常連さん 2020-09-23 07:17:25 |
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(優しい日差しがチカチカと顔を照らし、いつのまにか眠ってしまっていた事に気づく。手に握られた黒い羽は艶やかに光り、昨夜の出来事が現実である事を思い起こさせる。)……ルキアーノ。(小さく相手の名を呟けば「願えば会える」という言葉を不意に思い出し、羽を握り額に当てて。)…もう一度、ルキアーノに会わせてくれッ。
……ルキ………(此方に向けられる冷たい視線に再び会えた喜びも一気に冷めていく。心臓の音がうるさく響き、あまりにも大きく相手にも聞こえてしまうのではないかと瞳は不安の色が濃くなる。ゆっくりと相手に近寄れば落ち着いた声色で話しかけて。)……ルキアーノ、傷つけて………すまなかった…。
…………
(彼は眉一つ動かさずその言葉を聞いていたがするりと相手の手を掴むとぐいっと引き寄せ、「…ズルいよ。」とだけ呟いて)
わッ、……っと……?……触れてもいいだろうか?(手を掴まれ引き寄せられれば驚いた様に目を開くも「ずるい」と呟く相手に対し落ち着いた声色で問いかけて。)
………ねえ。今度は、ちゃんと契約したいから。
(ルキアーノは頷いた後ぼそりと呟くと相手に顔を近付け、「…嫌だったら、その羽は貰うよ。二度とヴェルナーさんの前に現れないために。……契約を受け入れてくれるなら、ずっと側にいるから。」ぬるりと長い舌を出して「…キス、してもいいですか。」と首を傾げ)
…ふふっ……(相手が頷いたのを確認すればそっと手を伸ばしその頬に触れ、柔らかな手触りの頬を割物でも扱うかの様に優しく撫でれば嬉しそうに目を細め。)……私も、ルキアーノの側に居たいんだ。(小首を傾げ問いかける相手に対しグッと口角を上げ己から顔を寄せれば妖しく光る舌に吸い寄せられる様に相手の唇に触れる様に己の唇を重ねて。)
??ん"ッ!(重なる唇に幸福すら感じつつ静かに目を閉じるも唇を割るように相手の舌が侵入してくれば慌てて相手の胸をトントンと叩き。)
??ん"ッ!(重なる唇に幸福すら感じつつ静かに目を閉じるも唇を割るように相手の舌が侵入してくれば慌てて相手の胸をトントンと叩き。)
……い、やとかじゃないんだが…その……息、ができなくなるだろう……(自ら経験がない事をさらけ出すような発言にジリジリと頬が熱くなる。視線を相手から背け赤らんだ頬をカリカリとかきながら不満そうな相手にチラリと視線を向けて。)
…なぁんだ、そんな事?
(「だぁいじょうぶだって、俺そういうの上手だから。」ルキアーノは舌を出しながら悪戯っぽさ満載の笑みを浮かべてずいっと顔を近付け「…続き、しないの?」と問いかけて)
…お手柔らかに、な。(「ハマり過ぎると困る」と眉下げ、愛おしそうに相手の髪へと手を伸ばし髪を掬えば指に絡む相手の髪に唇を寄せて。)……ッ!(悪戯に微笑む相手の顔が近づけば決心したかのように目を閉じて。)
(絡みつく生温い感触にゾクゾクと背筋に快楽が昇る。苦しそうに息を吐きながら目の前の相手に腕を回しそっと抱きしめて。)……ルキアーノ……(相手の名を呼び、相手が此方に視線を向けたならそのまま顔を寄せ耳元で愛を囁こう。此方に視線を向けないのであれば構わず耳元に唇を寄せ囁くつもりで。)…愛しているよ。
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