おとうとくん 2020-10-05 06:22:11 |
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えへへ~、ふふふ~
(もう兄は逃げないと確信すると、絶対に離さないとぎゅぅっと腕に込める力を強め、先程の攻めの姿勢とは別人のように、ゴロゴロと兄に甘えており)
ったく…輝、苦しいからちょっと緩めてくれっての……(強く抱き締められながらも弟に甘えられてしまえば弱く、少し力を緩めてほしく少し苦笑いを浮かべつつそう優しい声色で語り掛けながらも「ちゃんと逃げないから……な?」と逃げる意思が無いことを付け加え)
え~?……しょうがないなぁー
(兄の逃げないから、という言葉は素直に信用することにして、少し力を弱め。しかし、ちゃっかり兄の身体はまだしっかりホールドしており。逃げないとはいえこうして引っ付いて、兄の体温を感じるのが好きらしく)
ん…っとありがとな、輝(弟の抱き付きの力が少し弱まったのを確認すれば少しモゾリと身体を捩っては弟と向かい合わせになるようにすれば片手を弟の背に回しつつもう片方の手で頭を優しくなでながら感謝の言葉を述べて)
(撫でられたことで感じた兄の掌のあたたかさ。此方を向いてくれた兄と視線を合わせ、くしゃりと笑みを浮かべ。兄の優しさに触れたら眠気が戻ってきた。小さく欠伸をすると瞼を閉じて)
(心地よさそうに眠る弟を見ながらふと、輝に彼女が出来たらこんなことするのも輝の彼女の特権になるのかな、なんて考えればなぜか胸の奥がズキッと痛み。しかし、すぐにそれは気のせいだと思うようにしては今はこの愛しい弟の可愛い様子を一人占めしよう、なんて思いながら再びうとうととし始め、撫でる動きが緩慢になり、ゆっくり弟との昼寝を始めて)
(数時間後…。眠りが浅くなってきたところ、うっすら瞳を開く。ぼやけた視界をハッキリさせるため目を擦ると、目の前には兄の寝顔があり。小さく口角を上げゆっくり兄の頭に手を乗せると、それを動かして頭を撫でて)
(ちょっとした昼寝のつもりが予想以上に寝てしまっており、窓の外はすっかり夕焼けに染まっているのだがそれには気付かぬまままだ眠りこけており。そんな中弟に頭を撫でられれば無意識にその撫でてくれる手に甘えるように頭をすり寄せて)
……おはよー、お兄ちゃん
(自分に甘えるような兄に柔らかい笑みを浮かべると、ゆっくり頭を撫で続け。ずっとこうしていたいのは山々なのだが、そろそろ起きないと夕飯の時間が遅くなってしまう。兄を起こそうと口を開き)
ん…あれ、輝…お、はよ…(声をかけられれば意識こそ浮上はしていたが、まるで子どもが親から離れたくないと言いたげに少しグズるように弟の身体をやや強めに抱き締めて。しかし、その力もすぐに抜ければ寝起きで重い目蓋をゆっくりと開き。そして弟の名を呼びつつ返事を返していたが、つい先程までの事を弟にしていたのだと思うとカアッと恥ずかしげに頬を赤らめて)
ふふ…、おはよ、お兄ちゃん
(寝起きですぐこんな兄の姿を見ることができるのは嬉しく、何故だかくすぐったいような気がして。顔を真っ赤にした兄に「また夜寝るときにやってていいよ」とにこにこしながら伝えると)
もうこんな時間だからさ、頑張って起きてごはん食べよ?
っ……わ、わかってる……は、恥ずかしいから忘れろよっ……(弟の可愛げな笑顔も今ではただ自分が恥ずかしいだけでカアッと羞恥心で顔を赤く染め、ご飯の準備しようと言われれば分かってると言いながら背に回してた手を離し、抱き付いていたポーズを止めればまだ恥ずかしさが残ってるのか真っ赤な顔をプイッと逸らしつつ忘れてくれと話して身体を起こしてベッドから起き上がろうとし)
はーい、
(口ではそう言っていても、実際は忘れる気なんてさらさら無く。寧ろあれだけのものを見せておいて忘れろとは無理な話。今度は携帯で録音や録画なんかもしておこう、そう心に決めると兄の背中に手を添え、起こすのを手伝おうとし)
そ、そうだ。夕飯は何が良い?(とにもかくにも恥ずかしい。本当に忘れてくれるかという疑問こそあれど弟に甘えるなんて2度としないようにしよう、そんな決意を抱きつつ立ち上がれば恥ずかしい思いを払拭しようと少し慌てたように話題を変えようと夕飯の希望を弟に確認して)
……んーと、
(明らかに話を逸らされた気がしないでもないが、今は言及しないこととして、今日の夕飯について考える。直ぐにぱっと思いつかず、暫く考え込んでから)
オムライス、とかどう?
おっけ、ならいつもよりちょっと豪華なオムライスになるよう頑張らないとな(弟の考える時間も特に気にならず、寧ろ考え込む姿すらも愛おしくて。そんな弟からの希望を聞き入れれば頷き返しては、ワシャッと弟の頭を雑に撫でては、折角明日入学する弟の為に普段ならあまりチャレンジしないようなのにチャレンジする旨を笑って伝えて)
やった!…楽しみにしてるね、お兄ちゃん
(自分のために特別なものを作ってくれるらしい、兄の手料理が食べられるだけで嬉しいのに、それも自分のためとあれば尚更だ。大きく期待を膨らませ、頑張ってとエールを送り)
ふふ、あぁ。任せとけ(弟からのエールを受ければ何がなんでも成功させてやる、そんな強い意思が芽生えればニッと笑いながら返してはキッチンに向かいつつスマホをポケットから取り出しては調べものを始めて。任せとけなんて大見得は切ったものの、本当に初めてのチャレンジの為に何としてでも成功させたい。だからこそ動画で手順を確認したりしつつの調理を始めて)
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