とある宇宙人 2020-09-29 20:06:55 |
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運命ッスか……確かに運命なのかもしれないッスね。美月ちゃんにあうためにもしかしたら私は産まれてきたのかもしれないッス。不思議ッスね。想像してた宇宙人と違って美月ちゃんの手、暖かいッス。(相手の放った運命という言葉はふわりとしていながらこの出会いには適切なのだろうと言わんばかりにすとんと有沙の胸に落ちたのを感じればこれまでの人生は彼女に会うためのものだったのではないかとすら思う錯覚に陥ればその不思議な感情を誤魔化すために笑みを浮かべながら伝わってくる確かな暖かみを言語化して)
まあ、全ては世界を創造した者にしか分からないこと、神のみぞ知るというやつです。世界に生命とその生命の歩む"道"を創っている途中、わたしと有沙さんが偶然同じ"道"に置かれた。出逢ったあとは、わたしたちで"道"を創らなければいけないわけです。…宇宙人がちきゅーでどんなイメージなのかは分かりませんが、化物のようなものは滅多にいませんよ。ちょっと特殊な力を持っていたりはしますが。
(相手の言葉を聞くと少し間を空けて口を開く。それは先ほどまでの随分とふわふわしていた会話から一転、少し哲学的な感じの話を相手に話しており、自らが相手に抱いている感情は何というのか、地球の言葉でぼんやりと考え始めて。想像していた宇宙人と違うという言葉を聞けば、微笑みは崩さずに相手の手を包み込んでいる自身の両手を見つめながら、他の宇宙人の話なども周りには聞こえないように少し小声で相手にそう話して)
んー難しいッスね。私と美月ちゃんが出逢うのが運命だったとしてもここから先の未来は私達が作るって事ッスかね?私も頑張るッスよ。……そうなんスね。滅多って事は居るんスね。でも特殊な力って何スかね?美月ちゃんも持ってるんスか?(相手の言っている事を自分なりに噛み砕いて理解しようとするともしかしてこれは少し恥ずかしい事を言ってるのでは?とやや顔を赤くすると話題剃らしに宇宙人の話に乗っかると相手の言葉では相手も特殊な力もあるのだろうかと聞いて)
まあ、簡単にまとめるとそう言うことになりますね。わたしも頑張ります!…わたしの力ですか?幾らか持っていますよ。ただ、自分から使えるものは殆どないんです。テレパシーなら使えるのですが、今はノイズのようなものがかかっていてまともに見ることもできませんし…あ、でも一つ使えそうなものがありました!もう少しあと、夜になったら有沙さんにお見せします!
(ふにふにと相手の手を両手で触っていて、相手が言っていた先ほどの話を聞くと、自分の言っていた事と大体合っていると思いながら相手の手を見つめて、相手の手から両手を放してガッツポーズを取ってそう言って。相手に自らの力を聞かれると、人差し指を上に向けて小声で相手の質問に答え始め"幾らか力は持っているが、その殆どは自発的に使えるわけではない"ということを相手に伝えて。少し残念そうにもしていたが、すぐにぱあっと表情を忙しく変えながら、今すぐ使えるものはないが夜であればその力を相手に見せることができると笑って話して)
あはは、くすぐったいッス。夜ッスか?よくわかんないッスけど夜まで待てばいいんスね。有沙ちゃんのカッコいい姿、期待してるッスよ。……問題はそれまでどうやって時間を潰すッスかね。(相手に手をフニフニと触られれば楽しそうにそう笑い、今は能力が使えないとの言葉にほんの少しテンションを落とすものの相手の見せてくれるというモノに期待を込めて目を輝かせてからさてその条件は夜にならなければいけないらしくそれまでどうしようかと考えだして)
うむ、お任せください!場所は先ほどの公園とやらで良いでしょう。そちらの方が楽なので。…そうですねぇ…わたしも時間を潰す手段を持っていないので、当分の間は暇を持て余すことになってしまいそうです。なにもしないと言うのも勿体ない気がしますので、わたしは情報収集がてら適当にうろうろしようと思っているのですけれど…
(目を輝かせる相手に此方も満面の笑みで胸を張ってそう答え、どうせなら頑張ってしまおうと気合いの入っている様子で、その力を使うときの場所は出会ったときの公園にしようと相手に伝える。公園を選んだ理由は単純であり"ただそっちの方が楽だから"というだけで、それ以外には特に何もないらしく少し黙って相手の言う問題について此方も考えることにして。持っていた物は殆ど失ったために此方も道具などはなく、最終的には"適当に散歩する"ことに落ち着いたようで、それに対する相手の反応はと相手の顔を覗きこみ)
さっきの公園に夜ッスね。どっかで時間を潰すというよりは色々歩いて見るッス。美月ちゃんに色々知ってもらいたいッスから。この街の事を(相手の張り切った様子に楽しみであることを伝えれば確認するように場所と時間を繰り返すとそれまでの時間についてだが相手の結論を聞けば確かにその方がいいだろうと思い相手にとってはたった刹那だろうとこの街を自分とともに覚えてもらおうと片手でお盆を持ち立ち上がり引き上げるように手を差し出し)
おや、案内してくれるのですか?それはそれは、とてもありがたいことですね!感謝感激雨あられと言う感じです!それでは、よろしくお願いします!
