水沢 透 2020-11-14 22:37:24 |
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ん、俺もご馳走様。お粗末様でした。んじゃ後は飲みながら摘まんでいくか。色々準備してるけど何飲む?
(相手に微笑み自分も手を合わせると不要な食器は台所へ持っていき水につけると冷蔵庫からビールや酎ハイなどを出して見せて。焼酎や日本酒、ワインなどもそろっていて。恋愛するよりも演劇してる方が楽しかったからなぁと懐かしく思いながら話題を変えられたことに安心して。「好きなの飲んでいいぞ。その間に演劇のDVDを準備しておくから」と言えば準備を始めて)
うお、こんなあんの?どーすっかなー…。
(相手が食器を片付けるのを見て立ち上がると自分も同じようにして、冷蔵庫から出される酒の種類にパッと笑顔を浮かべると前のめりになって悩み好きな物をと言われれば遠慮無く手を出して「んじゃ、とりあえずビール!」まずはこれでしょ、と手に取るとビールが好きなのもあり缶を手にしてはソファまで行くも先程のクッションを見ればやっぱこっちと床に腰を下ろして大きなクッションに身を預け、我慢出来ずに缶の飲み口を開ければ一口目を豪快に煽り「…ぷっはぁ!最高っ。……あ、先飲んちった…。」DVDの準備をしてくれているのを横目に思わず勢いで飲み始めてしまったと動きを止め、相手が来るのを待てなかった自分にもの凄く後悔してテーブルに缶を置くと正座して待機し直し)
ま、やっぱ最初はビールだよな。って、おい。まぁいいけど
(DVDをセットして自分もビールを選ぶと真っ先に飲んでいる相手をジト目で見た後苦笑してコツリと相手のビール缶に自分のビール缶を当てて「乾杯」と言って飲んでDVDを起動して。やがて映ったのは体育館の壇上で。主人公らしき高校生の青年と彼らの仲間たちが集まり会議をしているシーンで)
(/どうも背後です! 演劇のネタは何にしようかと悩んでいたのですが、ペルソナ4を元にしようかと思います。ご存知でしょうか? また、今後見る予定などはありネタバレ厳禁などありますか? ご存知ない場合はかいつまんで説明しますし、ネタバレ厳禁の場合は別のテーマに変えようと思います)
…わり。かんぱーい!
(先に始めてしまった事にツッコまれればふざけたように笑って改めて缶を当てれば再び煽って、DVDが再生されるとパッとテレビへ向き直り興味津々にニヤニヤと口角を上げてはあからさまに前のめりになって「どれどれー?…これ、なんの演劇だっけ?」映し出されたシーンを見れば何をしている所だろうと相手に顔を向けて首を傾げて問い掛け)
(/どうもですー。演劇ネタに設定があるのですね!細部まで凄いですー!
残念ながらペルソナには手を出しておらず…内容は分かりません汗。ですが今後観る予定はないと思いますのでネタバレOKでございます!)
ペルソナ4ってのが元ネタだ。ただ、元ネタは長いからあらすじから入って物語の後半からスタートしてる
(DVDの再生とともに興味津々という様子でニヤニヤしている様子をみれば自分も楽しそうに相手がどんな反応をするだろうかと思っていて。あらすじでもされていない説明を補足として相手に説明しつつ、演劇自体は懐かしいなぁと思いながら眺めていて。
「事件の整理をしましょう。最初に殺害された山野アナウンサー、次に殺害された小西さん。それ以降の誘拐事件は生天目の犯行とすると、最初の二件は誰がやったかということになります。この町のどこかに必ずいるはずなんだ。小西さんと山野アナの二人となんらかの接点があって、脅迫状が届いたことを考えて、僕たちの行動をある程度継続的に把握することができて、何より先輩の自宅に怪しまれずに近づけた人物が……」と小柄な少年のような人物がホワイトボードに事件のことを書きながらまとめていて。ホワイトボードを眺めていた銀髪の青年が何か思いついたのか自分でも驚いた様子で立ち上がる「いる……ひとり、心当たりがある。すべての条件を満たす人物が」と青年は苦い表情で言った。
暗転し、白黒でどこかの自宅らしき背景に変わっていて。銀髪の青年と小柄なおさげがみの少女がテーブルをはさんで座っており。ガラガラという扉が開く音がしスーツを着た青年と男性が入ってくる。青年の方はスーツを着て髪に寝ぐせがありネクタイは曲がっているがお待ちかねの水沢の若かりし頃で。男性の方は先生だろうか、中年のおじさんだった。背景と合わせているのか、二人とも白黒の服装をしている。水沢は「こんちゃっすー」と微笑み明るい口調で言えば手のひらをひらひらとさせて。男性の方が「珍しくあがりが一緒になったんでな。送りがてら連れてきた」と言い「どーも。この春から堂島さんにこき使われてる足立透です」と明るい調子で名乗って。「なんだ足立、これでも遠慮してんだぞ?」と堂島が言えば「まーたお父さん、冗談キツいッスよ!」と答えあはははと笑って。そして銀髪の青年を見ると「おわっとそうだ! キミ、確か天城幸子さんと友達でしょ? 天城さん無事に見つかったからさ! みんなにも知らせてあげてよ!」と言って。銀髪の青年は微笑み「安心しました」と言って。足立は考えるようなしぐさをして「でもでもまだ全てがクリアってわけじゃないんだけどね。さっき訪ねた帰りなんだけど、天城さん、いない間のこと覚えてないんだってさ。彼女の足取りもまるで本当に消えたみたいで、じつはウチらも掴めてなくてさ。なーんか怪しいっていうか、裏に何か……」と言っているところで堂島にしばかれて「バカ野郎、いらんこというな!」と注意され。足立は頭を摩りながら「す、すいません」と言って。おさげの少女が「おなかすいた」と言えば堂島は「あー、そうだな、俺もペコペコだ」と言い、足立は笑いながら「堂島さんも菜々子ちゃんの前じゃペコペコなんて言うんスね~」などと言って。「お前は少し黙ってさっさと座れ、じゃない、先に手洗ってこい」と堂島が言い「はいはい」と言って足立は退場し少女に「お父さんも!」と言われれば堂島も「あ、俺もか」と退場して)
(/ありがとうございます! せっかくなら演劇の設定があったら面白いようなと色々考えていました!
