてる間は心が『まっちろ』になるんだうよね」
柊夜「語感が溶けてる……」
ロベリア「『おちゃなご』見る目で見るなよ、気持ち悪いぞ『しゅーや』」
柊夜「食べ終わってから話しな?」
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