奏歌 翔音 2020-10-12 08:45:44 ID:5762b1903 |
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雪音様 ナナ様 知枝様 クエ様
「…ジェスタでいい………んでぇその…時空魔法?ってやつは実現可能なのか?おじちゃんは魔法についてよく分からねぇんだけどよ…」
魔法についてほとんど知識のないジェスタは瞬間移動や時空移動の原理が全く理解出来ていない、透明化やらなんやらは何となくわかるが移動系については全く想像もつかない。
移動先にクローンでも作るのか?それとも魂なら移動可能なのか?そのような浅い考えしか出てこず、魔法に詳しそうなクエ様に問いかける
>龍さん
…探しに来た?お仕事に行ってるとかでは…
(仕事に行ったのならまだ分かるが、"探しに来た"という彼の発言に違和感を感じ、さらに尋ねて見ようとした…が、その時にどこか甘い香りが漂っているのを感じ思わず発言を止めて)
>心愛ちゃん
あ…えっと…その…
(しまった。そこに違和感があったか。内心焦ったが、甘い香りが漂っている。なんだ?何処からだ?しかし、分からない。甘い香りのそれが原因で身体が縮んだ事を知らずにいた。しかし、その原因がじわじわと彼を更なる幼児退行へと進ませ、内心の正常だった思考回路も途切れさせた。)
うぅ…お腹すいたよう…ごはん…
(ぐぅ、とお腹が鳴る。そう、朝ごはんを食べずに来ていた。)
>ジェスタさん、知枝さん、クエさん
出来ちゃうよー!って言っても今は出来ないケド!大昔の「古代呪文」で、もう現在では滅びちゃったから!
歴史上から見たら、だんだん魔法も力が弱くなってるのよねー。
弱くなっているから、「普通に移動するだけ」の「瞬間移動」になっちゃったのよねー。
古代呪文を使えば、使った人はまるっと過去にも戻って、沢山の人が救えちゃったり!
いい事よねー!
>ホクシチアジトの皆様
「あー、どうりで聞いたこと『だけ』ある訳だ。……つーかよ、ナナ。過去ん戻って人救うっつってんけどよ、それは歴史を歪めることにもなる。ジェスタも栗白小娘(光野さん)も、それは分かるな?」
古代魔法と聞き、なるほどというように天を仰ぐクエ。しかしナナさんの「いい事よね」という発言を受け、途端に目を鋭くした。
時空を移動する魔法は、一つ間違えれば大惨事だ。人を救うために過去で行った行為がタイムパラドックスを引き起こし、現在で大惨事を引き起こす……そんなことにも繋がりかねない。クエはナナさんを止める気はないが、せめて彼女が、いやここにいる人がそのことは知っているのかは確かめておきたかったのだ。
>龍さん
…ご、ご飯?そうね……良かったら、おにぎりでも食べる?
(彼のお腹が鳴る音を聞けば、「確かここに…」と持っていた買い物袋の中を漁りそこからおにぎりをひとつ取り出して。すると、何だか彼との目線が先程と違うことに気付く。…よく見れば、甘い香りの影響か心愛の身長が縮んでしまっていたのだ)
>ホクシチアジト
ぼくも魔法についてはまだ若輩の身ゆえ、あまり強くは言える立場にはない。…が、ナナ氏の発言に整合性を求めるなら、
"本来の古代呪文そのものはとうに失われたが、完全に失われたわけではない。故に現代では当時のものを完璧に再現する事は不可能だが、断片的にならば再現が可能。その用途も、世界を丸ごと遡るのではなく、使った者だけが過去に戻り、多くの人間を救う" 大方そんなところだろ。……あと、ぼくは小娘なんて名前じゃない。"光野 知枝"だ。
(憶測に過ぎないが、あくまでも推論の一つとして、ナナさんが語った古代呪文を自分なりに解釈しつつ、先ほどからクエさんに"小娘"と呼ばれ続けていた事に若干思うところがあったのか、雑な形になってしまったとはいえ、この段階で自己紹介をしておく。本当にそんな事が可能なのかと思うところはあるものの、魔法ならばとも割り切っている自分がいる事を自覚しているため、それ以上の憶測はやめておいた。…クエさんから、過去に戻り、人を救う事の意味についての理解の有無を求められると、自分なりの答えを返す。)
…多元宇宙論とか平行世界論に基づく議論には、あまり興味が無かったんだがね。見聞として齧った事だけはある。
現在において救われなかった人々を、例えばその魔法を使って救ったとする。そうなれば、確かにその人々は現在において救われる形となるだろう。だがその場合、因果関係による不一致と矛盾が発生し、その人たちとは別の人間が救われなかったり、あり得てはならない現象が現代、未来において発生する。これが俗に"タイムパラドックス"と呼ばれる現象だったかな。…ぼく自身は時間魔法そのものを否定するつもりは毛頭無いが、これはつまり、"今を生きる世界"を否定する事と変わらないものとして、今もなお物議を醸す内容だったと思うが。
>知枝さん、クエさん
ふふふー!みんななかなか面白い意見じゃない。
まぁ、考え方で用途は変わってくるからねー!
