奏歌 翔音 2020-10-12 08:45:44 ID:5762b1903 |
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>ニクスさん、刹那さん、望さん
炎邪:
呵破破破破!死気についてはよく分かったが、分けてもらうのは遠慮しておく!俺達とキミ達は、根本的な何かが違うようだからな。
(死気についての説明と、自分達もいるかと問われれば、理解はしたが必要ない事をニクスさんに伝える。ここが冥界でないにしても、彼らは紛れもなく"死者"の類か何かだろうと察した炎邪は、彼等の力を生者が得る事は、何かしらの悪影響は避けられないだろうと考えた故である。断りを入れておけば、刹那さんが不意にお菓子のポシェットを取り出して食べないかと勧めてきた事に一瞬だけ頭に疑問符を浮かべたが、死者の持つ死気とは異なる"生者の食べ物"を断る道理が無かった。刹那さんの意図を理解しているかしていないかこの際分からなかったが、炎邪は快く刹那さんへと近寄り、キャンディを1つ貰いながら、刹那さんに倣うようニクスさん達に尋ねる。)
―――うむ、ありがたくいただくとしよう!諸君らもどうだ?
>月宮さん
???「もっちゃ、もっちゃ……」
と、二足歩行パスタ持ち羊に困惑している月宮さんをよそに、羊はなぜかマイペースに黒いパスタを食べ始める。そのあとに…
???「にんまぁ……」
と、歯をいーっと見せるような笑いかた。黒いパスタ……イカスミパスタだろう。食べたおかげか歯が黒くなっていて、おかしな光景だ……それが羊というのもなおさらだ。
???「もっへもへーー」
と、なにか鳴き声?をあげると……徐々にその羊の毛が増殖し、羊の立ち姿すら見えないほどに羊毛に覆われていく、そして……
???「ふもぁー♪」
と、気の抜けた掛け声。羊の毛が霧散したと思ったら……羊モチーフの羊毛の着ぐるみパジャマをきた、背丈の小さい男の子が現れた。
???「はろはーだよー♪ひつじのまんまだとねー、しゃべれないからこっちの姿になったよー、はじめましてー♪もふもはねー、もふもって言うんだよー。人になれる羊の~、もふもだよー♪よろしくねー♪」
と、ニコニコと緩い笑顔でそう挨拶してきた。……雰囲気というか、どことなくもふを連想するような人物だが……別人っぽそうなのは見た目と言動?でわかるかもしれない。
>刹那さん、炎邪さん、望さん
ニクス「…?これ、は?……なんだろう……わかる?」
と、ニクスは近くにいた骸骨達に話しかける。……よく見ると、ニクスのすぐ近くにいて、先ほどからちょくちょく囁いてる骸骨は二体いる。そして、他のアンデッドと比べて大分大人しい……ニクスの何かしらの力があるにしても、アンデッドの中では比較的理性的な存在だとわかるかもしれない。そんな二体のうち一体が、ニクスからキャンディを受け取って包み紙を剥がし、もう一体の骸骨が説明するように囁く。
ニクス「……キャンディ…嗜好品……舌で転がす………?……ん、わかった。ありがと……あむっ」
と、ニクスは恐る恐るといった様子でキャンディを口のなかにいれ、難しそうな顔をしつつも口のなかでキャンディを転がす。……おそらく味がしたのだろうが、きっとなにかを食べたこともないのか……レモンの味に戸惑っているような表情を見せる。しかし……嫌という感じではなさそうだ。びっくりしているだけで……ずっとなめ続けている。
そして骸骨達の方は、興味や敵意など、様々な反応があったが……ニクスの近くにいた骸骨二体が、「結構」といった感じの素振りを見せる。きっと彼らの場合は、食べても味覚を感じず意味がない、ということかもしれない。……そして骸骨二体は、ペコリと頭を下げる。謝罪か、感謝か。わからないが……この二体とは意志疎通が可能に見える。
>ニクスさん、炎邪さん、望さん
「………………美味しい?あ、骸骨さん。これを」
驚いた様子のニクスさんに少し苦笑しながら話しかける。この夢の中で食事は必要ないだろうが、嗜好品の類もやはり食べたことはなかったか。ぺこりと頭を下げた骸骨にあまり気にする様子を見せなかった刹那だが、少し考えこむとそのうちの一体にメモ帳とペンを手渡した。会話が出来るかは意味不明だが、少なくともこちらの意思は通じ意思疎通も可能、そう判断して問いかけた。
「あなたたちは、こことは別の世界に行ってみたいと思いますか?………例えば、このキャンディが普通に売られている世界とか」
骸骨は分からないが、ニクスさんは常識や感情への知識が乏しいようだ。そんな彼女に好奇心はあるのか、そう考えての質問だった。さらには、骸骨などのアンデッドにも同じ問いを投げかける。
>ニクスさん、刹那さん、望さん
炎邪:
……刹那くん。ちょっといいか?
