半熟探偵 2020-11-10 21:53:23 |
通報 |
(自分の感情に頭が付いてこれず今相棒が帰って来たらどんな顔をすれば良いのか、果たして本当に相棒をそういう目で見ているのかと悶々と考えていれば玄関の開閉音の後に階段を下る音が耳に届き。ただいまの声がすれば少しだけ顔を上げ「…おかえり。依頼は無事達成かい?」淡々と事実確認だけしておこうと普段より低めのトーンで問い掛け、勘の良い相棒に何か察しられまいと膝の上に肘ついて顔半分隠し視線を床に落とし)
ああ、無事に達成してきた。 フィリップの言う通り闇取引は行われてるみたいだったから写真だけ撮って一応警察に情報提供するつもりだ。…体調でも悪いのか?
(相手からの問いかけに簡単に依頼達成の報告をして、相棒の検索が役にたったと感謝の意思伝え。一方でソファの上で膝を抱え顔を殆ど隠してしまった相棒に復帰したてで無理をさせてしまったかと心配して、近付けば顔色覗き込もうとして)
そうか、お疲れ様。…何でもない、いつも通りさ
(今回はWの出番なしの平和な依頼となり身を案ずる必要もなく手短に返答し。心配掛けたくはないが相棒との距離感が掴めず避けるように立ち上がり、急に何もなく立つのは流石に不自然だからとびっしり書かれたホワイトボードの文字を消して自分の動作を誤魔化しつつ「…ところで、あの噂は嘘だったかい?」永遠に結ばれるとのフレーズが未だ引っ掛かっていて、らしくないと頭では理解しつつまだ残っている文字見つめながら背中越しに問い掛け)
ならいいんだが…。 当たらずも遠からずって感じだな。独特の雰囲気があったのとお互いの本音をぶつける、みたいな事をやっていたみたいだから仲は深まるんじゃないか
(避けるようにホワイトボードに移動されると違和感拭えないものの深く追求するのも野暮な気がして語尾濁らせ。問いに会場で感じた雰囲気を何となく説明して、魔法の様な効果はないにしても恋人を理解するという点では効果はありそうだと告げて。)
てっきり恋のまじないでも受けたのかと思った
(潜入調査といえど失恋した美女と黙っていれば容姿の整った探偵が揃えば結ばれてもおかしくなくて、恋が実る呪いでもかけられたらと焦った事が急に滑稽に思えて。恋について検索し相棒以上の感情を抱いているかもと打ち明ける気はないが、すっかり綺麗になったホワイトボードから離れソファに腰下ろして相棒をじいと見つめた後隣を叩いて座るよう促して)
なんだそれ。 そんなもんに影響されるほどヤワじゃねぇよ
(そんなに噂に興味があったのかと考えつつ気にもしてないような口調でいて。 たとえ実際にそんな呪いがあったとしても屈することは無いと強気に言ってのけては今更自分と依頼人との仲について気になったのかと気付いて。 同時に隣の席に誘われるとひとまず避けられてる訳では無いことに安堵しつつも素直に並ぶようにソファに座って)
それなら良かった。君が舞さんと結ばれたらどうしようかと
(何故そんな心配するのか突っ込まれたら痛い所だが、妙にスッキリして息を吐きながら変に力の入った肩を落とし。隣に並んだ事で必然的に距離が近くなれば昨日みたく凭れたい気持ちがある反面、相棒や家族として接するべき相手との距離を近くしすぎるのも良くないかと動きかけた体勢を戻し、反対にソファの肘掛けに寄り掛かって隣に座りつつ一定の距離を保って)
残念ながら、1ミリもそんな雰囲気は無かったな。それと報酬とは別にこんなもの貰ったんだが興味あるか?
(安心したように息をつく相棒に自虐じみた笑みと共に言葉紡ぎ。演技として恋人のフリはしたがノーカウントなはずで、勿体無いと思うよりも誤解が解けた安堵の方が勝り。 隣に並んだ相棒と少し距離があるような気がしながらもふと思い出したようにコートのポケットから遊園地のペアチケット取り出して見せて)
安心した。それは何だい?
(ここで安心したら失礼かと思うが相棒が遠くに行ってしまった不安が解消され心底ほっとして、胸元に手を当て大袈裟に息ついて笑いだして。取り出されたチケットを手に取り裏も表も隅々まで凝視し「遊園地のチケット?君と僕で良いのかい?」頭上に大量発生したクエスチョンマークを全て投げ掛け、一緒に行くのは勿論嬉しいのだが亜樹子からデートスポットだと聞いた事がある為相手が本当に自分で良いのかと受け取った物をおずおずと返して)
それはどういう意味だ、相棒ー? ああ、興味無いなら亜樹子か他の人に譲ろうと思うが…
(モテなくて安心したともとれる言葉にツッコミ入れるように聞き返しながらもいつものじゃれ合いとして髪くしゃくしゃと撫でて。チケットを隅々まで凝視する相棒を横目に此方はさも当然とばかりの態度で自分が使うとなれば相手しか思い浮かばず。 興味を持って喜ぶと思って貰ってきたもののチケット返されると案外惹かれなかったのかと譲り先考え始めて)
ちょっとね、君を好きな人を知ってるから
(どうもこうもモテなくて安心したのだがプライドを傷付けては申し訳ないと首振って抽象的な表現で付け加え、不意打ちに撫でられ驚き子供扱いするなと手を振り払って。誘われたまま素直に行くと答えれば良かったものの突き返してしまった気まずさに口ごもり「…いや、行きたい」照井夫妻に譲れば喜ぶだろうが相棒と一緒に気持ちを伝えねばならず下を向いたままもごもご答えて)
俺を好きな人?……検討がつかないが。 …! なら亜樹子に頼んで事務所休みにして貰ってから行こうぜ。
(自分を好きな人と聞けばその様な存在を知らずにキョトンとして。関わりがある人は多いものの恋愛感情となると途端該当者がいなくなってしまう身としては興味湧いてしまい、ヒント貰おうと視線向けて。 完全に断られると思ったのか行きたいと意思表示されるとぱあと表情明るくして、なんだかんだ自分も相棒と行きたかったのが丸わかりの反応示し。 そうと決まれば所長に許可をとって休みを貰ってから行こうと計画練り始め)
まだ好き"かも"くらいで、誰とは僕の口からは言えない。あぁ、遊びに行った先で呼び出されたら困るからね
(キョトンとする反応に人の気も知らずに呑気なものと多少の苛立ち覚えるも、ここで変に口を挟めば自分がそうだとの種明かしになりかねず口元を手で覆ってこれ以上は言えないノーサイン出して。明るくなった表情が嬉しくて数回頷き同意して、まるでデートのようだと心臓がドキドキと普段より早く動くのが分かり、音が聞こえやしないかキュッと胸元の服掴んで)
そうか、本気だとしたら俺も真剣に応じないとな。 ああ。フィリップとこうして単純に楽しみに行く目的で出掛けるの初めてか?
