名無しさん 2020-11-23 18:51:45 |
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真昼「そうだ……お礼にこれ」
(ポケットをがさがさ漁ると二枚の紙切れを取り出し、相手に手渡して)
真昼「この間商店街の福引で当たったんだ、水族館のチケット。今日はクリスマスだし、君にあげるよ」
御影「いいの…………!?ありがとう……!!」
(水族館には行ったことがない。なので、相手からチケットを受け取ると嬉しそうに顔を輝かせては、お礼を述べて)
真昼「うん。……あ、でも、これ二枚しかないから……、俺ら主人でも真祖でも下位吸血鬼でも、誰か一人誘ってみなよ」
(相手の反応につられて笑顔を浮かべると、そう提案し)
真昼「まあ、大抵の人なら此処にいるだろうし……この機会に誘っとくのが一番妥当なんじゃないかな」
(悩んでいるであろう彼女に、一言そうアドバイスを残すと「ほら、行くぞクロ」とクロを連れてその場から立ち去ろうとし)
御影「うん……!よし……!!!」
(とりあえずまた会場内を歩き回って一緒に行く人を探し始めるものの、やはりなかなか思いつかない。そして、最終的に思い浮かんだ人物が椿である為、椿を誘おうと相手を誘い始め)
椿「……ん、なに?どうしたの?」
(怠惰の真祖と主人が居なくなってしまい、暇そうにいなり寿司を頬張っていたところに彼女に話しかけられ、きょとんとした表情で返事をして)
御影「あのねあのね……城田真昼に、チケットもらったの、水族館行こ、一緒に」
(いざ誘おうとなるとちょっぴり恥ずかしいのか、貰ったチケット見せながらたどたどしく相手を誘ってみて)
椿「水族館か……いいよ、」
(ぺらりチケットを一枚受け取り、裏表を眺めた後彼女の誘いに賛成して。着物の懐にそれを仕舞い)
(/このまま水族館イベント入りますか?)
(/問題がなければそのまま入りたく思います……!)
御影「やったぁ……!楽しみー…………!」
(一緒に行けることを嬉しそうに喜びながら、ほわほわと顔を綻ばせており、今からウキウキとしている)
(/では次のレスで入りますね!)
椿「今週にでも行くことにしようか。」
(始めはそこまで乗り気ではなかったものの、嬉しそうな彼女につられて此方の気持ちも高まってきたのかそっと微笑んで)
(/了解です!)
御影「うんっ……!そうしよ……!」
(そっと微笑む相手に、にっこりと明るい笑顔を向けては「すっいぞくかん……!」とかるーく歌っていて)
*数日後
椿「御影、そろそろ行こうか」
(水族館に行く約束をしてから数日後。開館時間が近付くなか、そろそろ出掛けようと、準備万端いつもの着物姿で彼女に声を掛け)
御影「御影さん準備おっけ……!行こ行こ……!」
(パタパタと用意ができたらしく相手の元に駆け寄っては、楽しみな気持ちが抑えられないのかどこかふわふわと浮ついた様子でいて)
椿「そうだね、楽しそうで何よりだよ」
(テンションが高くなっているであろう相手にクスリと笑みを浮かべ。準備ができた彼女と外へ出て足を進め、数分後には水族館の目の前に到着しており)
御影「はわっ……!ここが、水族館……!」
(うきうきな足取りで相手と共に水族館前に到着すれば初めて見るからか、更に一層目を輝かせてはチケットを取り出し「参る……!」と意気込んでいる)
(チケットを受付の人に渡し、中へと入館し。入口で貰ったパンフレットを相手に差し出しながら)
椿「……さて、何処から回ろうか」
御影「んー…………海のお魚さんみたいです」
(海には行ったことがないので、海にはどんな魚がいるのか気になるらしくそう相手に提案して)
椿「海……じゃあ、ここの大水槽から見に行こうか」
(パンフレットを覗き込み、海の生物がいるであろう水槽の場所を探し。ここ、受付から一番近く、なおかつ海の生き物がいそうな水槽に目星をつけ、パンフレット上の場所を指差して提案し)
御影「わぁ……!ここだ……!!!すごいすごい、お魚いっぱい……!!!」
(大きな水槽につくなり表情を明るくし、相手の隣でかなり興奮しており)
御影「はい……!とっても綺麗です……!!!」
(泳いでいる魚を楽しそうに見ながら、時折「あのお魚さんおっきいです」と目を丸くしたりしている)
(自身の下位吸血鬼が嬉しそうな様子を見ると此方まで嬉しくなってくる。自分も水槽を鑑賞したあと、別の場所も見ようと彼女に声を掛け)
