梨花 2020-12-03 17:28:10 |
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沙月「!(青い魔術障壁が現れ攻撃を掻き消し、ジゼルから距離をとる)はぁ…はぁ…(事件の時を思い出し、だんだんヒュー…ヒュー…と息が上がっていくが、自分の唇を思いっきり噛みちぎり、口から血が出る)私は…もう、逃げない…!」
アルマロス「(彼奴…唇を噛みちぎり、痛みで恐怖を消し去ったか。だが…戦い慣れてない分、太刀筋がまだ甘い)」
沙月「はぁっ!!!(ジゼルに向かって斬り掛かるが、いとも簡単にかわされる)っ…!」
ジゼル「どうしたどうした!!!こんなもんかぁ!?!?っ……!!!(連続でランスを振るって攻撃を繰り出すが腕に亀裂が走っていく)」
沙月「(攻撃を防ぎ続けるが、ランスが頬をすり、血が流れる)っ…!うぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!(ジゼルを力づくで薙ぎ払い、ノアーズグレイスに神性が纏い、ジゼルに神性の刃を放つ)」
ジゼル「っ……!!!!!!(ランスで防ぐがランスがひび割れ壊れ直撃し身体を袈裟斬りに斬られたような傷ができる)…………っは、やれば、できるじゃねぇか…………それで、いい」
沙月「はぁ…はぁ…っ(ジゼルに歩み寄り、ノアーズグレイスを振り上げる)…ノア」
ノア『えぇ、わかっておりますよ。沙月様』
紅魔「やだ…やめて…やめて、沙月…!お願いだから…!」
ジゼル「…………最後に言いたいことがある(沙月を見据えながら)…………いや、極悪人には、辞世の句を言う権利もないか…………」
沙月「…今、楽にしてあげます(ノアーズグレイスに神性が纏う)」
紅魔「やだ…やめて…やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
沙月「(ノアーズグレイスを振り下ろし、ジゼルを斬るが、斬ったはずのジゼルに傷は付いておらず、ジゼルの中にあった呪いが斬られ消滅する)」
沙月「楽にしてあげるって言ったじゃないですか。戦うことは出来ても、人を殺す事だけはどうしても出来ませんから」
奈緒「…これでわかりましたよね、お姉ちゃんはもう私達が守らなくても大丈夫なんですよ。まだ戦闘経験が足りないかもしれないけど、これでお姉ちゃんは、あの過去から抜け出すことが出来たんです」
紅魔「…そっか、沙月は…私が思っている以上に…(握り締めた拳が震えている)」
アルマロス「………(此奴…)」
ジゼル「(俯く)…………は、はははっ…………甘…………胸焼けするくらい、甘いなァ…………でも、悪くねぇ…………甘いのも、悪くねぇ……」
ジゼル「(一瞬強ばるもゆるゆると力を抜く)………………あったかい…………あったかいな…………これが温もりってやつか…………なーんで、もっと早く知れなかったんだろな…………自業自得か」
アルマロス「…まさか、そんな手で救ってしまうとは…今世の英王は、つくづく読めん奴だな。後は…あの轟雷の小娘が何とかすると良いが」
鈴華「(廊下を走っている)段々ノイズが酷くなってきてる…やっぱり、お姉ちゃんはこの先に」
ジゼル「…………この惨劇は、八嶋朝日を止めるだけじゃ終わらねぇ…………俺の主…………『ロンゴミニアド』を止めないことには、終わらねぇ…………(俯きながら)アイツの弱点は俺が1番よく知ってる…………だが、あと決定的な打撃を与えるには人が足りねぇ…………」
(刹那、光の槍が複数、鈴華の前から飛んでくる)
ロンゴミニアド『小娘が一人…………キャスパリーグの妹か…………それよりジゼルめ、裏切ったか…………やはり兵器に自我など持たせるべきではなかったな』
響「だったら、ここは俺っちが行くべきじゃねーの?(沙月達の後ろから歩いてくる)やっほー沙月っち、妹が世話になってんね」
沙月「えっ…うぇぇぇぇぇ!!!?ひ、ひひひ響さん!?が、外国に居たんじゃ…!てか、えっ、本物!?世界全国ツアーは!?」
響「あーそっか、こうやって会うのは初めてか。朝日や鈴華から話は聞いてるぜ?面白いガール達が居るってな。DJ活動は暫く休止してる、マイエンジェルがピンチだって時に呑気にやってられねぇじゃん?」
鈴華「!(光の槍をかわしていく)はぁ…そこ、邪魔なんだけど。私はお姉ちゃんに用があって、あんたと戯れてる時間はないの。そこ、退いて(周りに稲妻が迸ると、髪が白くなり瞳は赤くなり、稲妻の翼が背中から生える)」
司「いよっ!シスコン響っち!!!さっすがだねェ~~?!!!☆★☆(白い手品師の服を着た桃色の髪の青年が藍色の髪に日に焼けた青年と現れる)」
満「馬鹿、騒ぐな…………!」
ジゼル「おー、迷える狂犬(クレイジーストレイドッグス)か…………相手は神格……いや神霊だ……やれんのか?」
ロンゴミニアド『付け上がるなよ雑種、我が名はロンゴミニアド…………秩序を正すため、人類を焼却する者だ(実体化し、淡く白い光を纏って右手にランスを携える)……邪魔者は排除するまでのこと…………
【終に輝ける王の神槍(ロンゴミニアド・アポカリプス)】』
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