裏の子のあちら側からすれば…もっとめちゃくちゃにしてやれるって思うかもしれないわよねー?
(そう、悪が使用したら?そう言った意味深な言葉を吐いた。)
>心愛ちゃん
ありがとう!お姉ちゃん!……お姉ちゃん、お姉ちゃんもうちょっとおっきくなかったっけ?
お姉ちゃんも食べる?食べたらまたおっきくなる?
>ホクシチアジトの皆様
「おーそれそれ、知枝は難しいことよく知ってんな。あたしも大体あんたと同じ意見だよ」
光野さんの説明に、うんうんと頷く。「平行世界論」や「タイムパラドックス」を詳しく知っている訳ではなかったが、過去改変がいい事ばかりではないという考えは同じだったことに少し安心する。……余談だが、クエの「小娘」呼びは名前を知らない自分より年下の女性、つまり殆どの女性にするものである。
そしてナナさんの意味深な言葉を聞くと、挑発するようににやりと笑った。
「何だそりゃ。まるであんたらが使えば、滅茶苦茶にしないって言ってるようだな。ぶっちゃけ歴史改変なんて、誰がやろうと滅茶苦茶になることにゃあ変わりねえ。何を目的とするかが違うだけだよ。違うか?」
クエはそう言い、また全員を見回す。正義を掲げて混乱を招くか、私欲を掲げて混乱を招くかの違いだろと問いかけるように。そして彼女は、その問いの答えを全員から聞きたがっているようだ。
>ナナ様 知枝様 クエ様
「…………………確かに裏のヤツらが使ったら大変なことになりそうだねぇこりゃ……んー、ならこの実験成功したらやべぇんじゃねぇかね?」
ナナ様の「裏の子のあちら側からすれば…」の言葉に少し鋭い表情になりかけるがすぐにいつもの笑顔混じりの顔に戻りそう言葉にし
「…もしこの魔法の復活が成功したとしてもよ?ナナちゃんが広めなきゃ使えねぇんじゃねえか?」
…と湧いてきた疑問を言葉にする。
>龍さん
えっ?…まさか……
(彼から"もうちょっと大きくなかったっけ?"と言われ何かを察したのか恐る恐るスマホを取り出しミラー機能を使って自分の容姿を確認して。すると、そこでようやく自分の身長が縮んでいることに気付く。…色々述べたいことはあったが、とりあえず龍さんに対してこう返事をすることにして)
大丈夫よ、私はさっき…食べてきたから。それと…さすがにおにぎりを食べただけでは大きくなれないと思うわ…
>ホクシチアジト
さっきも言ったが、ぼくは時間魔法そのものを否定するつもりはない。作った者たちが善悪かどうかなんてのは、そうした"芸術品"には何ら関係の無いことだからね。…でも、共感も賛同もしないよ。結局のところ、魔法なんてのはどれだけ取り繕っても"力"でしかない。そして、力そのものは善悪に縛られる事がなく、そこはナナ氏の言う通り、使い手次第だと言ったところだろうね。…それでも、そうだね。その魔法を使う事に、ぼく自身の直感に基づいた感想を言わせてもらうなら―――
―――反吐が出る。自分がそういった苦しんでいる人々と比べて遥かに恵まれている自覚もあるし、これが自然と保身から出てきた言葉だというのにもね。だけど、だからと言って"人を救う事を目的に過去を変える"というのは、それは今を生きる人たち…ましてや、どれだけ苦しい環境でも必死で生き抜いた、全ての人の人生を否定すると同義だろう。
(時間魔法については否定も共感もしないと表明して、魔法を始めとした"力"に対する価値観と、ナナさんが言うように結局は使い手に左右されると述べる。だがこの場合、歴史を歪める事への是非を問われているのだろうと解釈した知枝は、率直に時間魔法ではなく、それを行使する事によって起きるであろう現象については毅然とした態度で否定して)