椿「御影、あそこの水槽も見に行ってみない?」
御影「!いぇす……!!!行きましょう…!」
(他にもお魚を沢山見てみたい、と言わんばかりの嬉しそうな目を向けては激しく頷いて)
御影「綺麗…!ちっちゃくて可愛いです……!!!」
(はわー、と感嘆の声を漏らし「あ、この色のお魚好きです」と魚を指をさしたりして相手に笑いかけて)
御影「え、どれー……?はわー……!これは御影さんとお揃いの色だー……!」
(綺麗な赤色の熱帯魚を見ては似合いそうという言葉に、にへらっと笑ってほわほわと柔らかな雰囲気を纏っていて)
椿「帰りに此処の土産屋に寄って、この魚と同じ色の髪留めを買ってあげるよ、きっと似合うはず」
(幸せそうな様子ににっこり笑ってそう伝えると「そろそろお昼にしようか、何がいい?」と彼女の希望を聞こうとして)
御影「ほんとですか……!?やったぁ…!!!」
(伝えられた言葉に嬉しそうに笑顔を浮かべると、お昼の希望を聞かれて少し悩んだ後に「オムライス、食べたいです」と答えて)
椿「わかった、じゃあ行くよ」
(此処のパンフレットを取り出すと、そこに載っているレストランにオムライスがあるのを確認。その後彼女の手を引いてレストランへ向かい)
御影「わぁーい……!」
(相手に手を引かれながら楽しそうに鼻歌交じりについて行けば、レストランが見えてくると「レストランおしゃれー」と言葉を漏らして)
(レストラン内に入っていくと、外からの景色がよく見える席に向かい合う形で座り。側に置いてあったメニューを開いて相手に見せて)
椿「オムライスっていっても色んな種類があるみたいだね。デミグラスソースのものとか、トマトソースのものとか……、どれがいい?」
御影「わわわー……!うーん……デミグラスの方を食べたいです…!」
(見せられたメニューのオムライスはどれも美味しそうだが、ここはあえて1度も食べたことの無いデミグラスを選んで)
椿「ん、分かった。……すみません──」
(相手の要望を聞くと、店員を呼んで早速注文を済ませる。まずは彼女のデミグラスソースのオムライス、そして自分のトマトソースのオムライスを頼んで)
(相手が注文をしている少しの間、あまりレストランには来たことがなかったので物珍しそうに見渡しながら、綺麗な魚の数々を思い出してどこかフワフワとした雰囲気を醸し出していて)
御影「海には色んなお魚さんがいるんですねぇ……」
椿「こうやって泳ぐ魚を眺めるのもいいものだね、ほら、僕ってほら回ってる魚の方が見ることが多いからさ」
(彼女の言葉に頷きつつも、回転寿司のことを指しているのかくすりと笑って)
御影「回ってるお魚……あ、美味しいお魚だー」
(回ってる……と考えてからしばらくして回転寿司だと察するとこちらもちょっと微笑んで。お寿司はお魚が美味しいので好きである)
御影「はい…!いただきかーす」
(相手から差し出されたスプーンを受け取ると、オムライスを一口を口に運んで。そして表情を明るくし「凄く美味しい…!」と一言)
椿「喜んで貰えて良かったよ」
(幸せそうな彼女にふと笑みを溢すと、自分もオムライスを一口食べて。彼女のいう通り、なかなか美味しいではないか、なんて表情が緩み)
御影「うまうま……んむ、卵トロトロでふわふわ」
(顔をほころばせながら呟きふと相手のオムライスも一口食べて見たくなったのか、じっと見つめてみる)
御影「あーん…………ん、おいしーですね…!」
(パァっと表情を明るくさせ差し出された一口を食べては頬を綻ばせて。そしてこちらのオムライスも相手に一口分掬って差し出してみる)
椿「僕にもくれるの?……ありがとう、」
(差し出されたスプーンに驚いて一瞬動きが止まるも、ありがたく受け取ることにして。相手のスプーンからオムライスを食べると笑顔を見せて)
椿「うん、御影のオムライスも美味しいね」
御影「えへへ……どちらのオムライスもふわふわとろとろでとても美味しいですね」
(どちらのオムライスも美味しいと、はにかむような笑顔で言いながら、オムライスを食べ進めていく。そして食べ進めれば当然、オムライスは減っていくわけで、綺麗にオムライスを完食すると満足そうに一息ついて)
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