梨花 2020-12-03 17:28:10 |
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朝日「グァァァァァァァッ!!!!!!(背中の刃が襲いかかってくる)」
朝日?「竜魔の咆牙ードライクストライクーっ!!!!!(刃に向かって竜を放ち、攻撃を弾く)」
朝日「クロが居ないなら…もうっ…!私に、生きる理由なんてないっ!!!!(背中の刃に瘴気が纏うと、そこから刃を無差別にはなっていく)」
朝日?「(刃を避けていくが、一つだけ右腕をかする)っ…!(右腕を抑えるが、傷口から瘴気が出てる事に気づく)!これはまさか…!その刃の瘴気に気をつけろっ!!!少しでも触れたら、瘴気が中に入っていくぞ!!!」
紅魔「はぁっ!!!!(朝日に大太刀を振り下ろす)」
朝日「ウァァァァァァァァァァッ!!!!!!(背中から歪な刃が無数に現れると、黒煙の鎖を壊し紅魔を薙ぎ払う)」
紅魔「くっ…!(すぐさま受身をとって体制を治す)」
剱「っ……!!!(刃を刀で弾いて)…………そうだよな、クロはお前の大事な相棒だったもんな……だが、何の為にアイツがお前の傍にいたと思う?普通のネコの姿になってまで、ずっとお前の傍にいた理由は…………お前に生きて欲しいからじゃないのか。お前が死ぬ事はクロも望んでねぇだろ(刃を弾きながら歩み寄っていく)お前が高校時代、苦しんでたことを見抜けなかった俺が何言ってんだって感じだが、俺は一度たりともお前だけに全てを背負って欲しいだなんて思ったことはねぇ、お前だけに苦しんで貰いたくねぇ……!」
紫炎「『黒蛇神(クロカガチ)』(無数の悪性の黒い蛇を朝日に向けて放つ)」
朝日「…クロが…?本当に、そう思ってくれてるの…?」
朝日?「お前…」
朝日「ガァァァァァァァァッ!!!!!!(無数の刃で蛇を切り裂き、紫炎に向かって殴り掛かる)」
紅魔「させるか!!!(朝日に後ろから切りかかる)鬼神…紅蓮大門───(すると、反応できない速度で背中の刃が腹部を貫き、追い討ちをかけるように体を斬り刻まれる)っ…!大門…焔流火っ!!!!(炎刃の大太刀で大文字に斬り、背中から現れた刃を切り裂く)っ…ぐぁぁっ…!(腹部に刺さった刃を力づくで抜き、大太刀の炎で腹の傷を焼いて防ぐ)はぁっ…はぁっ…」
ミュレス『紅魔!!!』
紅魔「(傷口から瘴気が溢れ出る)こんなの…私が今まで苦戦してきた呪いに比べたら…屁でもないっ…!」
・・・・・・・・・・・・
「生まれて堕ちた 最初からそうみんなと違う
出来損ない そんな言葉 着飾って
人生 ほら 頑張っても 届きはしない
それでもね 願ってしまうんだ もう
生きる気力もなくて 誰か 誰か 僕をほら 欲しがって 手をかけて
カレンデュラの その言葉 首に巻きついて
この左胸の痛み 消してよ
僕を救うよって 息を止めるんだって
一生で一回 いつか 生まれ変わるの?