(差し出された相手の手を握ってひょいと立ち上がり、相手の言葉に即座に反応する。群青色の瞳は星空の様に輝いており「勿論です、これから暫くはお世話になる場所ですから。しっかりと記憶しておきますよ!」無邪気に笑いながら相手に向かってそう話して。地球に来てから間もないはずの彼女が地球の言葉をぺらぺらと話せるのも可笑しな所ではあるが、彼女にとってはそれは触れる必要もないらしく相手の隣に張り付くように並んで歩いていて)
けっ結構古風な言葉知ってるッスね……?すごいッスねどこで覚えたんスかそんな言葉。そうッスねー、じゃあとりあえずここら辺から歩いてみるッス。はぐれないように手を繋ぐッスよ(相手の話した言い回しが意外と古いものでビックリしたようにそう返すとそれを不思議がるも博識ッスねと相手を褒めればとりあえずは今いる駅周辺を回ろうと考えれば駅前は夕方を迎えて混雑しているからという理由で何気なしに手を繋ぐ事を提案し)
ふっふっふ、これでもなにもしていなかったわけではないのです。座標とは別にちきゅーの言語もずっと調べていましたから、話すことに苦労はしないのですよ!それもそうですね。では、お手を拝借。
(相手の言葉に悪戯に笑いながら、三日間地球でしてきたこと、それによって得ることができた結果などを相手に報告して自身の胸をぽんぽんと叩き。相手とはぐれるのは此方としても色々と都合が悪いため相手の提案にはすぐに賛成して、その小さな手で相手の手を握り。これから暫く滞在する星の景色をしっかり目に焼き付けておこうと意気込んでいるようで)
おー、流石ッスね。では早速行きましょうか。(胸を張る相手に頼もしいッスねという感じにそういうと自分より小さな手と自分の手を繋ぎ黄昏時の駅前を歩けば商店街では多数の人が行き交い活気のある光景が広がっており、そこをまるで姉妹のように色々と目に入れながら練り歩いて行き)
ほうほう、この時間は賑やかですね。皆さん色々な事情があって来るのでしょう。そういったものを見るのは、わたしは嫌いではないのです。人によって色は違いますが、皆さん最初も最初は同じですからね。
(歩きながら、キョロキョロと周りの人々を見つめる。上記のことを述べて、その目をキラキラさせながら人々が集まって活気のある様子を見ており、その言葉は「どんなところでも変わらないものはある」と信じている自分自身の考えが良く出ていて。人によって色は違う、空いている片手で輪っかをつくりそれを覗きこんで言って。その輪っかから見た商店街は鮮やかに彩られており)
いろんな人が居るッスからね。なんとなく自分もその人の好きな事や頑張っている事なんかが端々から感じられて好きッスね。色?なかなか面白い例えッスね。例えば私は何色ッスか?(相手の言葉に肯定すれば自身も回りの人の活気やあたたかさは好きだと未だよくわからぬ相手が同じ趣向な事に安心感を覚えれば相手が色とい言葉で表したことを面白いなと感じれば気になったのか自分の色を聞いてみて)
ふむ、有沙さんの色ですか?では少し見てみましょう。じろり…ほうほう、白、緑、橙。暗い色は見当たりませんね。有沙さんはとても良い色をお持ちのようですねー?この色であれば「純粋、安らぎ、暖かみ」と言った感じでしょうか。
(相手はどう言った色なのかと聞かれると、商店街に向けている輪っかの作られた手を相手の方に向けて目を凝らして。暫くして視線を外し自分の見た色を相手にそのまま伝えて、その色は良い組み合わせだったのか上記のことを相手にそのまま話して。思い出したように色から分かる相手の人格のようなものを伝えて「まだ出会って間もありませんが、イメージ通りの綺麗な色ですね」と、優しく微笑んで相手を見つめて)
