梨花 2020-12-03 17:28:10 |
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凛「(その場に崩れ落ちる)…魔力を…感じない…私の固有魔法が、奪われた…?」
国木田「(こいつ、まさか…)…すまないが、お前には話を聞く必要があるようだ。武装探偵社に一緒に来てもらうぞ」
【拠点】
剱「…………(ベースを引いている)」
光希「剱、Silver Forestの八嶋さんが脱退して行方不明になってからずっとあんなだけど……大丈夫かな」
優希「さぁ……」
ディア「あれは彼らの問題だ。我々が神谷の問題に干渉してはならない」
ドラーク「でもあれじゃあ仕事もままならないよー、ディア様」
剱「…………はぁ……(手を止める)」
樋口「(扉を開ける)ボス、失礼し、ま…!?」
中也「おー、やっと来たか。おせぇぞ」
樋口「こ、これは一体…」
森「さて…幹部が全員揃った事だ。話を聞かせてもらってもいいかな?お嬢さん」
エリス「リンタロウ、早く終わらせてね。この時間退屈なんだもん!」
森「もちろんだよエリスちゃーん、終わったらいっぱい遊んであげるね!」
紅魔「な、なんなのこいつ…こいつがここのボスなの?」
奈緒「なんだか、風格があまりないっていうか…」
御機嫌よう。
十三階段が第四段階位【闇城】が当主して、我が異世界の裏社会を治め女王ークイーンー。
闇城黒羽ですわ。
(社交界じみた挨拶をする)by黒羽
沙月「え、あ、えーっと…ご、御機嫌よう、ま、間宮沙月でございますですわ!(森の向かい側の席に座っている)」
森「自己紹介をご丁寧にどうも、緊張せずどうか肩の力を抜いてくれ。それで…話というのは?」
沙月「え、えーっとですね…その…なんというか…これ以上、物騒な事をするのをやめてもらいたいなーって思いまして…」
森「ほう、物騒な事とはもしや君達を閉じ込めてそこの女の子を拷問した事かい?それはすまなかったね、侵入者なんて滅多に現れないものだから。部下が失礼を───」
沙月「あ、そうじゃなくてですね。貴方達、何人もの人達を殺してきてますよね。あの牢屋から、血の匂いがたくさんしました」
森「…ふむ」
・・・・・(沙月に視線を向ける)・・・・
・・・・・私達がこの世界に来た目的を伝えますわ。
今私達がいる世界ではふたつの問題を抱えています。
一つは新興宗教団体【二十二の暁光】が創る理想の世界────即ち私達が居る世界と私達が居る世界の並行世界・・・通称【エンドワールド】との融合です。
これにより発生する空間震は私達の世界に多大なる被害が出ます。それだけならよろしいですけど・・・あろう事か、己の私利私欲のために幾つもの世界に侵攻し、破壊工作をしています。そのため生まれた特異点の駆除の為。by黒羽
二つ目は【エンドワールド】についてです。
単刀直入に言いますと【エンドワールド】は────起こりうるべき世界の終焉なのです。
この世界は幾つもの選択によってできています。私達が一つ選択をすれば、その別の選択は並行世界となる。
それは、間違った選択も含まれています。
しかし、その選択を促す連中が居ますのよ・・・・【ジゼル】の名乗る輩が、私達の世界を終焉に導こうとしているのです。
【ジゼル】は一人ではない、所謂・・・一群ークラスターなのです。しかも。その一群ークラスターは狡猾な知能を使い、私達を翻弄する・・・・それらの討伐の目的。
以上の目的で、私達はこの世界に来たのです・・・
では、本題に入りましょう。
今後、特異点の駆除及び【ジゼル】と名乗る一群ークラスターの討伐には、貴方達の管轄に足を踏み入る事も有りうると予想します。また、私達の調査員が拘束された事態が起こっては私達の役目にも支障がきたします。
その事で、お願いがありますわ。
“私達の調査員に、暫くの間、手を出さないで頂けますか?”
