常連さん 2020-11-01 01:07:10 |
通報 |
>逆田、シルク
………
(応急手当てを試みる少女に対して、黒スーツの女は銃を落とした後は特に抵抗する様子も無くされるがままに身を任せる。そうしている内に意識が飛び始め、不可思議な猫の様な種族の彼がやって来て手助けしている頃には目を閉じたままぐったりとしている。)
>始季、シルク
「ちょっとくすぐったい…いや、痛いかも…」(そう言うといきなり傷口に手を突っ込み、中に食い込む金属全てに触れる。)
「…よっと。うぇ~…、真っ赤…。」(真っ赤に染まった指先を見つめ、苦虫を噛み潰したような顔をする。)
「ま、後で洗えば…。…よし。集中して…。」(再び傷口に手をかざすと…?)
グチュ、グチュチュ…。(小さく音を立てながら傷口から金属、銃弾が姿を現し、引き寄せられるように逆田の手の中へ)
> 逆田、シルク
……ッ
(意識こそ無くなり掛けているが、銃創に手を入れられると流石に堪えるらしく、苦悶混じりの微かな声を上げて…少女の“力"で撃ち込まれていた銃弾、9mm口径の拳銃弾が引き寄せられて…)
(取り出された其れらの弾丸にはかなり細やかながらレーザーによる魔術的な刻印が刻まれており、取り出した瞬間に、突然高温で発熱し始め…)
>始季
「あっつ!!!あつっ!あつあつっ!!!」(唐突に手の中で暴れ始める熱に動揺し思わず大きな声を上げ手を思いっきり開き銃弾が空中に投げられ、ポトリと地面に落ちる。)
「ふー…いててて…。ひりひりする…!」(涙目になりながら俯き顔の前に手を持ってきて見つめる。手のひらは銃弾を触る前より赤くなっている。)
>シルク
「…よく分からないものが埋まってたから抜いたよ。シルク…、お願い」(痛みに顔をしかめ、笑顔をしてシルクにそう呼びかける)
>逆田、始季
「大丈夫かい……っ?!」(逆田の手のひら、とても大丈夫とは思えないが、まずは倒れている始季が最優先か。傷口に手を翳して目を瞑り、小さな声でぶつぶつと呪文を唱える。これで完全に血は止まった筈……、これ以上傷が酷くなることもないだろう。一度汗を拭うと、今度は皮膚の修正にかかり)
>シルク
「火傷したけど…大丈夫。それより、そっちはどう?上手くいきそう?」(若干痛みに顔を歪めつつも、不安げな顔をしながら、そう問いかける。)
> 逆田、シルク
危うく大火傷になりかねないが軽症か如何かは不明ながら、突然高温になった弾丸を上手く除去した後、其処からの(治療)は少女(逆田)から二足歩行の猫な彼(シルク)の手により行われる。銃創自体はその“魔法”により止血が施され、次に外面的な皮膚などの修復が行われる。
まさしく何も知識の無い者からしてみれば奇跡の様な業と言える少女(逆田)と猫な彼(シルク)の用いる“力”だが――今し方、取り除かれ地面に転がってはまだ高温を発しているおかしな細工が施された9mm口径の弾丸…
俗に(魔術祈念弾)とも呼称される其れは、逸脱した尋常では無い者や種族を狩るとある機関の構成員が使用する基本的な装備の一つであったりする訳で――
ともするにこの黒スーツの怪しげな女もまた(普通)では無い人間であると言えるだろう。
当の本人は現状、完全に意識を失ってしまっているが…
https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%A9%28%E8%81%96%E5%89%A3%E4%BC%9D%E8%AA%AC3%29
プロフはこれを参照して?
>逆田、始季
「こっちもなんとか大丈夫そうだ、傷も殆ど塞がってきたよ」(逆田の心配そうな声にそう返答すれば、手を翳すのを辞めそっと傷口部分を手でなぞる。これで傷口は塞がった。応急処置ということで、あくまでも表面上だけ。そのため多少痛みは残っているだろうが、随分と楽になっただろう。ふぅと一息つけばどっと肩の力が抜けて)
>シルク、始季
「ふう…よかった…。シルク、ありがとう」(応急処置は済んだということで安心して胸を撫で下ろす。)
「とりあえず大丈夫そうだけど…気を失っちゃってるみたい…。(さっきの銃弾…熱かったのもそうだけどなんだったんだろう…?身体に食いこんでたし…、この人に何か…?)」(始季の方を見やって、目を細めなにか気になっているような顔をしている)
> 逆田、シルク
………
(傷その物はそれなりに癒えて、猫な彼が言う様に表面上ではあるが多少は穏やかな呼吸音を立てて、しかし相変わらず気を失って横たわっている。実際先ほどの傷を受けていた以外でも体力的な消耗もあったらしく、その眠りは比較的深いモノらしい。一方、この女から取り出した怪しげな拳銃弾は漸く術式が解除されて普通の温度に戻っている。)
【一名追加(後ほどもう一名追加予定)】
名前/キーア※スチームパンクシリーズより(赫炎のインガノック)
性別/ 女性
年齢/ 不明(外見的には小学校低学年ほど)
容姿/ ゴシック風の黒を基調とした派手では無いが上流階級風の整った身なりをした“薄赤色の瞳”を持つ金髪の少女(画像検索推奨)
性格/ 性格は素直で温厚。基本的に聞き分けはよく、ワガママもほとんど言わない。…が、かといって従順というわけでもなく自分の意思を通すべき所は通す、歳の割りに分別を弁えている節がある。
混沌たる都市下層にあって、誰へも笑顔を向けることができる希有な人間である。
備考/ ある世界の(無限の霧)と呼ばれる怪現象により外界から完全に孤立されたとある積層型巨大構造体から成る完全環境都市。孤立都市にして死と混沌の異形都市たる(インガノック)で弱者絶滅を謳う上層貴族の定めた《死の都市法》を無視し、歩き続け、下層の人々を診療し続けるある巡回医師の近くに寄り添い彼の生きる姿を見つめ続ける少女。直感的に人の嘘を看破し、その瞳は《美しいもの》さえ見通す。素性は一切不明。雑踏街の闇夜を取り仕切る凄腕の情報屋ですら全く情報を掴めず、自らも一切語ろうとはしない。
能力/『奪われた者』としての力
>始季、シルク
「ここは日がよく当たっちゃってよくないだろうし、移動して日陰に行こうか。私が運b…いや無理そう…」(運ぶと言おうとするも、自分と相手の体格差を再確認し、どうしたものか立ち尽くす。)
――これは過去。
――あたしの記憶。
――あなたの記憶。
過去の記憶。
あなたが思い出せなかった記憶の破片。
> 逆田、シルク
…うー…ん?
