とある悲恋好き 2020-11-26 23:20:11 |
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名前: 須夜崎 保 (すやざき たもつ)
性別: 男性 / 年齢: 17歳
容姿/
髪色は射干玉のような黒。張りのある癖っ毛だが、触るとしっとりとした感触。本来は普通の短髪ながら、手入れが行き届いていないために少々伸びて、ボサついている。瞳は大きめで黒目がち、目尻は少し吊って綺麗に切れている。やや生意気そうな印象を受ける目元。身長は168cmほど。体型は痩せ型だが病的なほどではない。服装は基本的に主人が何処からか持ってきた黒い学ランを来ており、寒い日はその上にコートを羽織る。逆に暑い日は、本音を言うならワイシャツ姿で過ごしたいのだが、光をよく反射する白色を主人が好まないため、どんなに暑くてもカーディガンを一枚は羽織っている。靴は薄汚れた学生靴で、穴が空いたり、底が抜けたりするとその度に新しいものを用意している。
性格/
皮肉家で厭世的なペシミスト。また一見、ひねくれていて無愛想であり、他人を突き放すような言動や、生意気で上下意識を欠いたような素振りが目立つが、それはあくまで表面的な態度であり、性根では他者に対する思いやりが深く、繊細で、純真と評せそうな面も持ち合わせている。過去の経験から、暖かい家族や他人との情緒的な交流に憧憬と執着を持つが、同時に自分には手の届かないものという諦観も抱いており、さらに、欲しいものに手を伸ばして得たところでそれは必ず奪われてしまうのではないか、といったトラウマ的な思い込みを捨てられずにいる。さらに吸血鬼になってからは、自身の持つ衝動への危機意識や、普通の人間でなくなったことへの劣等感により、本心に秘めた願望とは裏腹に一層他人を避けるようになってしまった。元々は勉強や運動が好きで、家族を愛する素直な少年だった。
経歴/
生家は田舎から出てきた地方公務員の父親と、母親、兄二人、妹一人の6人家族だったが、父親と長兄は戦中に徴兵され、そのまま戦死。さらに終戦後、母子家庭となったことによる経済難から妹は養子に出されてしまっている。夫、子どもとの離別により、不安定となった母親と歳の近い兄と平穏に生活しようと試みるもぎくしゃくしてしまい、やるせない日々を送っていたが、とある出来事によってその母親と兄も失い、自棄からまともな生活を送る気力をなくす。その後、夜の繁華街を放浪中に暴漢に絡まれ、重傷を負うも、助けを呼ぶ気力もなく、ぼんやりしていたところで主人となる吸血鬼と出会い、吸血を受けて身体を変異させられた。変異の効果で身体に負った傷は治ったものの、本人としては別に望んだことではないため、その点で主人に恩義らしいものは感じていない。しかし、以降、居場所のなかった自分を側に置いてくれていることについては情を持つようになり、現在は裏手に小さな山がある寂しげな通りのバラック小屋で主人と暮らしている。
【主人の吸血鬼について】
名前(仮称)/ ジル [Gilles]
外見と性格/
色白で彫りの深い顔立ちの欧米人の男性。しかし、それ以外の特徴は一定せず、髪色はブロンド、ブリュネット、レディッシュ、年齢は20~50代、服装も様々。身長も声音も顔の造型も変わるため、常人の目で見れば全くの別人だが、保にはどんな姿になっても主人のことはそうと分かるらしい。顔色は悪いことが多い。性格は傲慢で身勝手。自分以外の他者に情を持つことは有り得ない。人間らしい心は持ち合わせておらず、むしろ、人間が持つ心を弄ぶことで嗜虐趣味を満たす卑劣漢。
経緯と備考/
その昔に日本に移り住んだ欧州出身の吸血鬼。人目を避けて暮らしていたが、戦争で色々と迷惑を被る。名前は名乗る度に変わり、外見以上に一定しないため、ジルというのは保が使う仮称。丁度、新しい下僕が欲しいと思っていたところで保を見かけ「魂が死んでいる人間ほど扱いやすい」という理由から取り入り、自分の手下にし、時には情を持っている振りも装いつつ、徹底して都合のいい駒として扱う。気まぐれで殴ったり蹴ったり、後は「お前はもう人間じゃない」「誰もがお前を嫌うだろう」「ヴァンパイアは相手をヴァンパイアにしない限り、人間と折り合えることはない」等と自尊心を傷付けるような言葉を日常的に吐く。また、身嗜みや清潔に関しては疎く、明るくて綺麗な部屋より、暗くて散らかっている部屋を好み、その嗜好に合わせて居宅は常に薄暗く雑多。
(/お待たせいたしました。目茶苦茶に好き放題書いた挙げ句、おまけで主人の簡易プロフィールも作ってしまったので、引かれないかと割りと心配なのですが← ご査定をお願いします。不備の指摘や希望の追加、あるいは、あったら悲しいのですが……相性不一致の申告なども……あれば、宜しくお願いいたします)
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