梨花 2020-12-03 17:28:10 |
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ロベリア「んー、まぁ、聞きたいこと聴き終わったしなー、アスター消していいぞ」
アスター『……うむ(ノルンを消す)』
ジゼル「………………………………もうそれ二度と出さないでくれ」
ロベリア「お前がまた本音も言わずに溜め込んでたら使うよ」
ジゼル「ん"ん"ん"ん"ん"ん"ん"!!!!!!」
奈緒「…後は、希美さんが朝日さんを止めてくれるといいけど」
沙月「っ…希美さん…」
朝日「(瘴気を纏った拳で希美に何度も殴りかかる)ほらほら、攻撃してきなよ!!!こんなんじゃ倒せないよ!!!」
響『っ…結構不味い状況っぽいな…希美っち、俺に案がある。中に居るキャスパリーグにどうにかして協力を煽いじゃくれないか』
あ・・・?キャスパリーグをだと・・・・?
しかし、キャスパリーグは朝日に乗っ取られてるんじゃ・・・(何とか防ぎながら立っている)by希美
(そろそろ寝ます!)
響『違う、その逆だ。キャスパリーグは神格の朝日に強制的にねじ伏せられてるんだよ。朝日に刻まれた呪いを利用して。考えてもみてくれ、いつもクロとして朝日の側に居てくれたあのキャスパリーグがこんな風に朝日を苦しめるようなこと、すると思うか?』
響『朝日がキャスパリーグの力を使えてるってことは、まだキャスパリーグが生きてるってことの証明にもなる。だが…早くしないとキャスパリーグの命も危ない。最後に聞いた時のキャスパリーグの生命の音は消えかけていた。自分の生命を維持するために朝日の元に戻ったが、呪いと神格の朝日に強制的に利用された事によって、魔力が全て朝日に送られてるんだ。このままだと、キャスパリーグが死んで完全に朝日と同化するのも時間の問題だ』
紫炎「あぁそれと、一つ確認ですが二十二の暁光、貴方この組織と何かしら関わってた、なんてことはないですよね?有り得ないとは思いますが、一応」
ジゼル「あるわけないだろ?俺っつーか、クソジジイがこの世界を焼却しようとしてるのに対して、暁光の連中の狙いはこの世界と並行世界の融合をすることで並行世界を元に戻すのが狙いだってんだろ?狙いが微塵も一致してない上に、むしろ俺らの存在は連中の邪魔になりかねないんだ。暁光が俺らと関わるどころか殺しに来ることすらありえた……『関わってた』なんて事は命かけて『有り得ない』って言えるぜ?」
紫炎「ですよね、その答えを聞けて安心しました……と、なると…………」
ロベリア「この件が済んでも、めっっっきり動きの見られねぇ暁光の動きが不安になるな…………」
紫炎「お前まだ居たんですか?お前が残した謎の書き置きのせいで柊夜とスネークが主に慌ててましたよ」
ロベリア「あの暗号結局解けなかったんだなー……もっと遅くなったらドヤされそうだし、朝日のネーサンの件で私に出来そうなことはなさげだし、私はこの辺で、じゃあなー(立ち去っていく)」
紫炎「あのバカ弟子、いつにも増してなんと言いますか……もういいや」
紅魔「…二十二の…暁光…」
沙月「紅魔?どうかしたの?」
紅魔「え?あ、あぁ、別に何でもない」
沙月「ほんと?最近紅魔おかしいよ。何処かうえの空って感じするもん…」
紅魔「それを言うならうわの空ね。あんたの馬鹿さ加減に呆れてんのよこっちは。幾ら平和バカだからといって、最近の沙月は無鉄砲にも程があるし」
沙月「うぅ…もうちょっとオブラートに包んでよぉ…」
ジゼル「……ン゙っ(うえの空にじわってる)……ご生憎サマ、俺は暁光に関する情報はもちあわせてねーもんで、お役には立てませんぜ」
バハル「何地味に一人でジワってんだお前」
ジゼル「ジワってねーーーしーーー?…………んま、『今のところは』折角首の皮一枚のところで生きさせてもらってんだ、戦闘だったらお役にゃ立たせてもらいますよ……………………まぁ勿論あれだ、俺の手助けなんていらねーよっつれなら話は別だが」
紅魔「まぁ、戦力は多い方が良いしね。手伝ってもらった方がこっちも何かと助かる」
沙月「あっ、でも、無茶はいけませんからね!傷なら私が治せばますけど、死んじゃったら元も子もないんですから!」
ジゼル「おーおー!!!任せろ!!!(ニカッと笑って)心配するな英王サマ、俺は自分で言うのもあれだが、俺はどういう訳だか生命力はあるからな」
紫炎「まぁ神格と竜種の子ですからね」
ジゼル「だからそれに関しちゃ知らねっつの!俺の知らねぇ俺に関する話されても微妙な心境なんだよ!おk?!つーか、何と何の子っつーのも俺にゃ関係ねーのよもはや!親だとかなんだとか関係ねーのよ!もはや!はいこの話終わり!」
バハル「お前もう元気じゃん」
火澄「うるさいなぁ…………(小狐姿でバハルの肩に乗ってる)」
沙月「えへへ、元気になったみたいで良かったです!どっか暗い感じがあったので、少し心配だったんですよ」
鈴華「(建物の壁によりかかっており、膝を抱え込んで座っている)………」
朱莉「(鈴華の隣に居る)鈴華ちゃん、大丈夫?」
鈴華「…ほっといて」
朱莉「何かあったなら、私に話してみてよ。みんなの中では1番私がお姉ちゃんだからさ」
鈴華「…もう、誰も信用出来ないよ。あんたも、他のみんなも…あの時みたいに、全部が全部敵に見えるんだよ…(フードをぎゅっと握り、深く被る)」
朱莉「鈴華ちゃん…」
ジゼル「そ、そうかねぇ……」
紫炎「色々暴露されて吹っ切れたのでは?」
ジゼル「お陰様で赤っ恥です~???、あること全部言われて吹っ切れましたぁぁぁぁ!」
ロベリア「……んぁ?(たまたま通りかかる)八嶋嬢ちゃんに星山ねーさんじゃん」
アスター『魔人王、貴様直帰能力が皆無か、ないのか』
ロベリア「ふーん……ま、そういう時期もあるよな。目に写ってるもの聞くものが全部嘘に思えたり、目の前にいる奴らは全員自分を殺そうとしてくる奴に見えたり、誰も信用出来なくなったりして…………それでもって塞ぎ込む時期も、生きてりゃあるよなー……私もあったし(同じように響を一度見て)」
ロベリア「誰とも関わらなきゃ傷つかない、一人でいれば傷つかない、信じなければ裏切られない……そう思うこともあったけどさ、前に一歩だけでも踏み出せて初めて分かったんだよ。世界が広い分だけ人間も沢山いる、外道もいれば手を差し伸べてくれる奴もいる。幸福を壊そうとする奴もいれば幸福を願ってくれる奴もいる……今まで見てきたことが全てだって、既存の見方に縋りついてたら結局のところ何も見えないのと同じなんだって、気づいたんだ……まっ、お前がどう考えてるかは知らないけどさ……私がお前に言っておきたいのは一つだ
『顔を上げてみろ、世界は思ってるよりも広いぞ』」
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