常連さん 2020-09-23 07:17:25 |
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….は、初めてな訳ないだろ!36だぞ!(あっけらかんとした相手の明るさに思いっきり意識してしてしまっている自分が恥ずかしくなったのと図星だったとのでたどたどしく言葉を返して。)
え~…ホント?…じゃあ、もっと「激しいキス」しても大丈夫だよねぇ、ヴェルナーさん?
(訝しむような、どこか楽しむような笑みを浮かべてぬるりと蛇のように長い舌を出して笑い)
…へっ?あ、も、勿論だッ!でもな、ば、場所が悪い…な。(「激しい」という言葉に情けない声を上げてはゴクリと生唾を飲み込み、慌てて職場であると伝えつつこの場をなんとか収めようと試みるも艶かしい長い舌を見れば言葉に詰まり。)
ふ~ん、じゃあヴェルナーさんのお仕事終わったらね!
(にこ、と笑顔が幼さを取り戻し、ばさばさと羽ばたいて黒い羽を残すと何処かへと消え)
…………どうにかして泊まれないだろうか。(幼さのある笑顔を浮かべた相手がどこへとも無く消えれば大きな溜息を一つ。盛大な見栄を張った恥ずかしさと共に吐き出して。何かと理由をつけ帰宅時間を遅くできないだろうかと考えながら熱を覚ます様に倉庫から出て。)
(定時でしっかり仕事を片付けてしまえばデスクに突っ伏していると隣に座る同僚から「彼女さんと喧嘩ですか?」とニヤニヤ話しかけられ鬱陶しそうに首を振りながら立ち上がれば意を決した様に立ち上がり訓練所を出て。)…まぁ、あれも冗談の一つだろう。からかっているに過ぎん。気にし過ぎたな。(腕を組み歩きながらも警戒する様に辺りをキョロキョロと見渡して。)
(この辺りでイベントを発生させたいと思います。ルキアーノが同僚の悪魔(女)と情報伝達の為にカップルを装う場面を目撃していただきたいなと)
……うわっ、何だよ…!
(鼻歌を歌いながら街灯の上に座っていたが、急に後ろから飛び付かれて危うく落っこちそうになり。「あ、ルキアーノ。ちょっと気になる情報聞いたの。」「なになに?」ルキアーノと彼女は街灯の上から飛び降りると、街灯の下で顔を触れ合う距離に近付けながら楽しそうに話し出して。…そんなルキアーノを見つめる視線には気付かずに。)
……ッ!!!(家路に向かう足取りの重さを感じながらからかわれるのを承知で正直に吐いてしまおうと決意を新たに歩いているとふと街灯の下で肩を寄せ合うカップルが目に止まる。何故自分は上手く恋一つできず未だに独り身なのかと溜息を零すも仲睦まじく女性に顔を寄せているのがルキアーノであると気づく。あまりの衝撃に声も出ず、ズドンと胸に重しが乗った様な感覚を覚えれば苦しそうに胸を掴み2人に背を向け歩き出し、家路へと急いで。)…はッ…何を動揺している。わかってた事だろう。……くそッ……。
(イベントありがとうございます!引き続きよろしくお願いします。)
(改めてよろしくお願いします)
へ~、それでそれで?
(ルキアーノはそんな事も露知らず、同僚と楽しそうに笑いながら話を続けていて。「……なんだってさ。」「あははっ、それ傑作じゃん!教えてくれてありがと~。」話が終わると同僚の悪魔は気まずそうな表情になり、「…ねぇ、ルキアーノ。さっき気付いたんだけど…ルキアーノのことじっと見てる人間さんいたよ?凄い傷付いてるみたいだったけど…謝ったりしなくていいの?前に言ってた、契約した人でしょ。」ルキアーノはその言葉を聞いてしばらくきょとんとしていたが、漸く合点が行ったらしく笑顔がすうっと消えると踵を返して無言のまま同僚の側を離れ、相手の家の近くまでばさばさと羽ばたいて向かい)
(自分の気持ちから逃げる様に早歩きで帰宅すれば乱暴に玄関の戸を締め、普段とは違うご主人様の帰宅に流石のツンデレ猫もあたふたと足元を歩き回り。普段ならば抱き上げ顔を寄せ驚かせた事を詫びるが抱き上げる事すらせず餌を餌入れに入れてやれば自室へと向かって。)……ッ、我ながら情けないな……まるで……学生の様だな。(そのままベッドへと突っ伏し、脳内にこびりついて離れない先程の仲睦まじい姿に唇を噛んで。)
……ヴェルナーさん、まだ起きてる?