(至って真剣な眼差しで、森を見据える)by黒羽
樋口「え、エンドワールド?何言ってるんですかあの人…」
中也「いいから黙って聞いてろって」
森「なるほど…それで、もう一つの問題とは?」
勿論、内政不干渉の盟約の元、貴方達の事象には関わらないと約束しましょう。
ただし、私達の世界の事が関わって入れば、話は別ですわ。by黒羽
森「ふむ…なるほどな…信憑性にはまだ欠けるが、一先ずは君達のその話を信じてあげよう。手荒な真似をしてすまなかった、もう襲わないように部下達にも言っておくから安心して───」
沙月「まだ、人を殺したことについての話が終わってません」
森「…悪いが、その事なんだが…君達はまだ子供だからわからないんだろうが、裏社会と言うものは血が流れ続ける弱肉強食の世界なんだ。誰が死のうと誰が殺そうとそれは全て自己責任。邪魔になったら切り捨てる、それは敵も味方も同じだ。裏の世界はね、君の正義感一つで変えられる程甘い世界では無いんだよ。わかったかい?お嬢さん(真剣な眼差しで沙月を見つめる)」
紅魔「っ…沙月…」
沙月「…わかりました。なら、私達と手を組みましょう」
朱莉「!沙月ちゃん!?」
鈴華「馬鹿、あんた何言って…!」
森「協定を結ぶ…と言うことか」
沙月「そう言う事です」
・・・・・・・・(沙月の方を見る)by黒羽
ーその頃ー
(武装探偵社)
えっと・・・・・一先ず、静葉さん達を、回収しに来たのですが─────何が起こりました?そんな、鳩に豆鉄砲を食らったような表情をしてby舞奈香
・・・・・・当分ホラー映画は見ないっスby慧悟
当分サイコブレイクはやらないでおくわ・・・・by静葉
・・・・・・・何があったんです?by舞奈香
森「私達としても、この状況下で君達異世界人の協力があるのはとても助かるが…君は、血生臭い世界は嫌いなのだろう?犯罪組織が跋扈する横浜の中で、私達ポートマフィアはどの組織よりも闇が深く、血を流す事に躊躇が無い。警察だろうと何だろうと、邪魔な者は全て排除する。そう言う力を持った組織だ。君は…そんな危険な存在と、手を組むと言っているのだよ?中途半端な覚悟で言ってるのなら…そのうち君は、痛い目に遭う事になるよ」
沙月「覚悟は決まってます、覚悟の上で私は話してるんです。私達は貴方達に協力します、ですが、協力する条件として、殺したり、拷問したりするのはやめてください。私達が絶対に、誰の犠牲も出さずに解決してみせます」
樋口「何と甘いことを…そんなこと出来たら、今頃横浜は…」
森「…なら、こちらも条件を出そう。条件を認めさせたければ、君自身のそれ相応の力を見せてもらおうか。そうだな…(芥川を指す)そこの子と一戦、戦ってみてはくれないか?」
沙月「(芥川の方を見る)戦う…っ…(ギュッと拳を握りしめる)」
与謝野「あれぐらいでトラウマになるもんかねぇ。異世界人ってのは、相当メンタルが脆いもんなのかい」
谷崎「いや…あれ受けたら誰だってトラウマになりますよ…実際俺もそうでしたし」
・・・・・私達がやりますわ。
(沙月の前に立つ)
祈織、行けますか?by黒羽
は、はい!私で良ければ・・・・!by祈織
・・・・・・どんな荒治療をby舞奈香
荒治療どころじゃない、サイレントヒルに出てきそうなナースのような・・・・by静葉
静葉さんがそもそもサイレントヒルが好きだとは・・・by舞奈香
芥川「…………(沙月の前に出る)手加減をするつもりはない、覚悟してかかってこい」
ギメル「いや、流石にまずいでしょ」
ヴェノム「停めるんじゃねぇ黒狐。これはあの嬢ちゃんの問題だ、あいつが片付けるべきものだろう」
刹「…………(明後日の方向を見てる)」
紫炎「久しく精神的疲労を受けましたよ」
サイファー「お気を確かに紫炎殿」
ロベリア「お疲れじゃん」
・・・・・・大丈夫ですの?by黒羽
な、なら、私は後方支援は・・・・あ、でも沙月ちゃん治癒系とか持ってるわよね。
あぁ、どうしよう・・・by祈織
でも、何か嫌な予感がします。とても・・・・嫌な予感が。(刹の隣にいる)by藤堂
・・・・・・・奇遇ですね。僕も────by舞奈香
(すると、扉が開く)まっ、舞奈香ちゃん!り、りんりん居る!?by優里菜
優里菜ちゃん。凛さんなら丁度お取り込み中で・・by舞奈香
あぁぁぁぁ・・・・!大変大変だよー・・・!!!!by優里菜
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