時透 無一郎 × 創作 使用人
「時透様、ご飯はちゃんと食べましたか?」
「時透様、任務お疲れ様です。お風呂、沸いてますよ。」
「時、透様...疲れたから、と言って...ご飯を、食べないのは、ダメですよ....わ、私が居なくっ、なっても...ご自愛、くだ、さい.....」
霞柱邸に住み込みで働く使用人は、霞柱を心から敬愛していた。その為か、自分に冷たくあしらう霞柱を、決して見捨てなかった。自身が、不治の病にかかっていようとも、一日たりとも霞柱の世話を欠かしたことは無かった。弱る身体に鞭を打ち続けたのが障ったのか、それとも、寿命だったのか。無惨を倒した後、霞柱を想う言葉を残し、空へと旅立った。最期まで使用人の想いに気が付けなかった霞柱は、もう一度、彼女に会いたいと、彼女が大好きだった、彼女と同じ名の百合の花が咲く丘に、毎晩のように通った。そして、ある晩______
「こんなところで何をしているんですか?時透様。」
嗚呼、また。彼女に逢えるなんて。夜にしか現れない使用人と、彼女を想う彼の織り成す、切なく儚い恋の物語______
( 募集 ) 時透 無一郎
( 提供 ) 創作 使用人
【注意!】
ロルは豆から中推薦
相性重視
リアル優先(レス返率不安定なため)
お声がけの際にロルテをお願いします(再会シーンでお願いします。ロルテといっても形式を見るためですので内容に関してはあまり気にしません)
トピ名は、某小説からお借りしています。