2020-11-12 01:10:41 |
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【 story 】
傷害や窃盗、殺人といった犯罪行為が横行する日本。警察が昼夜駆けずり回り証拠を集め、取り調べを行う一方、其れを嘲笑うかの様に繰り返される犯罪行為。一昼夜で話が済めば良いものの、そう上手く進む訳もない。────そんな時、事件は警視総監の私兵である13係へと回される。警視総監しか知らない、彼らの正体とは───。
[ 処刑人( カルニフェクス ) ]
拷問具( トーチャー )に人格を与え、実体化させる希少な能力を持った魔女( ソルシエール )。実体化させている間は処刑人の"時間"が削られる為、長時間の使役は禁じられている。
[ 拷問具( トーチャー ) ]
処刑人によって顕現された拷問器具。人間に酷似した実体を持つが、元となる拷問器具の特徴を引き継いでいる為一目で人為らざる者だと判る。身体能力も高く、耐久性に斑はあれどどれもが頑丈な造りをしている。基本的には自分自身を呼んだ処刑人( カルニフェクス )に忠実だが、性格は一癖も二癖もある曲者揃い。普段は一枚のカードになっており、処刑人の一言で姿を現す。
真実を見抜く力を持ち、嘘や誤魔化しに対しては攻撃を与えるが、拷問具( トーチャー )による傷は一種のスティグマの様なもので尋問が終われば自ずと傷は癒える。また拷問具の中には魔女( ソルシエール )の様に特殊な力を有している場合があり、その多くは自分自身に通ずる能力である( 舐めることで傷を癒す、脳に刺激を与え記憶を混乱させる、ジワジワと対象を弱らせる毒を生成する、など )。
怪我を負わされた場合もある程度休めば回復するが、怪我の度合いが酷ければ酷い程その期間は長くなる。
[ 捜査一課特別捜査13係 ]
拷問による聴取を専門とする部署。表沙汰にはされておらず、その存在を知るのは直属の上司である警視総監と公安の一部の人間のみ。姿に至っては警視総監しか知らないと云う。ある筈の無い、警視庁の地下──最下層の取調室にてその聴取は行われている。
正規ルートで作られた部署ではない為、武器となるのは自分自身が実体化させた拷問具( トーチャー )のみ。しかし護身用として軽度の武装は許されている。
[ 魔女( ソルシエール ) ]
13係の処刑人( カルニフェクス )やレタンテムの器具師( エジソン )の様な特殊な力を持つ者を指す言葉。警察の上層部を始めとする一部の人間にしかその存在は知られていないが、代表的なもので言えば超能力者、霊能者なども含まれる。
[ レタンテム ]
悪人を殺害することを目的とした執行人( シャルフリヒター )の集団。どんなに些細な罪でさえ悪と看做し、発見次第刑を執行する。その際『レタンテム』と書かれた白い紙片を落として行く。
処刑人( カルニフェクス )とは異なり、社会不適合者や精神病質者を含む一般人からなる集団の為、特殊な力は持たないものの皆桁外れの身体能力を持つ。器具師( エジソン )が造り出した擬似拷問具( アン トーチャー )を用いて刑を執行。
尚、レタンテム絡みの事件は13係及び公安の区分であり、警察内部で厳重に管理されている為一般人の知るところではない。だがレタンテムの名を隠れ蓑に、不当な理由で殺人を犯す者も少なからず居る様子。
[ 執行人( シャルフリヒター ) ]
レタンテムの構成員。擬似拷問具( アン トーチャー )を用いて罪人を捌く。社会不適合者や精神病質者を含む一般人だが、皆桁外れの身体能力を持っている。
[ 器具師( エジソン ) ]
レタンテムに所属する魔女( ソルシエール )。擬似拷問具( アン トーチャー )を造り出した張本人で少々変わり者だが、腕は確か。器具師の造り出す拷問具は人格こそ持たないものの特殊な力を持ち、持ち主である執行人( シャルフリヒター )の意のままに動かすことが出来る。
[ 擬似拷問具( アン トーチャー ) ]
器具師( エジソン )が造り出した拷問具。処刑人( カルニフェクス )が実体を持たせた拷問具( トーチャー )とは異なり、外見は拷問具そのものに近い。人格がある訳では無いものの、ものによっては一定範囲の空間に作用したり、持ち主である執行人( シャルフリヒター )の意のままに動く。
普段は執行人が持つスーツケースの中に仕舞われており、そのスーツケースを開くと必要な大きさへと変化する。尚、処刑人が実体化させた拷問具とは異なり、壊れてしまえば直ることは無く、また器具師の造り出した擬似拷問具による傷は13係の尋問の様には消えない。
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