迷子の魔人 2020-11-10 17:35:38 |
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【GLOSSARY-用語-】
①選ばれし人間
数千年前に存在した4つの王家より選ばれた子息、息女の4名。1つは現在も存在する王家。
性別を変えて転生を繰り返し、二世代置きに同じ魔人と契約を結ぶ運命。
(転生順例/は*女→男→女→*男…となっていき、初期契約が女ならば次は二世代後の男と契約となる)
前世の記憶はないとされるが、中には魔人と共に生活する事で思い出す者も稀にいるのだとか。
②魔人(ジンニー)
魔力と呼ばれる強大な力を有し、見た目は人間そのものだが人とは異なる存在。
容姿は若いが、本来の年齢は1000歳を優に超えている。属性が存在するも、魔人同士の力は同等。選ばれし人間と血と血の契約を交わし、不思議な力を与える者。共通して、浮遊能力などの基本能力は備わっている。
この世界では様々な魔人が何人も存在すると言われている。ただし、ランプが存在する訳ではない。
二世代置きの契約となる為、契約無効期間は深い眠りに就き、契約者が転生し17歳になった頃に眠りから覚め契約を結びに行く。
また人間の様に性別という概念はなく、一番最初に契約を結んだ主人の匂い等から判断して選らばれし人間を見付ける為に昔の姿とは異なると驚く事も。
③知らせの鐘
選ばれし人間と魔人の契約が成立した時に鳴る鐘。
代々契約成立後、契約時の魔力を感知して鳴るらしい。
鐘の音が鳴ると、選ばれし人間と魔人を王国の兵士が見つけ出し王の元へ連れて行く。その後、王命を受け王直属の組織へ配属される。
④魔人の属性
主な属性は、太陽(緋)、月(黒)、大地(翠)、氷河(蒼)、光聖(黄)、闇影(紫)の6種。他にもあるとされるが不明。何れも能力は同じものや近いもの、または異なる場合もある。能力が大きければ大きい程、契約者に負荷がかかる。無論魔人にも、暫く能力が使えないなどの影響が出る。
⑤血印契約
魔人と人が契約を結ぶための儀式。
基本的には人間一人につき、魔人一人の契約しか出来ない。酒の入った小さな盃に互いの血を数滴垂らして交換し、飲み干す事で契約が結ばれる。契約した以上打ち切る事は出来無いが、人間が死すると契約が無効となる。ただ最近では新たな解約方法があると言われているものの、危険極まりなく両者共に大切な何かを失うとの噂も。
⑥契約品
魔人の属性を表す色の宝石が埋め込まれた黄金の装飾品。人造魔人との契約品は純銀製。契約の証となり、人間と魔人其々に同じ物を左右対となるように身に付ける。契約品は、契約者によって異なる。
⑦王直属の組織「太陽(シャムス)」
国の治安を守るべく作られた組織。選ばれし人間の内の3名、その者たちと契約した魔人3名が主なメンバー。アジトは中央部にある王城の一室。
⑧謎の組織「月(カルム)」
選ばれし人間の内の1名が創設し統率、ウストゥーラ監獄に居た2名(人造魔人と契約)、その者たちと契約した魔人1名と人造魔人2名が主なメンバー。
魔力を手に入れて王座を奪い、世界の全てを我が物にする事が目的。 人造魔人を作り出し人間に憑依させる実験なども行なっているとか。
アジトは北にあるウストゥーラ監獄。
⑨人造魔人
人の手によって作られた魔人。本物に比べると魔力は劣るが、契約者を魔装させることが可能。(例:獣の魔人なら、獣姿に魔装させるなど)
「太陽」に所属する魔人に何かしらの恨みを持つ未契約の魔人が主体となり、動物などを融合させ作られた魔人。 本物の魔人とは違い、容姿は獣人だったり背中に羽が生えたりと形は様々。
⑩常闇契約
危険極まりなく、方法も残酷で下手をすれば命を落とす事から禁忌とされる契約。
複数の魔人と契約し成功すれば、全ての魔人の頂点に立てると言われている。
人間の契約対価は、寿命や内臓の一部、親しい人間など契約魔人が増える毎に変化していくのも特徴。
魔人の契約対価は、大切な者との記憶或いは思い出。この方法は魔人族の中でも禁忌とされ、人間に教えることさえも許されない。
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