梨花 2020-12-01 23:16:02 |
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ーその頃ー
(裏世界:闇城邸)
・・・・・・・まさか、貴方直々に来るとは思いもしませんでしたわ。この私にいかなる要件でして─────リディア嬢by黒羽
天万音「みんなげんきがいーの!」
リディア「御機嫌よう黒羽嬢…………此度の要件はそれほど難しいことでも物騒なことでもありませんわ(微笑んで)新星・六大狂王の件については貴方もご存知ですよね?」
剱「……ありえない話ではないとは思う…………現に、日本政府は変な法律を施行して完全剣刃転生計画なんて鬼畜の所業をしている…………政府が実験的に事件を起こしたと言われても何も疑問ではない」
んで、土方君も呼んでさぁ、何のつもりなの?by茉莉花
・・・・・マリ。土方さん。フレンちゃん。単刀直入に言うね。・・・・・・・ゲシュペンスト家が私達の管轄に介入してした。byこころ
んな・・・・・!!ちょ、それまじ!?!?by茉莉花
今、動きがない鬼兵隊がいるでしょ?どうやら、鬼兵隊とゲシュペンスト家、手を組んだみたいよ。
それに──────“鬼兵隊がイートハートに成り代わるって言ってたわ”byこころ
─────────嘘でしょby茉莉花
リディア「あら、勘違いなさらないでください?十三階段の一角たる貴方を部下にするほど私、落ちぶれていませんわ……私が言いたいことは二つだけ。一つは、六大狂王の邪魔となる存在の神造兵器……元私の部下である『ジゼル』の排除の依頼…………もう一つは、我々六大狂王に東凶の支配権を譲渡することです(笑顔のまま)」
天万音「えへへー」
黎明「……お兄さんと天万音ちゃん、なんか親子に見えるなぁ(笑ってる)」
・・・・・・・支配権を、かしら。
・・・・・確かに、貴方達狂王に譲れるものなら譲りたいですわ。私はこの世界に縛られている事はご存知でしょう?勿論承りますわよ・・・貴方じゃあなければの、話ですけどね。
私、貴方の事が、どうやら気に入らないみたいですわ。
仮面を着けたような笑顔を浮かべて───いったい貴方の本心は如何なものでしょうかしら。by黒羽
リディア「_____生意気ね、噂通り(笑顔が消える)その知的ぶった感じがムカつくの。正しく賢者の皮を被った愚者ってやつね……本心?そんなもの決まってるじゃないの………裏社会は真なる王が治めるべきよ。そして私が、前任の異端王様のご慈愛を受けて王になる…………その為なら京蘭高校事件や東京騒乱の模倣も辞さない考えよ」
・・・・・知ってるかしら?私達十三階段は繋がりを大切にする。隣人愛って事かしら?だから、例え私が落ちぶれていようとも────あの悲劇を止めるby黒羽
リディア「あらそう…………興味無いし、出来もしないことを口にするのは良くないわよ(嘲笑うような表情を浮かべ)まぁ、よく考えなさい。何が最良か……ね」
リディア「あら、役に立ちそうな助言をどうもありがとうございます(背を向けて立ち去っていく)」
柊夜「(本に囲まれて突っ伏している)阿伏兎さーーん………効率的に記憶するにはどーーしたらいいと思いますー?」
アスター『……貴様、座学嫌いだな?さては』
・・・・・生憎、おじさんも学はない方ですからねぇ。なんとも言えねぇぞ?by阿伏兎
そんなの決まってるじゃないですか。その中にある法則性を見つけ出すことです・・・・はい、じゃあルネサンスの思想をおさらいしますよ。by舞奈香
ロベリア「……何してんだ?(ココア飲んでる)」
アスター『勉強だとさ』
柊夜「うぅぅぅ……頭の中でナポレオンとベートーヴェンがクリミア戦争してるよ…………ルネサンスの、思想……(撃沈)」
ロベリア「…………キュッ(下唇噛んで笑いこらえてる)なんだよ、ナポレオンとベートーヴェンがクリミア戦争って………」
まぁ、ここから難しいですからね。中世にから近世にかけて思想が難しくなっているんだよね・・・その転換期になるのがルネサンス。またの名を文芸復興って事ですね。
有名どころと言えば・・・
レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』
ボッティチェリの『ヴィーナスの誕生』
ダンテの『神曲』
ボッカチオの『デカメロン』
ペトラルカの『カンツォニエーレ』
他にもいろいろあるけど、有名どころで言えばこんなに感じです。
しかし、レオナルド・ダ・ヴィンチは芸術だけではなく科学や数学、建築等にも精通していて。彼の様なオールラウンダーの事を『万能人』と呼んでー・・・・あれ、柊夜さん?by舞奈香
ロベリア「撃沈したぞ……」
柊夜「ルネサンス……ルネサンス……ヴッ」
ロベリア「……どんだけ勉強嫌いだよ」
ジャック『ふむ、どの時代にも勉学の得意不得意は分かれるのだな(ロベリアの影から出てくる)』
ロベリア「ジャック……お前なんで出て……」
ジャック『……ルネサンス……再生……ふむ(参考書見てる)』
ロベリア「人の話を聞け切り裂き魔(顔引き攣ってる)」
柊夜「………切り裂き魔____ジャック・ザ・リッパー!?!?何で!?」
ロベリア「何でお前もそこに反応する!?」
柊夜「何でロベリアの影から!?!?」
ロベリア「落ち着けアホ……正確に言ったら、ジャック・ザ・リッパーという存在の概念から生まれた怪異的なアレだ……そして私の下僕でもある」
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