奏歌 翔音 2020-10-12 08:45:44 ID:5762b1903 |
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>真田雪菜さん
「ああ。そもそも全員に好かれようなんて無理だ」
「そのままの貴女を好きでいてくれる人がいる。……それで充分では?」
首を傾げる雪菜さんに二人は淡々と、しかし真剣に答えていた。
>ルーナさん
「それはないよ。……分かってもらいたいなら、分かるように言わなきゃ駄目。『きっと分かってくれる』って刹那は思ってたかもしれないけど……あたしからすれば、それは甘えだよ」
言葉は下手すれば、暴力より人を傷つける。それを刹那が知っていたかは分からないが、知らなかったとしてもしたことは同じだ。ルーナさんは悪くないと、まっすぐ彼女を見つめながら告げる。
>斑鳩那由多さん
ルーナ:…!(那由多さんに見つめられると、こちらもうるうるとした瞳で弱々しく那由多さんを見つめる。そしてもじもじしながらも顔を俯かせると、「那由多ちゃんは…やっぱり強いな…」と呟く。そして再び那由多さんを見れば、話し出して)
あのね…その…今日は…その…ありがとう…(もじもじしながらそう言うと、ルーナはまもなく泣き出してしまう。しかしこれは嬉し泣きだった。そして甘えるように那由多さんに寄りかかれば、鼻をすする。
そしてそのとき「うゆ…」と声を出す辺り、穂乃花にそっくりかもしれない。)
>ルーナさん
「あたしはそんな強くないよ……ってあれ?」
ルーナさんの言葉を否定しかけた那由多だったが、ルーナさんの言葉に違和感を覚える。彼女とは初対面のはずなのに、ルーナさんは那由多と会ったことがあるような、いやずっと親しくしていたような口ぶりで話していた。一度考えると、その声や口調、雰囲気も誰かに似ている。顔立ちだって、眼鏡を外した『彼女』によく似ている気がする。
「…………ほのちゃん?」
聞こえるか聞こえないかぐらいで呟いた問いは、ルーナさんに聞こえていたのか。
>斑鳩那由多さん
ルーナ:うぇっ…(那由多さんの呟きが聞こえれば、涙目で顔をあげる。
そして、しばらくの沈黙が続く。
「バレたの…かな…?」
そう思った。ルーナはやがて立ち上がると、よろよろと歩いていく。
「違います…」
そう否定したかった。しかし、声が出なかった。
「また嘘をつくの?」
心の奥底で、誰かがそう言ってきた気がしたのだ。なにより、今のルーナに嘘をつく勇気なんてなかった。
これで終わりだ。そう思った。
だからルーナは、変身を解いて穂乃花になる。
やがて穂乃花になれば、那由多さんを見つめる。そして一言。)
穂乃花:うん…正解…でも…ごめんなさい…ごめんなさい…那由多ちゃんを…みんなを騙して…私…悪い子だから…臆病者だから…だから騙して…だから…ごめんなさい…
なんなら…責めていいよ…だって私は…悪い子なんだから…(そう言うと座り込んで、泣きじゃくる。
穂乃花はただ、怖かった。
「お前みたいな臆病者がヒーローになるとか無理だから」「陰キャのヒーローとか笑える」
そう思われるのではないかと怖かったのだ。
だから穂乃花はルーナになって、ヒーローをしていたのだ。
もしかしたら、「嘘つきはきえろ」「お前なんかに騙された」そう責められるかもしれない。
穂乃花は覚悟を決めつつも、土下座の体制になって)
>空さん
…ちょっとお!
