とある宇宙人 2020-09-29 20:06:55 |
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やはり、家族というのは良いものですねえ。それでは、戻るといたしましょうか…そいやっ。
(腕を組んで頷きながら、相手の家族を思い浮かべてみる。目の前にいる相手が優しい者なのだ、さぞ優しい両親なのだろうと考えながら、元の場所に戻る準備をと手を前に向けて手を広げていき、手を勢い良く合わせると共に元の公園に戻っており)
凄いッス。一瞬で元通りッスね。こんな不思議体験ができるなんて夢みたいッス。じゃあ行くッスよ。なんの変哲もないマンションッスけど気に入ってくれたら嬉しいッス(もとの公園にすぐに戻る様に本日何度目かもわからないがそれでも新鮮な気持ちで驚き、さてそろそろ子供が二人で居ては目立つ時間だと感じれば相手の手を引き先を急ごうとし)
えっへっへ、こういうものであれば幾らでも見せれますよ。こうやって…手品みたいでしょう?
(相手を楽しませることができただろうかと考えながらも、手を引かれると自身もとてとてと早歩きでついて行き。道中、空いているもう片方の手で指をぱちんと鳴らすと、いつの間にか手にバラが握られており)
おおっ。カッコいいッスね。でもどっから出したんです?(相手の出したバラを受け取りまじまじと見つめるとにおいを嗅いだりして、おもむろに制服の胸元にいれれば住宅街を進み、回りの家と比べると少々大きい、それでいて大きく目立つ程ではない一軒家の門の前で立ち止まり)
ううむ、次元の狭間から、ですかねえ。おや?ここが有沙の御宅ですか?ふむ…良いですね。
(相手の問いに手をペタペタと合わせながら、当然の様に常識はずれなことを口走り。相手の自宅に着くと、目を細めて見える範囲を見渡し、ぴょんと飛び出ている髪の毛をぴこぴこと動かしながら満足げに呟き)
次元の狭間ッスか……私達が感知できない場所に、そんな場所もあるのかもしれないッスね。気にいってくれたッスね。自分の家のようにくつろいでくれていいッスからね(相手の発言は相変わらず自分とは次元の違う単語が飛び交うがそれを不思議とは思わないのは家庭環境によるものだろうか。満足げな様子を見せる相手に好きにしてかまわないというと鍵を取り出して玄関を開けて)
分かりました!それでは、ここを新しい故郷として設定します。むむむ…ぽーん、設定を変更しました!
(両手を前に出すとぴょんと飛び出ている髪の毛がピンと真っ直ぐに立ち、瞳の色が緑、青、赤と変わっていく。暫くすると、瞳は翡翠のように透き通った色に変化し、その姿からは想像もできない大人びた声で機械のように言葉を発し「さあしあ、探検しましょう!」と何事もなかったかのように相手に話しかけ)
なんか今別の人の声が聞こえなかったッスかね?まあ気を取りなおして中に入るッスよ。ここがリビングでそっちはトイレッスね。私の部屋は2階ッス(相手からしただろう別人の声に驚くもまあ相手もなんともなくしているためとりあえず話題には出さずに探検だと言っている相手に軽く部屋の説明をして)
ほう、ほう…その、有沙さん。私も、有沙さんの部屋で過ごして良いのですか?
(一つ、また一つと部屋を見ていく内に、今日からここで過ごすことになるのだと実感する。ただ少し、一人で過ごすのは不安である。少し気まずそうにしながら相手に上記のことを聞いて、不安そうな目で相手を見つめ)
それで美月ちゃんの部屋ッスが……うんそうッスね。私の部屋でもいいッスよ。ちょっと狭いッスけどまあなんとかなるッス。……あっ(さて相手の部屋を用意するかと思っていると聞こえた淋しいのかなと感じれば笑顔を浮かべて自分の部屋を使う事を了承すれば2階の自分の部屋を開ければ親のお土産だろうよくわからない仮面や民族楽器のようなモノが置かれており、来客時は隠してるそれらの存在に思わず声が漏れて)
本当ですか?えへへ、ありがとうございます!一人というのも良いものではありますが、わたしは誰かといっしょにいれる方が好きなもので……む、面白そうなものがたくさん置いてありますね。もしかして、有沙さんのご両親からのお土産であったり…?