了解です。ネタバレOKということで感謝します!
簡単に説明しますとテレビの中に入れる能力を持った人間がいて、そのうちの一人が主人公である銀髪の青年です。他にもテレビの中に入れる能力を持った人間がいて、テレビの中に人を放り込むということをしたためにテレビの中にいるシャドウという怪物に殺されてしまい翌日現実世界の電信柱のアンテナに遺体が引っ掛かっているという事件が起こりました。
それが演劇のあらすじで説明している山野アナと小西さんの二件です。その二件の共通点が『マヨナカテレビ』に映ったことでした。『マヨナカテレビ』という舞台になった町で噂されている都市伝説のようなもので「雨の夜の午前0時に、消えてるテレビを一人で見て、画面に誰か映ったらそれが運命の相手」というものです。生天目という男もテレビの中に入れる能力を持った人間でその二件で『マヨナカテレビ』に映った人間は殺されてしまうと考え、誰にも手出しされず助けるために「テレビの中に入れる」という行動をしていました。しかしテレビの中というのは自分では出られずシャドウという怪物がうろつく危険な場所であり、主人公たちがテレビの中へ入れられた人を助けていました。
そして最初のあらすじに戻ります。『では最初の二件、山野アナと小西さんをテレビに入れて殺したのは誰だ?』と。
暗転して水沢が出てきたシーンについては過去の話という意味合いです
分かりにくい箇所などあれば遠慮なくどうぞです!)
…ぺるそな?ゲームかなんか?
(オリジナルではなく元ネタがありそのタイトルを聞くも自分の知り得る作品の中には存在しておらず目をぱちくりさせながら相手の顔とテレビを交互に見ながら問い掛け。冒頭で説明されている内容を聞くなり「……これサスペンスなの?」口をぽかんと開いていることにも気が付かず内容を理解しようと食い入るように見始めて。場面転換で新たに別の登場人物が出れば漸く彼に似たそれっぽい人物を見つけるなり「あっ水沢じゃん?若っ!」指を差して笑顔で訊くとまだ垢抜けねーなぁと面白げに呟き、ビールを片手に持ったまま飲むことも忘れて大人しく見続け「…ホントに上手いのな…舞台俳優でもおかしくねぇよ。」ぼそっと小さく呟いてはセリフを聞き逃さぬよう前のめりの姿勢は変わらず)
(/そのような内容だったのですね!以前アニメ1話を観たのですがまったく分からず観るのをやめてしまったので…。
世界観はその能力を持つことが普通なのですか?それとも一般人には隠しているとか?
生天目はよかれと思ってやったことが裏目に出た感じですかね。
足立と堂島は刑事ですか?)
そう、元はゲームでアニメ化もした
(元ネタを知らないなら驚くだろうなぁと思いつつ話して。サスペンスかと問われれば何と答えるか少し考えた後「サスペンスとファンタジーも混ざってる」と答えてテレビの中に入ってシャドウという怪物と戦ったりするのだと説明して。自分が出て来るシーンになり盛り上がる相手に自分も笑いながら「あぁ、俺だ。スーツに着られてる感出てるなぁ」と言って。上手いと言われれば微笑み「漫画やアニメを何回も見て勉強したからな。でも、まだまだこれからが本番だぞ」とニヤニヤしながら言って)
(二人のが出て行った後場面は再び暗転して病院らしき背景になって。主人公たち一行がおり、主人公が背を向けてたっている足立に声をかけて。
主人公「足立さん」
足立「君たち……いきなり声をかけられたから驚いちゃったよ。そうだ、堂島さん知らない? 病室から抜け出したって言われて。いっくら釘指してもすーぐどっか行っちゃうんだから」(シーンが現在になったからか白黒ではなくネクタイも赤くなっていて)
主人公「足立さん、事件のことで聞きたいことがあります」
足立「僕に? 何さぁ」
堂島「足立……生田目はどうした? なんだが今日はえらく騒がしかったが……」(松葉杖をついてやってくる)
足立「こんなとこで何やってんですか! 生田目ならもう搬送しましたよ。報告しようと思って探してたのに」
堂島「おい、誰がいいと言った! 奴にはまだ聞きたいことが残ってんだ!」
足立「ど、堂島さん、勘弁してくださいよぉ!」
堂島「最初の二件の殺しが引っ掛かるんだ。奴は動機もイマイチだしアリバイも堅かったはずだ。証言で埋まった穴も多いがそこだけは未だに引っ掛かる」
足立「ま~た刑事のカンですか? でももう搬送しちゃったし僕に迫られても困りますよぉ。君たちもいい加減もう帰ってよ。警察の仕事の邪魔になるからさ」
小柄な青年「僕たちは確かめたいことがあって来たんです。足立さんに。山野アナが失踪した時のことを覚えていますか? 身辺警護をしていたと天城さんからお聞きしましたが」
