着ぐるみパンダさん 2020-11-30 01:54:50 |
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>6 ちわわ
うん? だって、しんまの匂いしたから。
──え? なになに、もっと食いたいって? しょーがねぇなぁ、俺の分も しんまに分けたるな!
( すんすん、とわざとらしい仕草で鼻を鳴らしてみせると、クックッと悪戯っぽい笑い声を立てながら軽い冗談を。明確な断り文句を聞いてもどこ吹く風。すっとぼけた面でそう宣うと、にっこり、と清々しいほどの笑顔でガサゴソと袋を漁り、合わせて六つのバーガーを相手の手に持たせ。そして、期待の眼差しを一途に向けながら「な、一緒に食おうや」と )
>7 くず
えぇ、ほんまかぁ、それ? いまいち信用ならんなぁ。
( やんわりとした断り文句と共に頭を撫でられてしまえば、そう歳の変わらぬ筈の相手に子供扱いされているような気分になり。それに何処か複雑な感情が頭を擡げ、途端に何とも言えぬ表情を。しかし先程の発言、相手の十八番の舌先三寸なのでは、と若干の懐疑心が胸中に生じると、自然と疑わし気な眼差しになり。ふと何を思い立ったか、バーガーの包み紙をがさがさと開け始め、ひょいと相手の口元まで運ぶと「はい、あーん」と口を開くように促し )
>9 めんつゆ
お、気ぃ利くやん。ありがとうな、ちーの。
──ところでお前、何企んどるん?
( コップをにこやかに受け取り──ぐいっと肩を引き寄せると、逃げられないように確りと肩を組み。それは宛ら恐喝現場の様。唇に弧を描いたまま、声を低めて問いかけて )
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