(先んじてキャンディーを頬張っていた炎邪は、口の中のキャンディーを右頬へと持っていき、決して吐き出さないよう無駄に器用な事をしながらニクスさんに話しかけている刹那さんに、眉間に皺を寄せて変な顔になりながらしごくどうでもいいようなことを伝えた。)
レモン味のキャンディーにしては無茶苦茶酸っぱくないか!?え、なに?今時のキャンディーこんな酸っぱいの!?
(……個人的な、キャンディーへの感想だった。)
>ニクスさん、炎邪さん、望さん
「そうですか……?…………っ、すみません。炎邪さんに渡したの、『これが食べられたら修行僧!改、激すっぱ飴』でした。………大丈夫です、ニクスさんと望さんに渡したのは普通のレモンキャンディなので、多分」
炎邪さんのリアクションを見て不審そうに首を傾げるも、巾着袋の中を確認して思わず目を見開く。そこには普通のレモンキャンディの他に、「改、激すっぱ飴」が入っていた。普通のレモンキャンディの100倍は酸っぱいと言われているそれはあくまでもネタとして買ったものであり、決して人にあげるものではない。
しかし普通のレモンキャンディと「改、激すっぱ飴」は包装がよく似ている。月明かりの元あまり視界が良くなかったこともあり、うっかり渡してしまったのだ。自分が食べたのは普通のレモンキャンディのためセーフだと思い、謝りながらもキャンディーを舐めていた。
「これは大丈夫で…………っ、これ酸っぱい!私も『激すっぱ飴』引きました………皆さん大丈夫でしょうか………?」
激すっぱ飴は、舐めてから数分後に効果を発揮しだす。刹那もまた酸っぱさに悶絶しながら、辛うじて吐き出さずに舐め続けていた。
>刹那さん、炎邪さん、望さん
ニクス「…?……????」
刹那さんの別の世界にいってみたいか?という質問。あと、その後のやたらすっぱい飴の話とか、二人のリアクションとか……それを見ていて、ニクスは困惑。なにもわからないのだ。彼女にとってはここが全てで、ここ以外のことを知らない。不満があるわけでも、不自由さを感じるわけでもない。彼女にとっての世界は、ここだけで帰結していたから。
だが……メモ帳とペンをもった骸骨は、流暢に筆を走らせてなにかを書き……刹那さんに渡す。
『貴方達は、愉快な方々なのですね。この子も、本来ならそんな風に育ち……生まれて、生きることができればよかったのですが……それもある意味、わたしたちの責務でした。……そうですね。叶うのであれば、この夢の世界から……ニクスだけでも、つれていって欲しいと思っています。』
骸骨は……自覚しているようだ。ここが『夢の世界』だと。
>ニクスさん、刹那さん、望さん
炎邪:
ぬぅぅ酸っぱい!だが噛んで飲み下してしまえば問題はないな!!
(むしろ凝縮された酸味が広がりより一層大惨事になりかねないことを平気で言った挙げ句、口の中から"ゴリッボリッ"と、キャンディーを何食わぬ顔付きで噛み砕く。余計に口の中に広がった酸味に"オアァァ……ッ!"としばし話の輪から離れた位置で悶絶していたが、すぐに立ち直って何事も無かったかのように平然とした様子で戻ってくる。そして、骸骨が刹那さんに渡した手紙に顔だけを覗かせて内容に眼を配る。それは……確かに骸骨達は、ここが夢の世界だと自覚している事だった。ただ、薄々分かってはいても、どうしても確認しなくてはならないことがある。)
その辺は依頼人に聞いてみなければ分からんが、もし仮にニクスくんを連れ出した場合、残されたキミらやここはどうなるのだ?
