ロニ 2020-09-27 02:22:25 |
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へぇ、じゃ僕が貰っても良い?(魔物が襲撃を行い、マフィアの根城に入り込み次々と団員達を襲う中。その魔物に対して軽く手を向けただけで魔物の動きを止めて。そして歩いてくるとルキの前に立って)
捨てるのなら僕が貰うよ。それと君、両方ともね(お金とルキを交互に指差しニコッと笑みを浮かべながらそう言って)
ああ、僕はロニっていうんだ。少し君と話がしたくてさ、後ろの彼らにはちょっと黙ってて貰うことにしたんだ(そう言って振り返ると、後ろには何か黒い物で動きを止められた魔物とまだ生き残っているマフィアが居り、またその黒いものはロニの持つ杖から発せられており、恐らくロニの魔法で動きを縛っているであろうことが伺えて)
それで、君の名前は?あとどうして昼間あの魔物を攻撃したんだい?(この場で動けるのはロニとルキだけで、異様な状況の中だが平然とルキに話かけていて)
ルキ…
(少し驚きつつも、とりあえず自分の名前を告げ、昼間は、と続ける。)
…私、生きるために魔物退治を仕事にしてた…ある日、そこのやつらと会って、お金やるから俺たちの言うやつらを倒さないかって。高給だったし、断る理由もなかったからついていってたけど、最近要求がエスカレートしてきて…多分、魔物の毛皮とかを売ってるんだと思う…それで、今日、もうこんな仕事したくないって思ったの。
(そこまで言うと、また俯いて黙り。)
……事情は分かったよ(俯くルキの肩にポンと手を置き、優しく言葉をかける。天賦の才能がありながらも、それを誇るでもなく、他者への慈しみを忘れないルキの心と、そうでありながらも選べず、誰かを傷つける道しか選べなかったことに自分との対比を見た。自分は、自分の才能を過信し、他の道を選べたというのにそれをせず、その力を誰かを傷つけるための研究に使っていたのだ。それに比べて彼女は…)
君も、辛かったんだろう。望まない仕事で、しかも平和に暮らしてるだけの魔物を攻撃するだなんて。でも、君が一人で出来ることは限られていて、選択肢もなくて…そうするしかなくて。そんな、そんな君を責める権利は誰にもない。だから君も自分を責めなくても良い……いや、責めちゃいけない。君がッ……君は!!…良い子だよ、とっても。僕はそう思う…(ルキの悲痛な言葉を受けて、なんとか慰めようとするが徐々に抑えていた自分の感情が入ってくる。グッと拳を握りしめて堪えながら、それでも堪えきれずに叫び……小さく深呼吸をしてから、ゆっくりとルキの頭を撫でて)
……っ。
(ロニの顔をしばらく見てから、無表情な目から少しずつ涙があふれてきて、唇をかみ、肩を震わせ。)
私、ここにいたくない…っ
(もう一度顔を上げ、胸の内を告げ。)
ああ、俺がここから連れ出してあげるよ…それに君の気持ちは、あの魔物にもきっと伝わってるから。彼らは賢い種族だからね…(望まずやったことだった事は魔物にも理解出来るようで。既にルキへの敵意は感じられず)
じゃあ行こうか…あとは好きにやって構わないから(そう言い残し、一瞬冷たい視線をマフィアへ向ければルキと共にその場を去り。そして後ろからはマフィアの悲鳴が聞こえてきて…)
……ありがとう…
(もう一度ロニを見て、口を開きかけ、感極まりそうになるのをこらえて、ありがとう、と一言だけ発し。)
ロニ:……ってことがあってね(話し終わって時間は戻り)いやぁ、あの時のルキは可愛かったね(最後の泣きかけのルキの顔を思い浮かべて笑って)
な、泣きかけてないです!っていうか人の泣き顔で笑わないでください!
(ユーグの前であるというのが一層恥ずかしさを加速させ、何言ってるんですか!とまくしたて。)
ロニ:別に笑ってるわけじゃないよ、ただ可愛かったなぁと思ってね(必死になるルキを見ては一層楽しそうにして)
ユーグ:おめーら人の前でイチャイチャしてんじゃねーよ(ジト目←)はぁ、俺も彼女欲しいわー…(そんな二人を尻目にわざとらしくガクリと肩を落として)
(/下げ進行辞めときます?)
いっ、イチャイチャもしてないですよ!ねぇっ!
(ユーグの言葉に顔を赤くし、ね?とロニに同意を求め。)
ユーグさんなら、心配しなくってもすぐにできると思いますよ。
(きっと、と笑顔で、心底思っていることを表し。)
(/すみません、つい忘れてしまってました…!これから気を付けます!)
ユーグ:ルキ…!お前、今からでも俺に乗り換……いや嘘嘘!冗談だから殺気向けんなって!(口にしかけた瞬間隣から笑顔で殺気を向けてくるロニにビビって←)
ロニ:全く……ルキは僕のものだからね、誰にも渡すつもりはないよ(ふぅと溜息を付きながら殺気を沈めて)明日も早いし、そろそろ寝ようか(そう言って焚き火の火を消せば、露骨にルキとユーグの間を陣取りユーグを近づかせないようにして←)
ユーグ:子供かお前は……愛されてんのな、ルキは(ははと苦笑しながらルキに向かって良かった…な?と疑問形で投げかけてから寝始めて)
(/いえいえ、お気になさらず!下げは毎回押さないとダメですからね、少し厄介ですよねー…)
…そうですね…。
(確かにうれしいけれど、ユーグの子供っぽいの言葉にも共感し、へへへ、と苦笑いし。)
(/確かにちょっと厄介です…)
(それから数日かけてロニ達の祖国に辿りつくが…そこで見たのは衝撃の光景で)
ユーグ:……おかしい、移住が進んだとはいえ人が一人も居ないだと?それに、ここに残ってた魔術師仲間の姿も見えねえ…どうなってやがる(人の気配がまるでしない、その異様な光景に固唾を呑んで)
ロニ:……ルキ、僕らの側から離れちゃいけないよ(ゴクリと喉を鳴らしながら周囲を見回して。何の気配もないその状況に寧ろ危機感を覚えて)
(その時、不意にルキの耳に小さな声で助けて…という言葉が聞こえてきて……その声はロニとユーグには聞こえていないようで反応を示しておらず、明らかにルキにだけ聞こえている様子で)
(/もしやりづらくなったら言ってくださいね!)
はい…。え…?何?
(ロニの言葉に頷くと、何か声が聞こえ、振り返り。)
今、声が…
(/ありがとうございます、大丈夫です。)
ロニ:ルキ?(無人の町中を歩いていると不意に立ち止まる彼女に何事かと思い自分も振り返る。しかし何もなくて)
ユーグ:どうしたよ二人共。なんかあんのか?(ユーグも立ち止まるがやはり二人には何も聞こえていないようで)
(しかしルキにだけは聞こえるようにその声は徐々にハッキリしていって。まるでルキを呼ぶような声に変わっていって)
え、聞こえないんですか?二人とも…、あんなにはっきり言ってるのに…
(驚きの表情になり、なんで、と今度は恐怖の表情になって、ちゃんと聞いてください、と言い。)
(/ごめんなさい!暫くやっていて合わないなと思ってしまえてきたので、勝手ながら此処を辞めさせて貰います。190以上のレスに付き合ってくださりありがとうございました)
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