(暗闇で視界が見えないため空さんの発した声を頼りに投げた方向を糸で探り爆弾の軌道を少しずらして。しかし先程よりも威力が高いため爆風に巻き込まれ舞台の方まで吹っ飛ばされて)
>七草穂乃花さん
「謝らなくていいよ。……ほのちゃんが、ルーナちゃんとして街を救ってたんだね。すごいと思う。誰もそれを責めたりしないよ」
優しい声で穂乃花さんに語りかける。なぜ名前を変えて魔法少女となっていたかは分からないが、ルーナという偽名でも穂乃花さんがヒーローとして戦っていたことに変わりはない。友人への尊敬が籠もった口調で話しながら、穂乃花さんに笑いかけた。
>斑鳩那由多さん
穂乃花:え…(驚きつつ、穂乃花は那由多さんを見つめる。
那由多さんの言葉は、穂乃花にとって嬉しいものだった。そして、変わらず接してこようとしてくれる姿がすごく嬉しくて…那由多さんが天使のように思えたかもしれない。
那由多さんの声、那由多さんが紡ぐ言葉、全てが穂乃花の罪悪感や恐怖を少しずつ浄化していく。
「騙してたのにどうして責めないのか」「臆病者なヒーローなのにどうしてバカにしないのか」そんな疑問はもちろんあった。
しかし、那由多さんは…化け物である自分を認めてくれた。だから、なんとなく納得出来る気がした。
確かに、まだ怖い。
だが、確かに穂乃花は…これで確信することが出来たかもしれない。
穂乃花の心を蝕んでいた闇の鎖は、一つ剥がれ落ちる。
そして穂乃花は、涙を流しながら不安そうに話し出す。)
…。あのね、那由多ちゃんは…こんな私でも…お友達に…なってくれるの…かな…仲良くとか…してくれるのかな…
>藤咲さん
「普通の人ではこの闇の中動くことは出来ない」そう言って藤咲さんの方に音を消して近ずき「さあ耳だけで本物の僕がわかるかな」と10人にわかれ「さあ、攻撃を当てられるなら当ててみな」といっせいに話して攪乱らせる
>七草穂乃花さん
「もちろんだよ!……ありがとう、ほのちゃん。……教えてくれて、仲良くしてくれて。……これからも、よろしくね」
そう言うと、穂乃花さんにわっと抱きつく。那由多もまた、泣きそうな顔をしている。しかし声には溢れんばかりの嬉しさが滲んでいた。
>斑鳩那由多さん
穂乃花:…!!(那由多さんに抱き付かれながら那由多さんの言葉を聞けば、こちらも涙を流す。顔を赤くして、鼻をすすりながら。そして、「うん…うん…!」と頷く。
すると次の瞬間、穂乃花のコンパクトミラーが紫色に輝き出す。)
うぇ…(そして周りは優しい光に包まれるものの、やがて元に戻る。すると穂乃花の手元には、見慣れないペンダントが。
それは紫色の星のついたペンダントだった。穂乃花は訳のわからないまま、ただそれを見つめていた。
やがてそれは那由多さんの元へ浮かんでいき、那由多さんの膝元に。
どういう原理なのかは、全くわからない。もしかしたら、誰かがなんらかの魔法で渡してるのだろうか。少なくとも、穂乃花は理解出来ていそうな様子だったが。
「…。おねえ…ちゃん…なの…?」
そう呟く声は、もしかしたら聞こえるかもしれない。そして懐かしそうに…何か思い出に浸るように笑顔を作ると…穂乃花は話し出す。)
あ、あのね…その…それは…あげるよ…!
その…友達の証…だから…(照れくさそうにそう言うと、穂乃花は優しく微笑む。まだひとつの半分だけだが、憂いが少し晴れたから。)
(/穂乃花がお姉ちゃんと呟いた理由等の詳しい話はまだ先です)
>空さん
えぇ…今度は分身?
(10人にわかれた空さんを見てやや面倒くさそうな表情をし、その後歌の魔法を使い今度は音符の形をしたものが萌の周りに出てきて)
>藤咲さん
「ありゃ、もう周り見えるのかい」そう言って10人分の闇の爆弾を先程より数十倍の威力で一斉に放つ
>斑鳩那由多
「……お姉ちゃん?……これ、綺麗だね。ありがとう!」
お姉ちゃんと聞くと首を傾げるが、ペンダントが膝に乗ると、それを手に取って見つめる。紫の星が光を受けてきらきら光る様子に目を輝かせ、穂乃花さんに向かって花のほころぶような笑顔でお礼を言った。
>空さん
仕方ない、かぁ…
(何か意図があるのか、そう呟きながら爆発に飲まれていく。飲まれる前も萌はその場から動かないままでいて)
>藤咲さん
「早く倒れてください」そうものすごくいらいらしながら言って【敵を切り刻め乱闇刃】そう言ってとんでもない数の刃を藤咲さん目掛けて飛ばす
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