『 story 』
とある所に周りには優しいのにお嬢様にだけツンツン塩対応の執事がおりました。しかし執事は優秀でここぞと言うときには頼りになるためお嬢様に信頼されていました。
両親が不慮の事故に遭い残された幼い自分を引き取り育ててくれた当主に感謝し自分に出来ることで恩を返したいと申し出ると見習い研修をした後御息女の執事にと任命してくれた。
執事見習いとして働く最中、年の歳はあれど年の近い自分にお嬢様は優しくしてくれたこともあり実は密かに想いを寄せていた。それは彼女の執事に就任し青年となった今も変わらなかった。
お嬢さんを朝起こしにいき、『まだ寝たい』だの『眠い』だのおほざきになる 彼女に淡々とチクチク嫌味を言いながら起きた彼女の髪を櫛で解かして目覚めのアールグレイを淹れて朝食の準備をするのが俺の日課だった。
そんな騒がしくも穏やかな日々はこれからも続いていくと思っていた──が。 お嬢さんが16歳になられた頃、舞い込んだ縁談がそんな二人の関係を変えていくことになる──。
執事×お嬢様
努力家且つ頭は良いのにどこか抜けてるお嬢様とそんなお嬢様を完全把握して飴と鞭(鞭多め)でコントロールする執事とのラブコメディー。
[ 執事データ ]
名前◇皆葉 樹 *みなば いつき*
年齢◇22歳(お嬢様とは6歳の年の歳)
性別◇見紛うことなく男
性格◇お嬢様以外のメイド等周りには優しいが、お嬢様にはツンツン毒舌家。小馬鹿にした発言多数あり。「そんなにドカドカ歩いてアンタは猪ですか。俺以外の前で…特に社交の場ではそんなみっともない事しないで下さいね。当主様の胃がまたやられます。」「……お嬢さんは一度言ったら聞きませんもんね。ええ、わかってますとも身に染みて」そう今日もしれっとさらっと。
容姿◇黒髪ショート、襟足は首が隠れる位。目に掛かりそうな前髪は下ろしている。サイドは耳に掛かる程度。紺混じりの黒い切れ長で鋭いつり目をフレーム無しの眼鏡でクールな印象に。肌は少し白めだがあくまで標準よりは白いだけ。180cmと高身長ですらりとした体型で黒の燕尾服をスマートに着こなす。
備考◇当主の屋敷に働いていた両親の事故死をきっかけに屋敷に引き取られ衣食住を与えて貰う代わりに当時10歳で住み込みで働く決意をし今に至る(今は屋敷の全管理を任される父親と同じ執事長)。頭の回転も速く実は運動神経も良い文武両道タイプ。あまり笑うことはなく常にポーカーフェイス。だけどお嬢様といるときはふと穏やかな表情を見せることも。お嬢様と呼ぶのは社交場や人前でだけ。屋敷や二人きりの時は『お嬢さん』と呼ぶ。お茶やコーヒーを淹れるのが得意。場の空気も雰囲気も読めるがお嬢様をイビる事が生き甲斐(ムキになるのが可愛いと思っている)故に敢えて読まないこともある。基本敬語。
募集◇お嬢様。自分で出来ることは自分でやる派で金銭感覚も庶民寄り。色々そつなくこなすが全て努力の賜物。勝ち気ではないが大人しくもない。でも女性らしい所もちゃんとある。執事にはため口。出来ないことは出来ないと執事には言える。モテないわけではないが番犬(執事)のお陰(?)かお付き合い経験はゼロ。有能な執事がいてくれるから彼氏いらないかもと思っているとかいないとか。※色々追加可。完ナリ。ロルは中文~制限無し。まったり長く絡める(無言二週間で絡み打ち切り/報告あれば継続)お話の展開を話し合って意見を出し合って決められる方。相性重視。