(誰とは分からないものの好意を持ってもらうのは嬉しい事で、真正面から応じると宣言して。 今まで追われていた相手とそもそも外に出る機会も少なく、ましては遊園地などの娯楽施設に行くのは初めてだろうと問いかけて。 自分でも思っている以上にわくわくしてることに気付き口元緩みきって)
…君は好きな人いないの?君が動けないとか特別な理由があった時しか出掛けなかったから、遊びで外出するのは初めてだね
(真摯に向き合ってくれるなら自分の心内を相談しても良いのかもしれないが、それをぶつける前にそもそも論として相棒に好きな人は居ないのか不安げに小声で問い。聞かれた内容考えれば依頼でなく遊びに行くのは初めてだと同意し、変にあれこれ考え込まず純粋に楽しもうと決めれば急に吹っ切れて普段通りの表情を取り戻し相棒の緩みきった口元を指できゅっと上げ)
好きな人か、…気になる人はいるが、相手はそういう関係を望んでないと思うからな。 よし、思い切って遊ぼうぜ、多分おまえも気に入るアトラクションあるだろうし
(こちらに問いかけ飛んでくれば今一度考えてみて、直ぐに浮かぶのは正に問いかけてきた相手の事であったが相棒以上の関係を期待するのは高望みな気がして、良識ある大人として誤魔化す様に笑いながら告げて。やっといつもっぽい表情になった相棒にこちらまで口角上がれば随分乗り気に声掛けて「ジェットコースターとか乗れるか?」と既に何に乗るかを考え始めて)
相手はって事は、君は関係を発展させたいと思うのかい?あぁ、仕方がないから君に付き合って遊んであげよう
(相棒には片想いの相手がいて、その相手次第では関係を発展させる事もあるのかと深掘りし、気にはなるが聞けば聞く程に胸がズキリと痛みを訴えベストをぎゅっと握りしめ。初めての遊園地に張り切るのは相棒だけでなく顔には出さずともワクワクする気持ちはあって「ジェットコースター、それはどんな物だい?検索をかけないと」興味を持った事柄は直ぐに調べたくなるいつもの悪い癖が出て対話中だろうとお構い無く本棚に入るポーズをとり)
まあ、出来たら楽しそうとは思う…。 そういうことを聞くってことはお前にも好きな人でも出来たのか?そうこねぇとな…って、興味持ってくれんのはいい事か
(グイグイと質問されると恋人関係になったらまでは考え事がなく、暫し思案してから煮え切らない回答をして。相棒も恋愛に興味を持ったのかと嬉しさ半分不安半分でこちらからも質問してみて。 どっちが年上か分からないやり取りしながらも何処か楽しげなのが読み取れて、会話中に検索を始めてしまえばツッコミ入れようとするも今回の場合は興味を持ってくれている証拠だと上機嫌に結果が出るの待ち)
ぼ、僕はただ…依頼の検索をした時に興味を持っただけ…
(想定外の質問に普段より早く瞬きして泳ぐ目を何とか誤魔化しながら恋愛絡みの依頼だったからとそれっぽく言い逃れるが、落ち着きなくそわそわと語尾が消えていき。話の途中だとか突っ込まれると思いきや検索させてくれて、単純にジェットコースターとのキーワードだけで現れた数え切れない本から手前の物を選び数頁捲って「ローラーコースターとも言われ、運動エネルギーを位置エネルギーへと転換する事で動き列車に動力はない。これは興味深い、実際に乗らないと」指でなぞって音読し乗ってみたいと目を輝かせて)
ホントか? 言いたくないなら別にいいが、相棒の恋愛は応援したいからな。 じゃあ乗るの決定だ、案外乗る直前に怖気付いたりしてな
(挙動不審と言った言葉が良く似合うほど視線の動きや言葉端が怪しければ相棒の直感的に図星だと感じ。無理に聞き出す気はないが相棒の恋愛対象には興味があり、自分よりも似合う人と結ばれて欲しいと思う一方相手の大切な人がもう1人増えることに許容出来なそうな自分といて。 目をキラキラと輝かせる様子見ればまずは1つと乗る候補決めて、普段冷静な相棒が絶叫マシンに乗った時の反応が割ときになり多少煽るようにくすくす笑い)
トピック検索 |