足立「あぁ、マスコミがうるさかったからね。でも少し落ち着いたらすぐ署に戻ったよ」
茶髪の青年「小西先輩、小西早紀さんについては? ずいぶんと執拗に聴取していたみたいだけど」
足立「執拗って、そりゃあ遺体の第一発見者だからね。まぁでも彼女、何も知らなかったから1、2回ちょっと話を聞いただけだよ。どうしたのさ、一体……。堂島さん、そろそろ病室戻ってくださいよ。そんなんだから怪我治んないんですって。君たちもとっとと帰りなさい! だいたい今何時だと思ってるんだ! 僕は署に戻ります。報告しなきゃならないんで」(少し苛立った様子で)
小柄な青年「その前に最後の確認をさせてください。最初に殺された二人は実は生田目の仕業じゃないとはっきりわかったんです。別の誰かが殺したんだ。足立さん、知りませんか?」
足立「何を言ってるのか意味がよく……」
不良風な青年「テメェなんじゃねえかって言ってんだよ」(足立につかみかかる)
足立「なっ、バカ言うな! そんなの、生田目が全部入れたに決まってるだろ!」(青年を振り払って怒鳴り声を上げて)
短髪の少女「今、なんて……」
堂島「全部……入れた? 入れたとか入れないとかってのは何の話だ? お前、手口について何か知ってるのか?まさかこの前のテレビがどうとかってあの話……」
小柄な青年「答えてください、足立刑事」
足立「し、知らないよ! 忙しいって言ってるでしょ!」(動揺した様子で走り去る)
不良風な青年「待ちやがれ!」(足立をおいかけて)
堂島「足立……」(戸惑った様子で)
主人公たちは足立を追って舞台の袖に消えて
)
(/生天目ではなく生田目でした。幸子ではなく雪子です。あと演劇中の水沢は眼鏡をしていません。あとちょっと演劇での台詞の書き方を変えました。大丈夫でしょうか? 読みにくければ他の形式も考えてみようと思います。
ペルソナ4はPersona4 the ANIMATIONとPersona4 the Golden ANIMATIONの二つがあり、ゴールデンの方は追加要素中心だったのでそちらの方のアニメであればよく分からなかったかもしれないですね。
普通ではないです。三人ともとあるきっかけ(ラスボスがきっかけを与えていた)があり能力を持ちました。
生田目はその通りです。本人的には人を救っているつもりでした。
足立と堂島は刑事でかつバディーです)
なるほど…そういう世界観ね。
(ドラマで観るようなサスペンスをイメージしていたが元ネタがゲームとなればファンタジーというのも合致してイメージしやすくなり、「この頃から勉強熱心だったんだな…。」展開が進むにつれて先が気になり相手からこれからが…と言われればそのニヤ顔に出来映えに相当自信があるのだろうと顔を見遣り。改めて場面転換されれば驚いたように目を瞬かせ「なんかこれ、犯人お前じゃね?」テレビに視線を投げたままもしやと呟いて)
(/了解です。今の書き方で大丈夫です!逆に分かりやすいです。
ああ、どっちだったでしょう…でもそのような内容だと分かっていればちゃんと観ていたかもしれません(くっ)
そうなのですね、結城共々結末が気になって仕方がないです笑。そしてこれが演劇だということを忘れて小説のように読んでました笑。)
あぁ、だからテレビの中限定だが魔法とか使ったりする
(微笑み頷いて。勉強熱心だったと言われれば「肝心な役どころだったのもあるが、演じてて楽しかったっていうのもあるな」と答えて。そして犯人ではと問われると小さく微笑んだ後、眼鏡を外し髪型を崩し「それを僕に聞くのはちょっと野暮じゃない? 続きを見れば分かるんだからさ。ねぇ?」と肩を竦めてみせ劇中の足立透っぽく言って。
逃げた足立を追った主人公たち。しかしその部屋に足立の姿はなく、部屋にあった大きなテレビを見詰めた。テレビの中へ逃げたのではという話になり、いつも通りの場所からテレビの中へ入って追いかけようという話になった。そしてテレビの中へ入り足立の居場所を探り、居ることを確認した後は準備も必要だからと一旦戻ることになった。
暗転し、一人テレビの世界にいる主人公。一人歩いて足立のいる場所へと向かう。暗転し、どこかの部屋の背景に変わる。主人公は周囲を確認する。一瞬だけライトが消えすぐにつく。主人公の後ろには足立がおり、拳銃を主人公の頭に向けている
足立「困るんだよねー。ちゃんとみんなで来てもらわないとさ。……拍子抜けでしょ? いつも探偵ごっこしてるお友達はどうしたのよ?」(それまでの人の良さそうな口調とはまるで違い、相手を馬鹿にしたような口調で言って)
主人公「……話をしに来た」
