おとうとくん 2020-10-05 06:22:11 |
通報 |
わっ、と……ったく…(背後からの軽い衝撃に思わず声が漏れ出ては背後から抱き付いてくる弟の腕が服越しに腹部に回ってるのを見てはこの甘えたがりな弟をどう自立させようかと頭を悩ませつつも、可愛い弟に求められるのも悪くないと思いつつ後ろ手に弟の頭を優しく撫でてあげては代替案になるかは分からないが声をかけて)
今日は今ん所、仕事も急がねぇから輝と一緒にいてやれる。それで我慢しろ
本当に?やった!
(明日は入学式、これから学校が始まるので、必然的に兄と過ごせる時間は今よりも減ってしまうだろう。そんな貴重な最後の日を一日ずっと一緒に過ごせるとは、こんなに嬉しいことはない。撫でられて弾んだ声を上げると、背中に顔を押し付けてすりすり。それを何度か繰り返すと、まだ身体に抱きついたまま幸せそうな笑みを溢し)
……ほら、だから顔洗ってこい。このままだと飯作れねぇだろ?(自分の言葉に本当に嬉しそうにする弟の声色や行動に目を細めさせたいようにさせて。まぁ明日は入学式なんだしある程度は好きにさせてやろう、なんて脳内で考えながらも抱き付いたままの弟の頭をポンポンとしながら離れるよう促して)
うん、わかった!
(抵抗せずに自分の好きにさせてくれていることをいいことに、これでもかとばかりに甘える。頭上から聞こえてきた彼の声に満足そうに頷いて返事を返すと、今度はあっさり兄から離れて駆け足で洗面所へ向かい、暫くして水を出す音が聞こえてきて)
全く…可愛いから、ついつい甘やかしてしまうな……(今度はアッサリと自分から離れ洗面所へ向かう足音、そして水の音を背後から聴けば小さく溜め息と共に言葉を溢しては自分の弟への甘さに苦笑いを浮かべながらキッチンへと向かい。本当ならばもっとしっかり甘やかさず突き放すべきなのだろうが……なんて思いながらも結局いつものように弟と2人で食べる朝食を作り始め。トースターでパンを焼きつつ、手際よく野菜入りの具だくさんオムレツを作り始め)
(/背後から失礼致します!何か2人にやらせたい事とか、今後やりたいイベントとかございますでしょうか?個人的には輝君の高校の入学式にご両親がどうしても都合が合わず代理で優が出る、とかありかなぁ、とも考えておりますが……!)
…っと、出来たよお兄ちゃん──いい匂いする!
(顔を洗い、軽く髪をとかして身嗜みを整える。先程の部屋に戻ってくると、今度はキッチンで兄の姿を見つけ。部屋一杯に広がる美味しそうな朝食の匂いを嗅ぐと、兄の元へ近付いていって。手際よくオムレツを作っている兄の手元を覗き込んで眺めつつ、凄い凄いと尊敬の言葉を掛けて)
(/はい、背後が通ります~。入学式案いいと思います、賛成です!この流れでそう持っていけたらと考えておりますが如何でしょう?此方としては、兄の企画したイベントにこっそり参加していて…みたいなのがやってみたいです!)
それなら良かった…っと、パンが焼けたみたいだ。トーストを皿に盛ってテーブルに持っていっておいてくれるか?(オムレツを1つ作り終えれば綺麗に出来たそれを見て満足しながら2つめを作っている最中、弟の声がしてそちらを見やれば凄い凄いと褒めてくれる様子に頬が綻び安堵の声を漏らして。そんなタイミングでパンが焼けた音が聴こえてくれば弟に朝食の手伝いをお願いして)
(/ありがとうございます!そうですね、ではそんな感じで!おぉ、コッソリイベント参加良いですね!ではどんなイベントに参加してることにしましょうかね……?)
はーい、
(兄のようにまではいかないが、此方も手際よく、言われた通りにトーストをテーブルまで運ぶ。自分の席の隣に兄のものを綺麗に並べて準備した後、もう一人分のオムレツ作りに取り掛かっていた兄の姿をじーっと眺める。兄の料理をする姿は格好良く、思わず目を奪われてしまうほどで)
(/参加しやすいのはやっぱりスポーツ系ですかね?何かの大会で、決勝戦くらいまで進んだところで気付く、とか……)
…ん、どうした?こっちばかり見て……(もうそろそろ出来上がる、そんなタイミングで視線を感じチラとそちらを見れば自分を見る弟の姿があり、思わずクスリと笑いながら弟に問い掛けつつ、出来上がった2つ目のオムレツをお皿に移し)
(/ですね……ではテニスなりバドミントンなりで、プロの選手から学べるコーナー(小中学生が対象)とかもあったりする学生の非公認大会(上位入賞でプロ選手のサイン入りのアイテムが貰えるみたいな感じのやつ)、って感じにします?それで何気なく優が決勝戦を覗きに行ったら輝君が決勝まで勝ち進んでて……みたいな感じですかね?)