(ルキアーノは申し訳なさそうに沈んだ声で声を掛け、こんこんと相手の寝室の窓を軽く叩いて)
……どうした?何か用か?(窓に響くノック音に視線を向ければルキアーノの姿が目に入りドキリと一度心臓が跳ねるも何事も無かったかの様に窓を開け相手を招き入れて。)…窓からなんて珍しいな、入って来られるだろう?
……そりゃ、すり抜けられるけどさ…一応、あの事…説明しとこうと思って。
(普段の生意気さは何処へやら、しゅんとした様子で表情も心なしか沈んでいて)
……あの事?あぁ、あの素敵な女性の事かい?説明も何もないだろう?(珍しく塩らしい相手の表情に違和感を覚えつつ素っ気なく返せば「今夜は悪いが貸してあげられないな」とベッドを撫でて。)
……あれは…ただの同僚だってば。
(弁解するように小声でぼそぼそと呟くが、痺れを切らしたように「……もう、いいよ。…あの契約も解除するし…二度とヴェルナーさんの前には現れないから。」早口にそう告げたあと、言ってしまったとでもいうような表情をしたがくるりと踵を返し、瞳には涙を溜めた震える声で強がるように幼く笑い、「…さよなら、…「人間さん」。」最後にそれだけ告げると一枚の黒い羽根をその場に残して夜の闇に消えてしまい)
……嘘をつく必要性などな…お、おいッ…(「同僚」だと告げる相手の言葉に誤魔化す必要性など無いだろうと苛立ちと悲しみを覚えながらも呆れた様に言葉を返すも続く相手の言葉には驚いた様に目を開き、自分の言い分だけをぶつけては去っていった相手の顔が悲しみに染まっている様子に更に胸が痛んで。)………っ、何でお前が泣いてるんだよ………(床に一枚艶やかに光る羽を手に取れば闇に消えた相手を想いその羽にそっと唇を寄せて。)
……なんで、こんなに…悲しいんだよ…。
(ルキアーノは街路樹の上で羽根を休め、ぼろぼろと自分の瞳から溢れ落ちる涙を滲む視界で見つめていて。「お~い、ルキ…って、なんで泣いてんだ?何かあったか?」いつもの同僚がルキアーノの姿を見つけて親しげに声を掛けるものの、泣いているルキアーノを見れば心配そうに肩を叩いて。「…お前はホントいいヤツだよな…泣いてても笑ったりしないし。…話、聞いてくれよ。」「…おう。」同僚は彼の話を聞き終わると哀れむような瞳で彼を見つめ、「……そりゃ、災難なこった。…今日は俺のとこ来いよ。今は一応神父サマだかんな…部屋くらいもらってる。」「…頼むわ。」ルキアーノは同僚と共に教会の方へと飛び去って)
……気づくのが遅いんだよ……俺は。(グシャグシャと前髪を乱暴に見出しながらも毎度毎度自分の気持ちに気づき欲する時は手に入らない時である事に深く溜息を吐けば手の中で艶やかに光る羽を見つめて。)……本当に、もう会えないのか……
………
(ルキアーノは神父になりすましている同僚の部屋を借り、聖書を読む同僚を余所にベッドに横たわっていて。「お~い、ルキアーノ。そろそろ俺も寝んぞ。おやすみ。」同僚はしばらくして聖書を閉じると欠伸をしつつルキアーノにそう言い、ルキアーノも「……おやすみ。」とだけ返して二人は眠りに落ちて)
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