足立「ふーん、つまんないの。みんな一緒に来ればいいじゃない。力を合わせて悪い奴を倒しにさ。友情・努力・勝利? 君らそういうの大好きじゃない」(ケラケラ笑いながら馬鹿にして)
主人公「あなただとは思いたくなかった」
足立「へぇ」
主人公「信じてた!」(振り返る主人公)
足立「で? 信じるほど僕の何を知ってたわけ? 別に話とかないんだけど。正論振りかざして事件解決するなら警察なんて要らないでしょ」(興味無さそうに言った後、置いてあった椅子に座って)
足立「君が信じてたのは君の頭ん中で君が勝手に創った僕だろ? 勝手に信じて勝手に裏切られて、僕に文句言うってちょっとお門違いじゃない?」(つまらなさそうに)
主人公「……堂島さんにも同じ言葉が言えるのか。考えなおしてください!」
足立「……君、結構つまんないこと言うね。一人でノコノコやってきて説得しようとか考えてる君みたいなのが一番腹立たしいよ。撃ったらどうなると思う?」(椅子から立ち上がり拳銃を主人公に向けて)
主人公「まだ罪を重ねるつもりか」
足立「たったそれだけのことだよ」
主人公「撃てやしないさ」
発砲音が響く。
足立「分からない? 話は終わったんだ。……次は外してあげないよ。そうだ、選ばせてあげよっか。お友達のとこに逃げ帰ってみんなを連れてくるか、それともここで死ぬか。……でも、単なる復讐じゃつまんないか。君らの探偵ごっこ、最後まで見せてよ。あれ、すごいウケんだよね。超青春! って感じだし」(主人公に背を向け歩き出して)
足立「みんなを連れておいでよ。ねぇ、リーダーさん?」
主人公「話はまだ!」
足立「じゃ、バイバーイ」(主人公に背を向け歩きながら手をひらひら振って舞台の袖に消えて)
暗転しテレビの販売コーナーの背景に変わる。舞台の袖から茶髪の青年がやってくる。
茶髪の青年「おかえり。たく、やっぱり一人で行ったんだな」
主人公「ごめん」
茶髪の青年「いいよ。止めなかった俺も俺だしよ。あいつらには内緒にしとくし足立のことも今は聞かねー。けどさ、俺らをもっと信用しろよな。ま、無事で何よりだ」
主人公「陽介……」
茶髪の青年「今日はもう閉店です、お客様。また明日みなさんでお越しくださいってな」
主人公「ありがとう」
茶髪の青年「ん、あいよ、相棒」
)
(/良かったです! ではこの感じで場合によっては端折りながら書いていきます。
面白いので興味があればぜひ!
そう言って頂ければ嬉しいです!)
魔法使えんのか!…肝心な奴ってーと…、
(主人公ではないサスペンス要素のある物語で肝心な役所と言えば他にないのではと相手を見遣れば突然風貌を変える様子にギョッと驚いて「…ぷっ。あはは!良い、今でも全然いける!」口調までもがキャラになりきっていれば思わず笑いを我慢出来ずに声を上げて、眉を下げて腹から笑いながら絶賛すると声音はちょっと低いけどと目尻に溜まった涙を指で拭い。「…あ、もー!お前が笑かすから重要なとこ聞き逃したじゃん!」バシッと肩を叩けばリモコンを手に少し巻き戻してもう一度再生し、「お前やっぱ犯人だな。すげーサイコ。」目を細めてにたりと笑い横目でチラッと見つつ呟き)
(/はい、長文で大変かと思われますがとても面白いので頑張って下さい!(拳ぐっ)
機会があればまた観てみようと思います!有難うございます!)
だろー? このキャラは練習しまくったからな
(笑い出す相手に満足げに言えば眼鏡をかけて。演劇を巻き戻す相手に「悪い悪い。でもどっかでやりたかったんだよ。いやー、ナイス質問だったわ」と見逃したことに謝りながら。「いい役だろ? 台詞の量が多くて大変だったが」と微笑み懐かしそうに。
暗転すれば再びテレビの中、主人公と足立が話していた場所の背景に変わり、主人公とその仲間たちがおり、足立と対峙するように向かい合っている。
足立「やぁ、みなさんおそろいで」
茶髪の青年「もう逃げられないぜ。この場所にいることそのものが証拠だ! お前が山野アナや小西先輩を殺したのか!?」足立「うっとおしいガキだな……。ま、答えてやってもいいけど」(つまらなさそうに)
不良風な青年「いいから大人しく吐きやがれ」(殴りかかるも一瞬暗転し足立を通りすぎている青年)
桃色の髪の少女「こいつ、本体じゃない。足立本人は別の場所にいる!」
足立「ハハ……ついてきなよ!」(余裕の表情で楽し気に言って)
暗転し荒れ果てた町、空にはおかしな渦巻のようなものがある背景に変わり。
語り出す足立。時折一瞬だけ暗転して足立のいる場所が変わっている。という演出などがあり。
足立「僕はこっちの世界に随分と気に入られたみたいでさ。怪物どもも僕を襲わないんだよね。目的が一緒なのかな……?」小柄な少年「シャドウたちの……目的?」
