主 2020-09-18 20:53:43 |
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なに、そんなに俺の名前気に入ったの。( 彼女に名前を呼ばれる度、きゅと胸が締め付けられるような息苦しさと、甘い痺れが全身に走って、溢れ出そうになる気持ちを誤魔化すみたいにそう言ってふっと笑った。薄々勘付いてはいたけれど、彼女は自分が必死に保ってきた冷静さも体裁も全て飛び越えて来てしまう。自分の手を握る指の隙間に、するりと自分の指を滑り込ませて、軽く握る。 )
……ああ、心配な事、一つあった。
>> 志帆( >>267 )
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