おおー。す、すごい高評価ッスね。自分から言ったのになんかムズムズしてくるッス。んあー(じっくりその端正な顔で見つめられるのは恥ずかしいのか顔を赤くしながら眼をそらしていれば相手の評価を聞けば良いことばかりを述べられていて、そんなことを回りは間違いなく気にはしてないだろうけれど道のど真ん中で言われてしまったため人に聞かれた気になり体温の上がった手で相手を引いて歩を進めて)
恥ずかしがることはありませんよ、有沙さん。それが有沙さんの本質ということなら、本当に優しい人ということになります。それは誇っても良いことだとわたしは思うのです。運命の方が有沙さんのような方で良かったとも思っていますよ!
(体温の上がった手、赤くなった相手の顔を見て何となく恥ずかしがっているのかと思い、相手に手を引かれて歩きながら上記のことを述べて。それは普通に考えたら恥ずかしがっている相手に火に油を注いでいるような物だろうが、今までの行動からも分かるように、全くそんな考えには至っていないようで、寧ろ誇らしげにしていて )
(/お久しぶりです!一週間以上間を開けてしまい、本当に申し訳ございませんでした…!今後はこのようなことが無いようにしますので、どうかよろしくお願いいたします…!)
いや、嬉しいッスよ。美月ちゃんから言われて嬉しくないわけがないッスし誇ってもいいと思うッスけど……こうストレートに好意をぶつけられると照れるッス(先程までは他人に聞かれたかもしれないから恥ずかしく感じていたが少し相手の手を引いて繁華街を離れてもまだ高鳴る動悸と火照る身体に目を白黒させながら相手にそう言えばこれは恥じらいではないのでは?と考えだして)
(いえいえ、ゆったりやっていきましょ)
おや、そういうことでしたか。これはこれは、気遣いが足りていませんでした。以後気を付けます!…ところで有沙さん、そろそろ暗くなってきたようですよ。
(自分が相手に向けて発した言葉によって相手が照れていることを知り、迷惑だったのではないかと少ししゅんとしたものの、またすぐに笑顔を作って敬礼して相手にそう伝えて。繁華街を離れてちらりと空を見てみると、段々と空が暗くなっていく様子を見て、先ほどよりも少しだけ相手の手を握る力を強めてそう伝えて。地球に来て初めて見る夜空は自分の故郷で見る夜空とはまた違って見えるのか、暫く夜空を眺めていて)
ごめんッス。美月ちゃんが悪い訳じゃないッスからそんなに気にしないで大丈夫ッスよ。とそういえばそうッスね。……ちゃんと見てるッスから。これくらいの暮れ方で大丈夫なんスか?(相手が少ししゅんとしてしまったので反射的に謝ると空が暗くなってきた事を相手から聞くとそれに同意して、握られた手に力が入ってる事を感じればどう声をかけたものかわからなかったが緊張していると捉えて相手に笑いかけながらそう告げてこちらもしっかりと相手の手を握り)
…問題ありません!星が一つでも見えたら、それで十分です!…わたしと有沙さんは、いつかお別れの時が来るでしょう。それまでに、思い出をたくさん作りたいんです。わたしが此処に居たという証を、此処に残していきます。それでは、公園に行きましょうか!
(相手が自身に笑いかけ告げたことを聞けば、驚いたように相手を見つめて。手を握り返されたことが分かると、ほんの少しの沈黙の後に元気に笑い、相手に上記のことを述べて。住む星の違う二人は、いつかきっと別れの時が来る。そう言ったことはしっかりと分かっているらしく、せめて「居たという証を残していく」と言う発言からもその覚悟が表れていて、言うや否や意気揚々と歩き出し)
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