>刹那さん、炎邪さん、望さん
ニクス「??……ほんとうに、なんの話…?」
と、ニクスはメモをもった骸骨と炎邪さん達の会話を不思議そうに聞いているが、どうやらもう片方の骸骨がニクスとなにか話をしているらしく、それ以上は意識が向かないようになった。
『……彼女がこの世界からいなくなった場合、この世界は眠りに尽きます。消えるわけではありません。ただ、維持する必要がなくなるから……ニクスの中でわたしたちは、眠りにつくだけです。彼女の力の一端として…。』
と、骸骨はそこまで言ってから、また追記するように続ける。
『連れてほしいとは言いましたが、私達やニクスを含めても、すべてが『夢』であることは変わりない。……故に、現実世界で単一の存在として在り続けられるのは困難を極めます。……が、貴方達にはそんな不可能を可能とする可能性をもつ力があるはずです。貴方達で言うところの……『魔力』のことです。現実世界の誰かの魔力を借り……『使い魔』という形で存在する方法なら……ニクスを基盤として、私達が力となって還元され、魔力を借りれれば……可能です。……このままなにも変わらず、この世界で静かな時を過ごすのは、それはそれで良いことかもしれない。しかし……ニクスは、一人の女の子として生まれるはずだった子供です。本来の名前がもう与えられなくても……それでも叶うなら、彼女には生きることがどういうことかを、その身で感じて欲しい。……それがこの世界の住人の総意です。』
>桜さん
クロ「おけおっけー。じゃあ個室に一名様ご案内~♪」
と、桜さんを連れてクロはビルの3階、個室ばかりの部屋が占めるフロアへ案内する。部屋は簡素でベッドの寝心地は快適な程度だが、メインは夢の世界なので、確かに現実で使う分には寝床以外は簡潔でいいのかもしれない。
クロ「じゃあ、寝付きがよくなるために曲流すねー。」
そしていわずとしれず、その効果は皆が知っている例の曲……『ひつじのかぞえうた』。めへー、もへやっへーが、桜さんの意識を眠りにいざなう……。
>ニクスさん、炎邪さん、望さん
「なるほど。…………分かりました。『一人の女の子として生まれるはずだった子供』……」
炎邪さんの問いに答え、住民たちの総意を述べる骸骨に対し、刹那はしばらく考えていた。一人の女の子として生まれるはずだった子供、という言葉にある少女を連想したのだ。ニクスさんが「うなー」と鳴いている幻覚を見てしまった気がして、気づかれないように首を軽く振る。そして聞こえているか分からないが、クロさんに聞こえてほしいと思いながら呟いた。
「クロさん、私の報酬を『私の最大魔力量増加』から『ニクスさんが現実世界で存在できるだけの魔力』に変更してください」
自分の報酬を捨ててしまうことに、少し名残惜しさはあった。しかし、ニクスさんを放っておくことはどうしてもできない。声に迷いを滲ませながらも、クロさんに提案をした。
>もふもさん
も、もふもさん……ですか。…私は月宮星奈と申します。こちらこそ…よろしくお願い致します
(どことなくもふさんに似ているような彼に最初は疑問を抱くものの、背丈や言動から恐らく別人なのだろうと判断した星奈はその場から立ち上がり自己紹介をして)
>月宮さん
もふも「ふもぁー、月宮さんだねー、よろしくー♪月宮さんは~、新しい飼育員さんー?それともー、遊びに来た人~?」
と、緩い口調で話しかける。話してる途中、めー、と鳴く羊が一匹もふもに寄ってきて、もふもが「もっへい」と謎の掛け声をあげながらもふっと羊毛を叩くと、「めぇー♪」と羊は嬉しそうな声をあげながら『宙に浮かんで、ぷかぷかとどこかへ風に流されていった』のだが…………夢だし、気にしない方がいい光景かもしれない。羊(人形)が叩いたら、羊は雲みたいに空に浮くことくらい、きっと夢ならあってもおかしくない……だろう………。
>刹那さん、炎邪さん、望さん
刹那さんがクロへむけてそう呟くと……刹那さんの脳裏に声が響く。
クロ『んー?おっけー、報酬変更ねー。承ったよー。』
と、あっさり承諾した。そしてクロはそこで静かになった。……ずっと皆の会話もやり取りも、クロは聞こえていたし見えていたのだろう。
『……ありがとうございます。…貴方に言えた義理ではありませんが……誰も責めませんよ。あの子の未来を断ったのは、私達なのですから。確かに狂わされたことは否定しません…きっとその事へ、恨みがないかと聞かれれば、恨みはあると答えてしまうでしょう。……しかし、貴方は直接的な関与をしていません。それに……貴方は、助けてくれるじゃないですか。だから、背負わなくていいんです。少なくとも……私達と、あの子達への責任は。……生きてください。きっとくるしいことばかりかもしれない苦しいことばかりかもしれないけど……貴方が生きて、笑うことを応援する人が、あっちにいるでしょう?だからその人たちのために……頑張って。』