(相手の言葉のおかげで一人で過ごすということへの不安が無くなった為、ぱあっと顔を明るくして相手に感謝の言葉を伝える。そうして相手の部屋の扉が開かれると相手の後ろから部屋を覗くとそこから見えたものは幾つかある奇怪な物の数々。故郷では見たことのないものに興味が湧いてきたのか、感嘆のため息を吐きながら相手に部屋の中の物の詳細を聞き)
えっとそれは……その通りで両親のお土産っス。今日日珍しく探検家を名乗っていて色んな所に出向いては色んな物を拾ってくる……そんな二人っス。だから基本は家に居なくて、そういえば誰かと一緒に寝るのは結構久しぶりっス。(お土産に話題を向けられればその中の一つ、アフリカのどこぞの部族の呪術的なお面を手に取り一なでする。最初こそ恥が勝ったが相手の言葉から慣れていたが誰かと家にいる事が久しい事に気づくと自身の抱えていた寂しさを自覚し)
ほうほう。成る程、探検家ですか。私も似たようなことをしていたので、少し親近感がわきますね……ならば有沙さん、今日は一緒に寝ませんか?わたし、まだ一人で寝るのは寂しいのです。
(相手から相手の両親の話を聞くと、自分が地球に来る前にしていたことを思い浮かべ、今ごろ過去の自分のように各地を走り回っているのだろうかと想像する。過去に訪れた場所を思い出せば、あれも楽しかったなあ、でもこれも…と懐かしい思い出の数々に思わず顔が綻び、相手の両親も似たようなことをしているのだろうかと考えに耽てみて。そう考えているうちにも目の前の相手が発した言葉の端からそこはかとない寂しさを感じ、自分と同じで相手もその寂しさを感じていたのだと何となく感知すると、およよとわざとらしく泣く演技をして相手の様子を見て)
美月ちゃんもそうなんスか。私も小さい頃は一緒に連れてってもらってたみたいだけど……あんまり記憶にないッスね。……うん。一緒に寝るッスよ、私もそうして欲しいッス(相手の答えを聞けば自分もまだ幼い頃は両親に同行していたらしい事を思い出すもその記憶は薄らいでおり、泣く演技を見るも慌てることなく諭すように同意すると私もそうしたいしと続けて)
…えへへ、ありがとうございます!それじゃあ、一緒に寝ましょうか!とと、その前に。有沙さん、この星の方々は、お風呂などはどうしているのですか?
(相手が此方を諭そうと一緒に寝ようと声を掛けてきたことに「けいかくどーり」と思いながら笑顔を浮かべ、相手と一緒ということが素直に嬉しい思いと共に相手の言葉に賛同する。そのまま寝ようとベットに行こうとするが何かを思い出したという風に急ブレーキを掛けて、しゅばっという音のなりそうなスピードで振り向くと相手に向かって地球での風呂というものはどうなっているのかと質問し。生活の仕方は違いがあるだろうが、寝る前には入浴する等の習慣は宇宙人にもあるらしく)
普通にお湯を入れてそれに浸かる形ッスね。……むしろ宇宙人もお風呂に入るんスね。そっちの方が驚きッス。……一緒に入るッスか?(ベッドに行こうとする相手を笑顔で眺めていると突然の振り返りと放たれた質問に顔をひきつらせたあと脱力し宇宙人の入浴の習慣に驚いたあと、少し恥じらいながらそう言って)
そりゃあそうです、宇宙人だって汚れはつきますよ!危険な微粒子や暗黒物質の破片、多量のアルファ線などの付着…わたしたちの力で分解しても完全に消すのは難しいのです。だからこそ、お風呂に入って完全に消去しなければならないのですよ…ええ、そうです!一緒に!
(自分達の習慣に驚く相手に、両手を胸の辺りに持ってきて何故か自慢げにしており、地球では到底有り得ない宇宙人ならではの悩みと共に入浴の理由を説明する。説明を終えたあとは恥じらう相手の様子など気にも留めずパッと明るく笑い、相手の手を握って相手の言葉を繰り返し)
……なんか地球の常識と違うッスが、大丈夫ならいいッス。普通の40℃ほどのお湯ッスけど問題ないッスかね?あっ下着は私のでいいッスかね?(相手の理論は理解出来ず疑問が浮かぶものの思考放棄をすることにして、ついでに恥じらいも思考の混乱からどっかに行ってしまいタンスを明けながら着替えの準備を始め、自分ので構わないか自然と相手に聞いて/遅くなりましたッス)
はい、それくらいで大丈夫です!ふむ、そうですねぇ…はい、お願いします!わたしが地球の環境に合わせた服を作れるようになるまでは、有沙さんの物をお借りさせていただきたいです!そうですねえ…明日には作れるようになるかと!
(こくこくと頷きながら、衣服の問題について考え始める。早くも地球の環境に順応してきたのか日本語の発音が流暢になってきており、相手の物で構わないと言っている最中もアホ毛がくるくると回り続けていて。群青色の瞳が一瞬光れば「データを取得」という音声が流れ)
(/いえいえ、気にしないでください!わたしも最近は一ヶ月に一回ほどしか返せていませんし…これからはもう少し早く返せるように努力するですよ!)
宇宙人パワーすごいッス……日本語も上手くなってきてるッス。じゃあちょっとお湯をはって来るッスね。ちょっと待ってて欲しいッス。(相手の学習能力と科学的には考えられない話に驚くとお風呂の準備と布団とかも準備しなければいけないなと思いながら部屋を出てまずは階下の浴室に迎い)
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