(黒と白のゴシックな装いの一人の薄赤色の瞳を持つ少女が、あたたかな陽だまりとそよぐ気持ちの良い風の中で目を覚ます。――此処が何処かは少しも分からないけれども、とても居心地の良い場所だと彼女は素直な感想を抱く…)
…血の匂い?
(それだけに、そんな場所に似つかわしく無いモノに過敏になる。そして気付くと同時に躊躇無く少女は動きを見せた。視線の先には横になったまま静かに寝息を立てている黒服の女性――少なからず先ほどの“血”の匂いはその人物から感じられる。…と、どうにか彼女を移動させようと悪戦苦闘しているらしき≪幻想人種≫のそれとは異なるらしき二足歩行な猫な彼(シルク)ともう一人の少女(逆田)、そんな三人に駆け寄って行き)
あの、貴方たち、この人を日陰に運ぼうとしているの?怪我をしている(していた)様だけど、あたしも手伝うわ。
(状況把握は速やかに、必要な事を理解しているかの様に少女は猫な彼を手伝う形で持っていた古風な旅行鞄から折り畳み式の担架を取り出すと、組み立てて倒れている彼女の傍に置いて)
この人をこの上に乗せれば上手く滑らせる形で移動させられると思うんだけど…どう?
(そう二人に提案する)
――これは過去。
――あたしの記憶。
――あなたの記憶。
過去の記憶。
あなたが思い出せなかった記憶の破片。
> 逆田、シルク
…うー…ん?
(黒と白のゴシックな装いの一人の薄赤色の瞳を持つ少女が、あたたかな陽だまりとそよぐ気持ちの良い風の中で目を覚ます。――此処が何処かは少しも分からないけれども、とても居心地の良い場所だと彼女は素直な感想を抱く…)
…血の匂い?
(それだけに、そんな場所に似つかわしく無いモノに過敏になる。そして気付くと同時に躊躇無く少女は動きを見せた。視線の先には横になったまま静かに寝息を立てている黒服の女性――少なからず先ほどの“血”の匂いはその人物から感じられる。…と、どうにか彼女を移動させようと悪戦苦闘しているらしき≪幻想人種≫のそれとは異なるらしき二足歩行な猫な彼(シルク)ともう一人の少女(逆田)、そんな三人に駆け寄って行き)
あの、貴方たち、この人を日陰に運ぼうとしているの?怪我をしている(していた)様だけど、あたしも手伝うわ。
(状況把握は速やかに、必要な事を理解しているかの様に少女は猫な彼を手伝う形で持っていた古風な旅行鞄から折り畳み式の担架を取り出すと、組み立てて倒れている彼女の傍に置いて)
この人をこの上に乗せれば上手く滑らせる形で移動させられると思うんだけど…どう?
(そう二人に提案する)
>小さな来訪者
ああ、はじめまして。手伝ってくれるの?助かるよありがとう…。(立ち尽くし途方に暮れていたところに思わぬ助けが。凄くありがたいと思い、丁寧に感謝を伝える。)
わぁ…。これならなんとか運べると思う。じゃあ私こっち持つね(取り出された担架に驚きながら、足の方に歩いて行って担架に載せる準備をし、来訪者の方を見る。)
>小さな来訪者、逆田
君は……、あぁ、助かるよ。(また新たな登場人物か、声のする方に視線を向け。二人が怪我をしている彼女を運んでくれるらしい。自分は一度手を引いて)
> 逆田、シルク
ふふ、お役に立てたみたいで良かったわ。ええ、大丈夫…よいっしょっと!
(意図を理解している事を肯定しつつ、何かしら役に立てて良かったと笑顔で頷きつつ――黒髪の少女(逆田)が足側へ移動したのと同じく、薄赤色の瞳を持つ少女もまた頭側から重病者相手のなれた動きで黒服の女性の両肩の下へ手を入れて持ち上げる。)
――この人の怪我は、貴方たちが治したの?
(運びながら、薄赤色の瞳を持つ少女は二人に何気なくそう尋ねる。――外科的な処置が見当たらない
辺りに、彼女の良く知るある人物の用いる治療方法…この場合は“現象数式”を連想してしまうが、それともまた異なる力なのを直感で感じていた。)
あたしとした事が自己紹介がまだだったね。あたしはキーア、“此処”には居ないけどある御医者さんの御手伝いさんをしているの。
(黒服の女性を担架に載せながら、そう薄赤色の瞳を持つ少女…キーアは軽く自己紹介をした。)
トピック検索 |