やっぱりお兄ちゃんは格好いいなーって思って
(此方もにっこり笑い返してそう答えると、「…だからお兄ちゃん大好き」小さな声で、改めて自分に言い聞かせるようにそう呟くと、満面の笑みで兄がご飯の準備を終わらせるのを待って)
(/いいと思います…!全く同じ考えです)
ありがとな。でも輝の方がカッコいいだろ?(弟からのカッコいい、その言葉に嬉しさから思わず頬を緩め。何だかんだ可愛い仕草の多い弟だが、兄の自分から見てもその見た目は整っておりカッコいい。だからこそ世辞抜きの褒め言葉を伝えながらオムレツを乗せた皿を両手に持ち相手の待つテーブルに置き、自分も席につき)
(/ではそんな感じで行きましょう!もしまた別にやりたいイベントがあったりしたら是非お声がけ下さいませ!)
えへへ、ありがと。……僕ね、お兄ちゃんみたいになりたいんだ
(照れたように笑顔を浮かべると、そうお礼を伝える。兄の容姿や性格、昔から自分の憧れだった。兄が隣に座るのを確認すると、ぱちんと律儀に両手を合わせて「いただきます」。早速兄お手製のオムレツに手を付けて)
(/ありがとうございます!何かやりたいこと等あれば遠慮なく仰って下さい!)
そうか、そんなこと言われたらもっとしっかりしないとな(自分みたいになりたい、そんな弟の言葉を聞いてしまえば頬を緩めそう呟きを溢して。それと同時にふと自分が中高と野球部だったことを思い出して。別にレギュラーだったと言うわけでは無かったが、弟はそのセンスの良さで中学校の時に野球部のレギュラーを早々に掴んでずっとレギュラー張ってたのを思い出し。そんな昔のことを思い出しながら自分も手を合わせ「頂きます」をしてから無意識に弟と同じようにオムレツに手を出し)
(/了解いたしました(蹴可))
……!!お兄ちゃん、すっごく美味しい!
(自分の言葉に喜んでくれたのだろうか、頬が緩む兄を横目に、ぱくり、と兄特製オムレツを一口。あまりの美味しさに、思わず声にならない叫びを上げる。口のなかに広がる野菜の甘み、バターのコク、とろとろの卵…完璧といっても過言でない。朝からこんなに美味しいものを食べられるなんて、やっぱり兄の家に転がり込んできてよかったとまた実感する。あっという間にオムレツを食べ終えると、満足そうな笑みを浮かべつつトーストを齧り)
ん、なら良かった(弟からの歓喜の賛辞にまた嬉しさから頬を緩め。しかし、また作ってあげたい気持ちがある反面、自分に調理を一任されれば弟が自分から離れなくなってしまうという危機感を感じる気持ちもあり、どうすれば良いか分からぬままにそう返しつつトーストを食べようと手を伸ばしたタイミングで自分のスマホが着信を告げ。本当ならば食事中に出るのは如何なものかとは思うが仕事等であれば出なくてはいけないが友人ならば後でかけ直せば良い。それに仕事の電話ならば席を外せば良いか、と思い「悪い、電話出るぞ」と弟に一言声をかけてからスマホを確認して。そうすれば電話の主は母親であり、何事かと思いながらも電話に出て。しかしその内容に眉をしかめたり呆れたりしつつも電話を終えれば小さく溜め息を溢して)
もしもし、どうしたんだよ母さん…は?急に仕事?…あぁ、うん…まぁ急ぎがなければ行けるけど…あー、分かった分かった。うん、じゃあね……はぁ…
お母さんから?どうしたの?
(突然の着信音に驚いたものの、兄の言葉から母からの着信だと察し。その電話からの声を聞くにつれ、なんだか彼の表情が先程の嬉しそうな笑顔から一変、暗くなった気がする。そして小さいながらもはっきり聞こえた溜め息。トーストを咀嚼しながら、一体何があったんだろうと不思議そうに訊ねて)
あぁ…それが明日の輝の入学式なんだが、父さんと母さん2人ともどうしても抜けれない仕事が急に入って行けなくなったって…それで俺に代わりに写真撮ってきてくれってさ(弟にどうしたのか問われれば溜め息混じりに肩を竦めつつ電話の内容を伝えてながらスマホを仕舞い、朝食に戻りトーストを囓り。そしてモグモグ咀嚼しては一度飲み込み「まぁ、俺は今急ぎの仕事もないしちゃんと輝の入学式行ってやるからな」と伝えながら無意識に弟の頭を撫でて)
お兄ちゃんが来てくれるんだ!
(正直、両親が来るよりも兄が入学式に来てくれる方が嬉しかったりする。普通は悲んだり落ち込んだりするのだろうが、逆に喜んできらきら瞳を輝かせると嬉しそうに笑顔を見せて。撫でられればとろんと表情が柔らかくなっていき、そのお礼か、兄の腹部辺りに腕を回すと顔を埋めて)
っと…ったく離れろっての……(両親が行くよりも自分が行く方が嬉しげにする弟の様子にどうしてこうなったのやら、なんて思ってれば腹部に突然抱き付いてくる弟にビックリしつつも嬉しい気持ちも有りながらもこれを許してはやはり弟の為にならない、と考えては優しく弟の肩を押して声をかけながら離れさせようとし)
えーやだぁー
(そう簡単に離れたくはないらしく引き下がる。顔だけ上げて兄の方を向けば、家だし大丈夫だよ、誰も見てないよ、などと納得させるようにそんな事を言って。逆になぜ離れなきゃいけないのかと疑問の浮かんだ瞳で兄を見つめ)
トピック検索 |