それを踏まえた上で、誰がどう使うか、なんてのは問題にすらならない。その魔法が完璧に再現出来なくなったのは、ナナ氏が言ったように自然的な要因もあるのだろうが、当時の人間達による批判を含めた、外的要因もあったんじゃないのかね。
つまり"滅ぶべくして滅んだ" …ぼくには、そういう風にしか考えられないんだ。
>東野 桜
はい…ヒガシの仕事中に何らかの魔法を受けてしまったらしく、気が付いたらこんな姿になっていました(フードを外し今の面影が少し残った幼い顔を見せつつ話して)
>桜木 零士さん
「なるほど、こちらでも調べさせよう」そう言っていると、高級住宅地と言われる場所に入り「もうすぐ着きます、部屋は用意させてますから」と住宅地奥にあるヨーロッパ風の豪邸の門の前に止まり「ここです」と車が玄関の前まで行き「使用人のお古で悪いのですがお部屋に置いておきましたので」そう言って赤い絨毯に装飾は全て金色で天井にはシャンデリアの階段で2階に上がり「ここを使ってください」と部屋を開けて「何かあったらこの紐を引けば使用人が来ますから」そう言って、後ろ手にドアを閉めると「ヒガシには連絡した方がいいか」と聞く
>ジェスタさん、クエさん、知枝さん
なるなるなるちゃんねー!
滅ぶべき魔法ねー。
まぁ、時間の問題ではあるわ。後、数千、数百、数十、数年後、には魔法自体が滅ぶかもしれないから。
既に誰も使えなくなる。「滅ぶべき物」になるかもしれないわ。それとも…私達共々裏側は…「滅ぶべき者」になるかしら?
この魔法はまたいつか別の方法を再度研究を重ねて、復活させて見せるわ。そして!「リアル時を走る少女」になるの!
ナナちゃんは、既に古代呪文を何個か使っちゃってるからー、これで新しく増えれば…応用して、新しい魔法道具や、衣装にも…夢が広がるわー!
あ、さっきのお茶も、古代呪文の応用で、ナナちゃんアレンジだよー!
なかなかいいでしょー?
>心愛ちゃん
ダメ?おっきくなれない?
んーと…んーと…じゃーあ!
「イートミー」って書いてあるクッキーとか、親指にお塩をちょっとつけて舐める??
(思いついたものを言ってみる)
>龍さん
…そうするよりも…もっといい方法があるわ。ほら、何処からか甘い香りがするでしょう?その香りがする場所に行けば、大きくなれる方法が見つかるかもしれないわ
(内心で「子供らしい案だ」と思いながら話を聞いた後、その方法を試すよりももっと良い案があると伝えて。最も、心愛は自分の身長が縮んだ原因はこの甘い香りにあるだろうと予想していたのだ)
>ホクシチアジトの皆様
「まあジェスタの言うとおり、成功したら常識的に不味い魔法だよな……知枝の「滅ぶべくして滅びた」っつーのも同感。
……別にあたしは正義の味方じゃねぇから、誰かが時空魔法を復活させることを止める気はねえ。ただ『正義』って綺麗事を理由に巨大な力を振るうのは反吐が出る。あと、それがあたしの家族に害なしたらあんたを殴る。以上だ」
難しいこと話して疲れた、茶あくれ。険しい顔で自分の意見を一通り述べたクエは、気の抜けた表情に戻り、カモミールティーの入ったカップを取ろうとする。
>ナナ様 クエ様 知枝様
「んー…魔法って難しいな……使えりゃいいってわけじゃねぇし……確かに死んだり滅んだりしたからこそ生まれたもんがあるんだがねぇ……まぁどう使うかは作ったもんが決めるからな、そこにルールやら決まりやら存在しねぇ。使って大量に死者が出ようと、存在が消えようとソイツの目的があるんだろ…まぁ力にゃ責任が比例するし人が消えんのはいい気はしねぇが。」
そこまで喋ったところで出されたお茶を啜り…「魔法って便利だなぁ…おじちゃんは羨ましい限りぜ…」と不思議そうな羨ましがっているような表情で魔法で出されたお茶を眺めている。
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