足立「向こうの町は今年の暮れ近く霧の中に消える……もうすぐここが現実になるんだ。感じてるだろ? 霧が出て、あっちはもうダメだって……こことあっちの世界はじきにもっと同化して区別がつかなくなる。僕を捕まえようっていうなら来ればいい。世界の意思にどっちが選ばれるか決めようじゃないか」(プロジェクターで映し出しているのか足立の手前に敵のようなものが映し出されて)
短髪の少女「足立の言ってることマジなの!?」
着ぐるみ風の生物「町の人がヘンなの……みんなから出たシャドウが暴走した時と似てる。霧がもっと濃くなって町を完全に閉ざしちゃったらあっちの世界もシャドウだけの世界になるかも……」
黒髪の少女「人間がみんなシャドウになっちゃう!?」
足立「(山野)真由美もお前らみたいにわめいていたよ。アイツ……目ぇかけてやってたのに不倫なんかしやがって」(怒りをにじませながら)
足立「聞きたいことがあって(旅館の)ロビーに呼んだだけさ。あんなとこ、夜中は誰もいないし都合よかったよねー。ま、あれは事故だよ。暴れるからしょうがないでしょ?」(肩を竦めて軽い口調で言って)
足立「画面を触って力に気付いたのは偶然だった。(小さく笑って)声出して笑っちゃったよ。すぐに思った……こいつは面白いことになるってね!」
主人公「山野真由美で実験したってことか!」
足立「いーや、僕はもっと純粋な男だよ。僕を裏切ったバカな女をちょ~っと懲らしめようとしただけさ。どっちも最初からテレビに入れる気なんてなかった。それを真由美といい、あの女子高生といいムダに暴れるから」
茶髪の青年「小西先輩もやっぱりお前なのか!?」
足立「そんな名前だっけか。初めは普通に仕事絡みで呼んだんだ。真由美の死体の第一発見者だし? 万が一何か見たとかだったら聞いとかないとね? で、ちょっと優しくしてやろうと思ったらガキのくせにアイツ……。さすが細身の女子高生は楽だったよ」
茶髪の青年「許せねぇ!」
足立「おいおい……僕の身にもなってくれよ。テレビの中が危険だとか知らなかったし殺す気なんてなかったんだ」
不良風な青年「生田目もお前が騙したのか?」
足立「騙す? 何もしてないよ。電話出たの……たまたま僕だったんだよね。警察で保護してくれなんていうからこう言ってやったんだ。『そんなに助けたいならご自分でやったら? 例えばさ……どこか誰にも見つからない場所に匿っておくとかさ』ってね。すげーだろ? 誤解しちゃった生田目がよりによって僕に電話してきちゃうんだから」
足立「僕はちょーっと背中を押してあげただけ(瓦礫に座り片手で押すようにして)。生田目はまんまと勘違いしちまってお前らが救えば救うほど誘拐を繰り返す。お互い善意なのにいたちごっこがどうにも止まらない。ハハ、最高!」(バカにしたように笑って)
桃色の髪の少女「何が目的でそんなことしたの!?」
足立「目的? 別にないよそんなの。ただ僕にはできたし面白いから。まぁそれが目的?」
短髪の少女「遊び半分で殺したっての!?」
足立「あのさ……僕は人を入れただけ。殺してないって。それに途中からは生田目が勝手に自分の判断でやったことだろ? 僕、直接関係なし。けど……まさか僕のこと突き止めるとはね。イイね。ゲームにはハプニングがないと飽きちゃうし」
茶髪の青年「まるで遊びじゃねぇかよ……んなことで人を、小西先輩を! テメェ、許さねぇッ!」
足立「許すとか許さないとかどうでもいいよ。さて……話しはもういいだろ」
大きなシャドウ、怪物が映し出され大きな音と明滅。地面が揺れているかのようにふらつく主人公たち。
足立「必ず来なよ……決着つけにさ」(瓦礫の上から飛び降り瓦礫の物陰に消えて)
茶髪の青年「ここは任せてお前たちは先に足立のところへ! 心配すんなって、すぐに追いつく」
短髪の少女「分かった! 足立の顔面にクツ跡つけて待ってる!」
茶髪の青年「相棒、お前も先に行ってくれ!」
主人公たちはシャドウの相手をするチームと足立を追うチームに分かれる、主人公たちは足立のいた方向へと駆け出して)
(/せっかくですから楽しんで頂きたいので頑張って打ち込みます!
あくまで演劇用ということで原作にあるシーンや台詞などカットしてある部分もあります)
してやられた…でも面白かったから許す。
(いつもの彼に戻ればその演技力は今でも健在だなと関心して、「それにしてもセリフほんとに多いな…大変てもんじゃねぇだろ。俺には無理だ。」クライマックスに差し掛かればどんどん彼の喋る量が増えて内容も深くなっていきすげーなぁと呟きながら)
(/有難うございますー!
元ネタが分からないのではしょられても全然気になりません!)
