イチ 2020-10-10 17:53:46 |
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……え…
(さっきまでの笑顔はどこえやらいきなり真顔になり,こいつまじか…という視線を向けて。
「ここまで来て断るわけなくない…?」と顔を変えずに言い放ち)
本当か!?ありがとう一松!!
(空っぽ頭には相手が何を思っているのか理解できてないようで、“断るわけない”の部分にだけ反応して思わず立ち上がるとちゃぶ台を半周して相手に飛びつき)
うわっ…!ちょっと,喜びすぎ
(いきなり飛びつかれ驚くも,満更でもない様子で頬がにやけてしまいそうになるのをどうにか抑えて「近い,離れて」と言い相手を軽く押し返し)
ははっ、すまない。少々取り乱してしまったようだな…!
(押されて((はっ…!))と正気を取り戻せば、咳払いをしつつ照れながら謝って、すぐに格好つけ始めて)
いや,大丈夫。
にしてもあんた…飛びつくほど嬉しかったわけ?
(相変わらず痛いなぁ…と思いつつ,ふぅ…と一息つくとからかうような口調でそう言い)
もちろんだ!
俺はここ数百年ほとんど一人で居たから、だから一松とこうして話をしているだけでもスゴく楽しいんだ。
(からかうような相手の口調にも真剣に大きく頷けば、今自分が思っていることを素直に口にして照れくさそうに頬を掻き)
つっ……あり,がと…。
(あまりにも真剣な顔と声。
てっきりまた痛い発言で返されると思っていたため心の準備が出来ておらず,顔を赤面させつつ小さな声でぼそりと呟く)
うん…??
どうした一松、顔が赤いぞ…?
(歯切れの悪い言葉に首を傾げれば相手の顔が赤いことに気付いて、「まさかっ!熱でもあるのか!?」と顔を覗き見て)
やっ,熱とかないから…大丈夫だから…
(だから顔を覗き込むな…!という意思を込めて赤面しきった顔で相手の顔をキッと睨む(怖くない))
ふふっ、ならいいんだ。
さあ、残りを食べようか。
(明らかに赤面はしているものの、何かを察した様子で意地悪げに流し目で笑い、パッといつもの笑顔に戻るとご飯を続けよう!と元の位置へと戻り、再びあぐらをかき)
う…うん…
(何その顔ウザイ…と意地悪げに笑った顔に悪態をつくも一瞬ときめいてしまい。
(変に反応すると厄介なことになりそうだし大人しく僕も食べよ…)と自分の座っていた位置に戻り体育座りをすると机に置いていた箸を手に取り)
ん、少し冷めてしまったが味噌汁も美味しいな!
(わざわざ変化して人里へ降りなければ味噌は手に入らないため、偶にしかお味噌汁は飲まない。久しぶりの味に嬉しそうに声を上げつつご飯をかきこみ)
そうだね…あんたが真心込めて作ったからじゃない?
(嬉しそうにご飯を食べる相手を見て微笑みながら自分も味噌汁を飲み(ほんとに美味しいなぁ…)と改めて実感しつつ)
それもあるが…一松が愛情でも入れしながらかき混ぜてくれたからかも知れないぜ?
(ちゃっかりナルシスト発言をかましつつ、再び意地悪そうな顔つきになったと思えば、にやりと笑ってみせて)
あっははっ!可愛い奴だなぁ!
…さてと、腹は膨れたし俺は山の巡回をしてくる。お椀は置いといてくれて構わないから。
(相手の反応を可愛いなんて言いながら笑うと、「ごちそうさま。」と言って合掌し。食べたお椀はそのままに軽く伸びをすれば、今から森のパトロールをしてくると言い)
え,あ…分かった…。
(気が付いたら相手は既に完食していたようで(え,こいつ食べるの早くね…?)と思いつつ「行ってらっしゃい」と言って手を振る。
そして数秒後,(あいつ可愛いって言った…?)と考えて,顔を赤くさせつつ自分も早々に食事を済ませ)
フッ、ああ行ってくる。
(手を振る相手に微笑むと、少し伏し目がちのまま「早めに帰るからな」という言葉を残して羽を広げて飛び立ち)
ん。
(飛び立っていった相手の姿を見送ると,ふぅ…とため息をついて。
あいつが帰ってくるまで何をしようか…と考えるも今日一日分の疲れが出てしまったのか気絶するように眠りに落ちてしまい。)
……。
(無言で空を飛び続けてから数時間__。早めに帰ると言ったのに遅くなってしまったことに罪悪感を抱きつつ、そろそろ帰ろうと明かりが灯っている屋敷へと向かい。一松はまだ起きているのかなと不思議に思いながら庭へと足を着ければ…なんと彼がちゃぶ台の横で倒れていて、思わず「一松っ!!」と声を上げるものの、近寄れば単に眠っていただけだということに気付き、ホッとして)
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