みんなどうして 楽勝にさ 生きてるんだろう
出来損ない そんな言葉 聞き飽きたよ
おんなじ世界 生きれるとか もう思わない
それでもね 願って 馬鹿以下だもう
そうだ 息を止めたら 誰か 誰か 僕の中 想像して くれるかな
カレンデュラ 君のその手 首に巻きついて
この左胸の痛み 消してよ
君と同じだって 苦しんでいたんだって
一生で一回 いつか 理解されるの?」
(掠れた声だが、しっかりとした声で、歌を歌う)by希美
剱「…………嘘だと思うんなら、俺が嘘をついていると思うのなら(手に持っている刀を捨てる)
俺をいくら攻撃したって構わねぇ、殺したって構わねぇ…………だがこれは信じてくれ。俺は、本心しか言わねぇ…………俺はもうお前に苦しんで欲しくない、だが生きていて欲しい。お前がもしも生きると言うなら、俺はお前の苦しみを一緒に背負ってやる。高校でお前を助けてやれなかった分、お前を助けたい、お前に幸せでいて欲しい
だから、八嶋…………(歩み寄って手を差し出す)帰ろう、お前の大切な奴らの元に」
紫炎「なんてデタラメな……!!!…………っ、仕方ない…………『来い、バジリスク』!!!」
蛇王『最初からそうすれば良いのだがな!!!(紫炎の姿が蛇王の姿に変わる)…………さて、キャスパリーグよ?貴様の暴虐は俺が直々に裁定する!!!この俺の首を取りに来るが良い!!!』
朝日「剱…(剱の手を掴もうとする)」
朝日?「…くそ、僕の負けか…けど、これで───(すると、何かに気づいたのか突然走り出し、朝日の前に立つと、無数の黒い羽が身体中に突き刺さる)」
朝日「…え?」
朝日?「うっ…!(その場に崩れ落ちる)高杉晋也…お前ぇ…!」
晋也「つまんねぇことしてんじゃねぇよ…そいつには、もっと暴れてもらわなきゃ困るんだよ」
朝日「お前…」
晋也「てめぇがそんなだから、キャスパリーグも死んじまったんじゃねぇのか?てめぇがあいつを殺したんだよ、八嶋朝日。けどまぁ…あいつが死んでくれたお陰で、面倒なのが1つ減った、万々歳だな」
朝日「…クロを…クロを馬鹿にすんなぁぁぁぁぁぁ!!!!!(高く飛び上がり晋也に殴り掛かる)」
剱「巫山戯るのも、大概にしろよ高杉テメェ…………!!!!(刀を拾って晋也との距離を詰めて斬り掛かる)ロノウェイ!!!」
ロノウェイ「Grrrrrrrr!!!!!!(晋也に斬り掛かる)」
剱「高杉晋也、てめぇみたいな外道が八嶋のこともキャスパリーグのことも語るな……!!!てめぇに他者を見下す権利も権限もねぇんだよ!!!!!!」
晋也「動くなよお前ら、こいつをここで殺すぞ?」
朝日?「この…野郎っ…」
朝日「っ…」
晋也「こいつを解放してほしいよな?だったら…(剱の方に刀を向ける)そいつと殺し合え、八嶋朝日。勝ったらお前のもう1つの人格と希美を助けてやるよ。お前らに拒否する権限はない、ここの主導権は俺が握ってること忘れんなよ?」
朝日「…本当に、助けてくれるんだよね」
晋也「あぁ、もちろんだ」
朝日「…わかった(剱の方に体を向ける)」
朝日?「やめろ…僕は、いいから…!」
朝日「…行くよ。ウォォォォォォォォッ!!!!!!(瞳が赤く光ると、剱に向かって走り出し背後の刃が剱に襲いかかる)」
剱「っ!!!(刃を弾いて防ぐが頬や腕などを掠っていく)っ……『魔神憑依(イリュージョン)』……!(ロノウェイを身体に戻すと瞳の色が黄色に変わる)……『狂気なる咆哮(バークアウト)』(爆音と同時に発生した衝撃波が刃を弾く)」
剱「…………!(掴もうとしてきた腕をロノウェイと同じ龍の腕で掴みそのまま背負投で地に朝日を叩きつける)…………『擬似狂化:魔神の使徒ロノウェイ』…………狂化にして狂化に在らず……それがこれだ(魔力で編まれた黒のローブを身に纏い棘が無数に生えた龍の尾が生えると腕の爪が刃のように鋭くなる)」
朝日「(直ぐに体制を建て直し、掌に黒い光球を作り出すとそれを剱の右肩に叩きつけ、右肩を抉りとる)こっちだって、負けられないんだよ…!」
晋也「ざまぁねぇな…なぁ希美、この光景見覚えがあんだろ?まるで、あの事件の時のようだな。なぁ、どうだ?この光景は。あの正義感の塊が、ついに手を血で染めようとしている。滑稽だと思わないか?」
朝日?「お前、それが狙いで…!ふざけんな、あれはお前の欲求不満を発散する為に蒸し返していいもんじゃないんだよ!!!」
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