好きになったら負け。（人数制限あり／NL／犬猿）

>51　熾荼さん

やだなあ、そんなことないですよ……同級生なんだ。ってことは君も一年生？僕は生徒会広報で一年の敷島凛斗。凛くんって呼んでくれてもいーよっ。(　敬語で話していたが、彼女が同い年であるとわかるやいなやあっさりタメ口へと移行し。さすがに密着しようとはしないけれど、ベンチの隣へ腰を下ろすと明るく名乗り。へらりと緩いピースを掲げながらも、猫被りは忘れずに。甘ったるいような声色で彼女の名前を尋ねてみて　)君の名前は？


>52　円谷さん

東雲さん……？なるほどね。(　ざわざわと騒がしい玄関先、よく通る女性の声。今のところではあるが、誰かの彼女が玄関まで迎えにくる、なんてことはなかったはずであり。それならきっと声の主は女学院の生徒である。雑踏を抜けていくのは至難の業。こんな風に注目を浴びるのが向こうの生徒会のやり方なのか。校門ならまだしも、と内心面倒に思い。心の中で毒づきながら、それでいて猫を被った状態で明るくフランクに声を掛け　)はろー、ステラさん。うちの学校に何か御用ですか？



>東雲生徒会メンバー

何で僕以外いないわけ？意味わかんない。(　帰りのHRが終わり、放課となると掃除当番でないのを良いことにすぐに生徒会室へと向かい。まだ生徒会メンバーのことも碌に知らないが、自分以外まだ到着していないのはいかがなものか。誰もいないのを確認しつつ静かに毒づき、頬杖をつく自由っぷりで。堅苦しい制服を脱ぎ捨てカーディガン姿になると、面倒そうにしながらも書類へと手をつけ。誰かの足音が近付いてくると良い子スイッチオン。早く来ないかなあ、なんて可愛い後輩然とした振る舞いにて仕事に取り掛かり　)