おとうとくん 2020-10-05 06:22:11 |
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うん、
(自分が大きくなったからなのか、今までずっと断られてきた自分の提案を今日は断られなかったことに大きな嬉しさを覚えつつ、ふふ、と小さく口角を上げて。一度兄の瞳に視線を向けた後、兄の言う通り目を閉じて)
はい、洗い終えたぞ(弟の嬉しげな様子に思わず頬を緩めながら適温のシャワーを頭から相手にゆっくりと丁寧に、それでいて泡が身体に残らぬようしっかり掛けて泡を流してやり。そうして流し終えれば終わった旨を伝え)
ありがとー。次はお兄ちゃんの番だよ
(お礼を伝えてボディソープを手に取ると兄の背後に移動し。ポンプを数プッシュすると両手で泡立て始め、早速兄を洗ってあげる気満々で)
(/年越しましたね!明けましておめでとうございます、今年も宜しくお願い致します!)
それじゃあ頼むよ(弟のやる気に満ちたその仕草にクスクスと笑ってはそう伝え、一応弟のやりやすいように若干その場にしゃがみこんで)
(/明けましておめでとうございます、本年も宜しくお願いしますね!)
くすぐったかったら言ってね
(大きな兄の背中に、泡立てたばかりの泡を乗せるとゆっくり広げていき。こうして誰かの体を洗ってあげるのは初めてな気がして、気合い十分で背中を撫でていき)
…こうして輝に背中洗って貰う時が来るなんてなぁ(弟に背を洗って貰いながら思わずクスリと笑みが溢れつつポツリとシミジミと呟いて。しかし自分の背を洗う弟の手が首と背の境に触れるとピクリと少しだけ肩が揺れ反応を示し)
お兄ちゃん?どうしたの?
(順調に洗い進め、丁度手が首辺りに伸びた時。ハッキリと兄が何かに反応したのが分かった。一度体を撫でる手を止めると、顔を覗き込んでそう尋ねて)
っ、いや……な、何でもない…(首筋が苦手なことも相まってつい反応してしまったのが気付かれたのが恥ずかしかったのか、顔を赤らめながら弟から目線を逸らしつつポツ、と呟いて)
そう……?なら、いいけど
(兄のその返答に若干違和感が残るが、兄が言うなら何もないのだろう。素直にそう受け止めると、止まっていた兄の背中を洗う手を再び動かして、首の辺りからまた洗っていき)
っふ…(大丈夫とは言ったものの、首回りはどうにも弱く、自分の身体を洗ってくれる弟の指先が首回りに触れる度に熱の帯びた息が漏れ出てしまい、次第に快感が少しずつ身体に溜まってくる感覚に悶え背を丸めていき)
もー、……すぐ反応しちゃうんだから
(その反応で何か察し、仕方ないなぁ、なんて小さく笑みを溢し。シャワーを使って兄の背中に付いた泡を洗い流すと、綺麗になった兄の背中にそっと口付けをして)
っ…な、何してっ……(弟の声に気付けないほど堪えるのに必死になっていたからか、それとも(兄弟愛的な意味で)愛する弟だからこそ油断していたのか、背に与えられた口付けにすらビクッと肩を揺らし戸惑いの声を上げながら背後にいる弟の方へ振り向き)
お兄ちゃん敏感すぎ。ちょっとは我慢しないと、僕が居ないとこでも出ちゃうかもよ?
(ビクリと自分の想像以上の反応をした兄に思わずくすくすと笑いを洩らせば、悪戯っ子のような表情で振り返った兄の瞳に視線を向け、そのまま罪悪感なんて全く感じていないであろう微笑みを見せて)
っ!ならねぇよっ…大体、背中にキスするとか、してくるはずねぇだろ、誰も…(弟の罪悪感ゼロな笑みに思わず胸がキュンとときめいてしまい、顔を赤らめながらそっぽを向いて呟くも次第に恥ずかしさが勝ってきたのか「ほら、早く湯船浸かれ!身体冷めるだろ!」と兄らしさをなんとか見せようと弟にそう指示を出して)
はーい
(兄の反応が面白く、何よりも可愛いなんて思えてきて。必死に笑いを堪えながら返事をすると、足先から、ちゃぽんといい音を響かせながら湯船に浸かり。湯船の縁に腕を乗せ、そこに顔を乗せてご機嫌に兄の様子を眺めており)
ったく…(溜め息を溢しながら肩を竦め、弟が湯船に浸かったのを確認すれば自身も改めて湯船に浸かろうとし。元々一人暮らしのつもりだったからこそ、そこまで大きな浴槽ではないし、昔は弟が小さかったからこそ、一緒に入ってもあまり気にならなかったが、高校生な弟と入るにはやや窮屈で。それでも身体を寄せ合いくっつき合いながらなら入れないこともなく「ホント、大きくなったんだな、昔は一緒に入ってもこんなに狭くなかったのにな」と笑って)
それはお兄ちゃんも一緒でしょ?
(浴槽の中で兄とより密着するように、身体の向きやら格好を変える。大きくなったと言われて嬉しかったのか照れくさそうにえへへと笑いを溢し、兄にそう言って。確かに自分でも大きくなったとは思うが、それは兄も同様ではないか、というのが自分の考えで。大きくなったとは言っても、当時の兄は小学生だとか中学生。それが今では立派な社会人である。二人の成長と共に時の流れも感じ、なんだか当時が懐かしく思えてきて)
それもそうだな。輝のお世話いっぱいしてたし…だから、輝の恥ずかしい姿いーっぱい見てたからな(懐かしむように呟きながら、弟の着替えや食事の補助や体調を崩したときの、弟のオムツ替えをしたことやおねしょお漏らしの後始末もしていたことなんかも思い出してはクスクスと笑いながら話して「輝が幼稚園通ってた時おねしょが治らないしオムツから卒業出来ないしでグズってたの、覚えてるか?」とからかうように笑いながら問いかけ)
ぅあ……、だ、駄目だよお兄ちゃんっ
(突然の過去の想い出話に赤面して、思わず湯船の中に顔半分を沈め。思い出したくない過去だったらしい。しかし全て事実のため変に反論も出来ず。ぷくりと頬を膨らませて視線を伏せて)
ふふ…昔っから輝のお世話俺がメインにしてたからか、母さんが泣き止ませれないのに俺が簡単に泣き止ませちゃうから「私から輝を取らないでよ」って怒られた事もあったんだぜ?(恥ずかしげにする弟の姿はやはり可愛くて仕方なく、頬をユルユルと緩めながら軽く笑ってればまた思い出した母との笑い話を懐かしげに話して)
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