raison d'etre

本当に久々のセイチャですよ。
なりをしたいとは思いつつも私生活やらが忙しくて覗くことも出来ずに数ヶ月ほど。
めっちゃ過疎ってるなあ......。あと長ロルを見かけない。ぷわわぷわ、、

( てて　／　納棺師　)

( 朝日が昇り目を開くと確かにあった温もりが消えてる現実。それがどれほど寂しいか貴方に伝えたら鼻で笑われるだろうか、なんて自分の存在価値を低めてしまい。どばどばと止めどなく溢れ出てしまう想いを何処に流せばいいのか皆目検討付かず、ボルドー色に染まる雪の上で寝転んではひたすら時間が過ぎるのを待つだけ。冷たく突き刺さるような痛みが素肌に触れ、諦めろと諭されてるような錯覚に陥り。気分が悪い　) 嗚呼、今日はよく喋りますね　( 今までペラペラを喋っていた口は閉ざされて代わりにふん、と鼻を鳴らしてご自慢の長い髪を揺らす彼は仁王立ちで此方を見下すような視線が感じられる。霞む視界の中であの嫌味ったらしい笑みが至近距離で投影された。マスクのせいか息がし辛く。凍える背中が痛い。流れる体液が自分の存在意義を教えてくれ。生きる死ぬ。そんな邂逅　)

( ？？ )


( 瞼の裏には紫煙を燻らす男の姿が焼き付いている。決して目の前のような情けない姿ではないことを誓おう。うわ言のように、戯言のように形のいい唇を動かして愛してくれだの愛してるだの軽々しい言葉を紡ぐ男は完璧が故に脆い存在であった。求められる手と手を絡めて開いた方の腕で首を抱きしめる。乱れた髪を撫でて耳元でこちらも愛を囁いてやる「愛してる」と。首元に落ちた水滴の感覚でああ、この人も人間なんだなと思った。)