ははは、ありがとう
(許すと言われ微笑んで。台詞量に言及されれば遠い目をして「最初はもっと少なかったんだが、台本が改稿されるたびに増えてってな」と苦笑して。「この演劇の後は足立が言いそうな台詞なんかが頭に浮かぶっていう弊害が起こったな」今思うとヤベーな。苦笑いしながら)
(暗転 すれば足立を追った主人公以外のメンツがそろっており足立は彼らに背を向けて立っていて
小柄な少年「足立透、お前の罪状を確認する。お前は危険と感じていながら山野真由美をこの世界に放り込んだ。そして彼女が死んだことを知りつつ、今度は小西早紀を同じ目にあわせた。さらに生田目を騙し殺人行為を引き継がせ自身はゲーム感覚で傍観。半年で二人が死に、何かが一つ掛け違っていたら何倍もの人数が死んでいた。全て愉快犯にも等しいくだらない動機のために!」
足立「ハァ……だからさ、それがなんなワケ? 僕はただ入れただけだって」
短髪の少女「ふざけないで! 人が死ぬのを知ってて手をくだした! それが罪じゃなくて何だっていうの!」
足立「正義感強いねぇ」
短髪の少女「正義感強いねって……あんた警官でしょ!? 世の中のいろんな道ん中からわざわざ警察選んだ大人でしょ!?」
足立「(わざとらしくため息をついて)警察に就職したからって誰も彼も正義の味方なわけないだろ? 僕の志望動機はズバリ合法で本物の銃を持てるから。……結構多いよ、そういう奴。まぁ面白そうだと思って警察は言ったけど、正直大失敗。周りバカばっかでさー。ちょ~っとした仕事の失敗にケチつけてこんなド田舎まで飛ばしやがって」
短髪の少女「この町のことをバカにすんなっ!」
制御した自分のシャドウ、ペルソナを(スクリーンに)出現させ足立へと向かっていく短髪の少女。
足立は振りかざされるなぎなたを避け向かってくる少女の足を払って転倒させて。
足立「うまくやれる奴は初めから決まってるのさ。才能ってチケットを持ってる」(倒れている少女を見下ろしながら)
黒髪の少女「千枝!」(ペルソナを足立の方へ向かわせようとするも足立が銃口を向け発砲恩が響くと防戦一方になり)
足立「そんなものは持っていない、そうじゃないって奴には自分が違うって事実を見ずに人生を終われるか……そんな選択しかない。気づいちゃったら絶望だけ。ゲームオーバーだ」(小柄な少年のペルソナが足立の背後から襲い掛かるが、銃身で攻撃を受け流しペルソナに銃口を向け発砲して)
主人公チームは苦しそうに呼吸をしている。
足立「ガキは無知だからウザイよ……今はあれこれ夢みてんだろうけど、夢ってのは知らないってことだ。正直、もういらないんだよ。お前らだっていずれ分かるさ。どこまで行ってもつまんねー現実がさ」(空の銃弾を床に落とし新しい弾を装填しながら)
足立「自分にとって何が本当で何が善か。それ自分で考えてる奴がどれだけいる? ほっとんどいないよ? だってさ、考えたってしょうがないんだから。現実に目を向けたって嫌なことばっかで変えようがないんだからさ。変えようがないことを考えるなんてこんなめんどくさい話ってないだろ? だったらそんなもん見ないで信じたいことだけを信じて生きた方がいい。絶対その方が楽だろ? シャドウになれば何も抑圧しなくていいし、見ないフりどころか見なくていい」
短髪の少女「誰もそんなの望んでない! あんたが一人で望んでるだけでしょ!」
足立「んもー……じゃあ思い出してみてよ。自分から出たシャドウのことをさ。今の自分なんかより何倍も生き生きしてたはずだよ!」
短髪の少女「そんなことない! 確かにシャドウは欲望に正直すぎる自分の姿。でもそれはなりたい自分の未来の姿じゃない!」
エコーがかかった音声が流れる。
短髪の少女の声(未来のための力が欲しい! 本当に大切なものを守れる強さが!)
黒髪の少女の声(いつだって困難に立ち向かえる勇気が!)
小柄な少年の声(不正義の現実に屈しない意思が!)
短髪の少女のペルソナが光輝きながら姿を変え足立に向かっていく。足立の手から拳銃が弾き飛ぶ。
小柄な少年「人は一人じゃ生きられない! だから社会と折り合うことを投げたら生きづらいに決まってるんだ! なのにお前は立ち向かわず去る度胸もなく、人であること自体から逃げて誤魔化そうとしてる。世の中を面倒と言ったクセにお前の理屈は全部子ども以下の単なるワガママだ!」
小柄な少年のペルソナが足立を攻める。足立は両手をクロスして攻撃を防御している。
足立「うるせぇ……何の苦労もしてないケツの青い高校生に、俺の何がわかんだよぉっ!!」(両手で頭を抱え、叫ぶと同時に主人公の持つペルソナの色違い出現し三人に襲い掛かって)
少しの間暗転し、主人公が立っており、三人の仲間は倒れている。
足立「遅かったじゃないかあ……リーダーさん……」
)
(/それなら良かったです!)
きっと水沢の演技が上手かったからじゃないかな。台詞増えたってこの通り演技力は増してるしな!
(増やされた本人を思えばお気の毒に、と思うも事実全ての台詞を完璧に覚えているし演技力も他の役者に比べれば抜群に上手いしで褒める以外の言葉がなく。「なんかすげぇ、高校生の演劇とは思えねぇんだけど…脚本家も天才じゃね?」というかこの劇に携わった人間全てに拍手を送ってやりたいと思いつつ結末が気になっては食い入り)
(/また何かあればお声おかけくださいませ!)
