ヴィンセント(一見さん) 2020-11-08 21:30:33 |
![]() |
通報 |
フフッ、おっとこらしーい。……行くよ
(ヴィンセントに顔を近づけ優しく口付けながら牢獄の隙間から出した両腕で抱きしめようとして)
…な…っ!
(口付けられると顔を真っ赤にして唇に手を当て、スマホ片手にけらけら笑っているマチルダに押されるまま牢獄の方に歩み寄り)
ほら、ぎゅーっと……次はもっと深いキスにする? 気持ちよーくしてあげるから
(牢獄に歩み寄ってきたヴィンセントを抱きしめた後、相手の耳元でそんなことを囁いて)
……!
(ヴィンセントが何も言えなくなった瞬間、マチルダが「は~い、ストップねE79860くん。耐性ないんだからヴィンセントが死んじゃう。」と笑いながらヴィンセントを牢獄から引き剥がし)
…………
(顔を赤くして無言のまま鞭を振り上げ、牢獄すれすれの床をぴしりと鋭く叩き付けるなり「……貴様ァ!」と割れんばかりの大声で威圧するように叫び、「立場が分かっていないようだな…!」射殺さんばかりの鋭い目線を向けるものの「は~い、ヴィンセントもストップ。それじゃ、良いもの録れたし俺は行くね~。ばいばい、E79860くん。」マチルダがヴィンセントの腕を無理に引きずるようにして看守室の方へと消えて)
あー、えっと……怒った?
ん、ばいばい
(さすがにやりすぎただろうかと苦笑いしながら。マチルダがヴィンセントを連れて行くのを見送りながら手を振って)
落ち着いた~?ヴィンセント。
(看守室まで戻ってくるとヴィンセントをソファーに座らせ、まだ顔を赤くしているヴィンセントに問いかけると「……ああ…だが……」呟くような小声が返ってきて「キスされたのそんなに気にしてる?」「…するに決まってるだろう!」何とか激昂するヴィンセントを宥めていて)
やあやあ、E79860くん。ついさっきぶり。
(警棒を片手に看守帽を若干浅く被っているマチルダがまたひょっこりと顔を出して「ヴィンセント宥めてきたよ~。写真も撮れたし大満足!」と楽しそうに笑って)
どうもです。ヴィンセントさん、怒ってませんでした? ヴィンセントさんがあまりに可愛いものだからちょっとやりすぎちゃったかなぁって。でも、ほんと可愛かったなぁ
マチルダさん的に良かったなら良かったです
(身体を起こすと苦笑するも、真っ赤になったヴィンセントを思い出すとうっとりして。満足げなマチルダに微笑み)
怒ってた怒ってた!大激怒だよ~。
ま、でも暫くしたら忘れるんじゃないかな~。
(呑気に笑いつつ警棒をぱしぱしと鳴らし、「写真見る?」とスマホを見せ)
あちゃー……次はもっと優しくしないと
それはそれで悲しいなぁ。見たいです見たいです
(肩を竦めつつ、スマホを見せられると警棒を気にしつつも鉄格子に近づいて)
あはは、そうでしょ~。
(楽しそうに笑っているとヴィンセントの声が聞こえ、「…囚人番号E79860!」「あ、お呼びだよ~。それじゃね。」マチルダは踵を返して帰っていき)
……貴様…先程の行為は何のつもりだ!
(かつかつと普段以上に不機嫌な足音と鞭を叩き付ける音を響かせながら鉄格子に近付き)
何って、キスですよ。ヴィンセントさんのこと、素敵だなぁって思ったから意識してもらいたくて
(鉄格子に近づき相手を見て微笑みながら)
………ふざけているのか、貴様…
(普通の人間なら萎縮してしまうような鋭い目付きを向け、地を這うような低い声で…まるで野性動物が怯えて威嚇するかのように鞭を叩き付けて)
|
トピック検索 | |||