骸骨の表情は、読み取れない。が……なんとなく、メモを書いて差し出してきたその骸骨を見て……優しい女性の面影を見たような、そんな印象を刹那さんは感じるかもしれない。
ニクス「……そっちの話、終わった?」
と、ニクスが片方の骸骨との会話を終えたのか、刹那さん達に話しかけてきた。
ニクス「皆の意志、聞いた。……皆、わたしを外の世界に連れたがってる。……わたしは別に、構わない。皆が勧めるなら……尚更。でも、そこへ行く前に……やらなきゃいけないこと、ある。」
と、ニクスがそこまで言いきると、周囲のアンデッド達……骸骨とケル以外が、小さな青い人魂となってニクスの周りに集い始める。
ニクス「わたしの力、抑えてても危険。あっちの世界だと、特に危険……らしい。……わたしに勝てるなら、安心できる、らしい…。使い魔になる一環、でもある……らしい。だから……戦う。勝ったら、従う。負けたら……まだ、ここにいる。」
人魂は旋回しているだけで、まだ戦闘の準備もとってない。準備が必要なら応じるらしいし、戦うのが嫌というなら、それも聞くつもりだろう。二人の骸骨も、ケルも……静かに見守っている。
>ニクスさん、刹那さん、望さん
炎邪:
……だ、そうだぞ。どうする刹那くん。止める道理は無いし、どうするかもキミ次第だが。必要とあらば手を貸すぞ。
(刹那さんの報酬変更の旨と、ニクスさんの周りに青い人魂が集い始めた事で、状況が変化した事だけは理解した。ただ、人魂の方はぐるぐると回っているだけだし、臨戦態勢…というわけでもない事を察した炎邪は、どうするかの最終決断は刹那さんに委ねる事にした。使い魔という話に興味が無かったわけではないが、炎邪自身とニクスさんとでは相性が致命的に悪いだろうと判断した。なら、今この場における自分の役割は、見守るか手を貸すかのいずれかだろうと割り切った。)
>ニクスさん、炎邪さん、望さん
「分かりました。…………骸骨、さん。二人は貴方によく似た、立派な子たちです。だから、安心してください」
クロさんの言葉を聞いた後、骸骨の言葉を聞き目を見開く。骸骨の告げたことは、刹那の負い目……自分の上司が夢見家を崩壊させ、ルカさんたちの両親にヒノネさんを堕胎させた末自殺させたこと……それを明確にしているのが分かったからだ。許されたのだと分かり、刹那の瞳に一筋の涙が流れる。涙を抑えることもせず、骸骨の子供であろう兄妹のことを手短に告げた。
「……私ですか?…………我儘を言わせていただくなら、見守って頂けると有難いです。ニクスさん、一戦お願いします」
コートの袖で涙を拭うと、愛銃を構えて炎邪さんに答える。炎邪さんの好意を無下にするようで申し訳なかったが、骸骨の意思は叶えたかった。ニクスさんの力に叶うかは分からないが、助けたい。その思いから、戦いの意思をはっきりと見せた。
>斑鳩那由多さん
(/お待たせしてすみませんでした……)
穂乃花:……。……ここは……夢の中……なのかな……?(目を覚ませば、穂乃花は殺風景な白い空間のようなところにいた。そこには何もなく、まるで5億年ボタンを思わせるようなところだった。
しかしそこには那由多ちゃんはおらず、一人だけでいた。
そこで穂乃花は、チラシに書いてあったことを思い出す。そして、那由多ちゃんを呼ぶ方法を思い出したのだ。)
えっと、那由多ちゃんをごしょうたいしたい!
>ニクスさん、刹那さん、望さん
炎邪:
―――そうか。なら俺は戦いが終わるまで見学させてもらおう!あ、さっきのキャンディー貰っておくぞ!結構クセになるなコレ!
(刹那さんからの返しを聞けば、ニクスさんと刹那さんの戦いの邪魔にならないよう、骸骨達とは真反対の位置へ移動してそこへ胡座をかくようにして座り込む。…その手には、いつの間にかくすねておいた"激・酸っぱ飴"があった。先程までその酸味で悶えておきながら、完全にハマったらしく、躊躇なく袋を開けて中の飴を口の中に放り込んだ。)
>七種穂乃花さん
(/大丈夫ですよ!)
「ん、あれ……?ほのちゃんの声だ。…………おーい!」
夢の中に来てみたはものの、辺りは白一面の何もない世界。困っていると、穂乃花さんの声が聞こえる。その声の方に来てみると穂乃花さんの姿が見え、思わず駆け寄っていた。
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