だったら嬉しいな。役には入り込んでたからなぁ。みんなと本気で準備した演劇だったからな、そりゃもう頑張って覚えた
(相手の言葉に照れくさそうにしつつ微笑み。「脚本の人凄いよな。舞台の効果とか演出も脚本の人が頑張ったんだ」と相手の言葉に頷いて。役者はもちろん、音響や大道具、小道具など関わった者が一丸になって作り上げた演劇だったと懐かしく思いながら。
足立「これでもまだ、僕のことを信じられるのかな?」(主人公の方を見て)
主人公「足立さん、あなたは取り返しのつかない罪を犯した。それは紛れもない真実だ。だが俺は……堂島さんにあなたのことを託された。堂島さんと俺の意思で必ずあなたを連れ帰る!」(主人公のペルソナが出現し)
足立「そのペルソナ、僕のペルソナとそっくりだ。気にくわないね!」(主人公のペルソナに襲い掛かり)
主人公「ペルソナはもう一人の自分、心の力。力の形が似ているあなたなら、俺の言いたいことが分かるはずだ!」
足立「はっ、それなら僕の気持ちも分かるっての!? 君らの言う犯罪者ってやつの気持ちがさぁ!」
主人公「俺は……ただあなたと!」
足立「わかりたくもないねぇ!」
主人公「そうやって、すぐに全てを否定する! 歩み寄ろうともせずに!」
主人公「……どうして、どうしてこうなってしまったんですか。あなたには出来たはずだ。分かっていたはずだ。堂島さんや菜々子の寂しさが。その不器用さが。だって俺たちはそれぞれ孤独を感じて生きていたのだから。もう少しでも歩み寄っていれば、それさえ出来れば……!」
足立(ぐっと歯を食いしばり)「できねぇからこんな世の中なんだろうがあっ!!」(ドスもきかせながらこれまでで一番の怒鳴り声で)
足立「放っときゃいいかと思ってたが目障りだ……消してやる! 消えろ、消えちまえッ!」
ペルソナの攻防は激しくなり音とライトの明滅も激しく。
収まった後に主人公とペルソナは立っている。
足立「ウザイよ! もうすぐ世界は変わるんだ……お前らの存在自体がムダなんだよ!」
主人公「あなたは自分のしたことに責任を取らなくちゃいけない。仕方ない、自分は悪くない。分かっているのに自分のしたことを世の中のせいにして……知らないフリをして嫌なことから目を背けて……なのに選ばれたような顔で優越感に浸っている。向き合いもせずに。そんなふうだったからあなたはっ!」
再び始まるペルソナ同士の戦い。剣戟の音が響く。
主人公「現実が辛いなんて……みんな分かってる。でもそれは嫌なことがあるからじゃない。みんな何かに立ち向かっているから! 未来が不安だから戦っていて、自分が傷つくかもしれないから怖くて辛くて、それでも目を背けないで前に向かって歩いていく。それが生きるってことで、強さだと思うから! 俺はあなたには負けない! 負けるわけにはいかないっ!」
足立「負けるわけにはいかない……か。そんなにいうなら……この衝動を止めてみせろ!!」
押される主人公の元に別の場所で残って戦っていた仲間が合流し足立のペルソナに攻撃して止める。
茶髪の青年「相棒……アイツはもうお前の知ってる足立じゃないぜ……」
主人公「あぁ、わかってる。みんな……力を貸してくれ!」
足立と主人公たちの戦いが始まる。
主人公の声(あの晩、食事に誘った晩、あなたは俺の誘いを断らなかった。それは……きっと、俺に歩み寄ろうとしてくれたからだと今でもやっぱり思う。誰にだってそういう心はあるって信じているから)
主人公「俺は、あなたともっと話したかった。あなたのことを知りたかった」
主人公「そう、できることならもう少しだけでも前にあなたと出会って、今みたいに言いたいことを言って、喧嘩して、認め合って、あなたとも、今いるみんなと同じようになれたら良かったよ」
主人公のペルソナは足立のペルソナに打ち勝ち、足立のペルソナは消え、足立は倒れて。
主人公は慌てて足立に駆け寄り足立の身体を起こして。
足立「……なんだよ、つまんねぇ。もういい、戻るとこなんかないし……これで、終わりか。君らは君らで……考えたとおりに生きりゃいいさ。未来を変える力ってのが、君らにはあるっていうんなら、さ……」
茶髪の青年「んなもん、誰にだってあんだよ」
足立「さぁ……どうだかな。行けよ、僕はもうダメそうだ。ここでシャドウにでも食われてやるさ」
茶髪の青年「ここに瀕死のテメェを置いてってそんなん……なんになんだよ。つまんねぇ遊びは終わったんだ。テメェは連れて帰る。生きて裁きを受けなよ。……それが現実のルールってもんだろ」
小柄な少年「堂島さんもそれを一番望んでいるでしょう」
足立「……同じ力があるのに、こんなに結末が違うなんてな……」
主人公「みんながいたから……」
足立「みんな……ね」
主人公「足立さんだってこれからは……」
足立(力なく笑って)「ウザイよ、そういうの。簡単なんだよ、言うだけならさ……。でも、君みたいに生きてたら、少しは違ってた……かもな」
暗転し、テレビの販売コーナーの背景になって。
警官「堂島刑事から連絡を受けています。容疑者指名足立透。容疑は山野真由美、小西早紀に対する殺人。以上でよろしいでしょうか」
小柄な少年「間違いありません」
警官「了解しました。下に救急車を呼んでますがここから担架で運びますか?」
小柄な少年「救急車……」
警官「堂島刑事が必要だろうと。容疑者を手厚く保護して欲しいと……その、あくまで個人の要望として頼まれましたので」
短髪の少女「相棒だったもんね……」
小柄な少年「では担架をお願いします」
警官「了解しました」
主人公「足立さん、いつか……また会いましょう」
そして幕が下りる。会場からは多くの拍手の音がした。
)
(/こちらこそまた何かあればお声掛けください!)
うんうん、関わった人のやる気と根性と努力が滲み出てる!
(大きく頷いてその場に自分はいなかったが映像を見ているだけでその頑張りが手に取るように分かり、「っていうか、もしかして今の裏のお前が出来たのってこの役のせい…?」先程の弊害という言葉を思い返しては役が嵌って抜け切れていないどころかそのものになってしまったのではと思い相手を一瞥して。演劇が幕を下ろした所まで見守れば前のめりだった姿勢を元に戻して相手に向き直り「すっごい良かった!高校生なのにここまで出来るなんて俺は感動した!お前の演技を見くびってたわ…」相手の肩にポンと手を置くと項垂れて率直な感想を述べ)
(/最後に!ここまでお疲れ様でした!演劇の内容素晴らしかったです!面白かったです!)
最優秀賞を取った時は雄叫びが上がったな。そして俺のニックネームはあだっちーになったし「よ、足立透」という言葉に対して「水沢透だ」という持ちネタみたいなものまで出来た
(懐かしさ半分、アホらしさ半分という感じで苦笑いして。さらに言えば次の年の三年で脚本の人と同じクラスになり再び足立透を演じることになったんだよなと過去に想いを馳せながら。まぁそれは次の時の楽しみに取っておくか。と黙っていることにして。現在の自分に対して言及されれば「いやいやそんなわけ……」と否定しようとするも職場のあのキャラを作った時、確かに足立透のことが頭に過ぎったなと思い出せば否定の言葉は止まり。前の職場では上手く行かなかった。その時、足立透の数々の台詞を思い出したし、何なら『ほら、やっぱり人間なんて自分の見たいようにしかものを見れない。だったら最初から見たいものを見せて(演じて)やればいい』なんて言葉が聞こえたような気がした。相手の視線を感じれば「あー……きっかけの一つではあるかもな」と困ったように笑って。演劇の内容が絶賛されれば嬉しそうに「だろ? みんな純粋、まぁ悪くいえば単純だったからな。ありがとう。少し恥ずかしさもあったからそこまで言ってもらえて俺も嬉しい」と微笑んで)
(/こちらこそ長文にお付き合い頂きありがとうございました! そう言って頂けて頑張って打ち込んだり演出を考えたりした甲斐があります。ありがとうございます!)
賞貰ったんだ!スゲー!……水沢が冗談につっこむの面白ぇ…
(まるで舞台を見ているようで最優秀賞と聞けばそれも納得して自分も参加していたかのように喜びの声を上げ、相手のその後話には高校時代ではあるが今の彼を思うと面白くてそんな時代もあったんだなーとしみじみ感動して。「だろうなぁ。まったく演技がいいのか悪いのか…ま、この劇が今のお前を作ったと言っても過言ではねーわな。」キャラ的には犯罪者でアウトだが彼までその一面を受けてしまってる訳ではないので特に否定することもなく、足立に人生を左右されてるぞと口角を上げて笑って。「ああ、いいもの見せてもらった!サンキュー。」思った以上の出来だったのは確かで満足そうに笑顔を浮かべると忘れていたビールを煽って「飲むの忘れてた。…この後どうする?」時計をチラ見しては特に遅い時間でもないが夕飯も食べたし目的のDVDも観たしと少し気まずげに問い掛けて、宅飲みって何するんだっけと妙な感覚に見舞われ)
(/こちらこそ有難うございました!)
その後のクラスの祝祭も凄かったぞ。公民館の会議室を借りてお菓子を食べたりジュースを飲んだり大盛り上がりした。ま、職場の俺からすれば考えられないだろうけどな
(MVPとしてクラスメイトにめちゃめちゃ絡まれて少し困ったなと微笑みながら。役に入り込みすぎた弊害かと思えば肩を竦めて「思わぬ副作用があったもんだ」と言って。その後それも自分の一部だと言われれば確かになぁと納得し。「それは良かった。楽しんでもらえたみたいで俺も嬉しい」と微笑み残っていたビールを飲んで。この後どうするかと問われれば時計を見て「そうだな……何か映画でもみるか? 映画配信の会員だから色々見れるぞ。お互いのオススメの映画を見ていくとか。それかカードゲームとか? キャット&チョコレート、たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ、あとはアナログにTRPGとかもあるな。クトゥルフ神話、シノビガミ、お手軽にってことなら怪談白物語とか」と色々候補をあげてみて。候補をあげたあと「分からないのがあったら言ってくれれば説明する」と付け加えて)
そら盛り上がるだろうなぁ、あれだけの出来で賞も貰ってんだし…MVPなら副作用も出るわ。
(まさか学生時代がそんなに華やかで友達も固かったとは話を聞いても想像出来ず、けどその話をする彼を見ればとても楽しそうでこちらも話を聞くだけで楽しくなり笑顔を浮かべながら。「おお、映画見放題いいな!…てかなんだ、そのカードゲームのラインナップは。自慢じゃねーが今言ったやつ何一つ知らねーぞ。」たくさん並べ立てられたゲームタイトルは聞くだけではどんなゲームなのかも分からず、というかそんなに知ってる相手はいったい何者なんだとすら思いつつ「なんかゲームの方が面白そうだな…何か俺とやるのにオススメある?」何も知らないのでは相手に選択権を委ねるしかなく、俺とやってみたいゲームをと問い掛けて)
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