常連さん 2020-09-13 06:47:57 |
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……お誘いですか?
(突然、自分を呼ぶような動作を不思議に思いつつ、怪しげに蠱惑的な笑みを浮かべてくすりと笑うと、手招きに答えるように近付いて。)
…気持ち悪ぃこと言うんじゃねぇよ。とっとと寝ろ。
(彼は触れるだけの口付けを落とし、布団を被って向こうを向いて)
──おやすみなさい、神父様
(バッサリ切り捨てられて少し残念がったが、口付けに対して「御馳走様です」と一言。そっぽを向いた彼の頭をそっと一撫ですると、大人しく床に横になり)
んっ…………
(あのまま眠ったはいいものの、なんだかすぐに目が覚めてしまった。まだ寝ているらしい彼の近くまでやって来ると、馬乗りのかたちになり、相手の唇に自分の唇を押し付けて)
嗚呼、神父様……素直に悲しいと仰って戴ければいいのに
(溢れ落ちた涙は、美しいものであった。やはり、顔に出ていなかっただけでかなりの精神的苦痛を負っていた様子。そんな彼を包み込むように頭を撫で)
……、
(彼を慈愛に満ちた眼差しで見つめると、もう一度唇を押し付けて、安心させるよう微笑む。もう眠気は無くなっていたため、馬乗りの状態で、彼が起きるまで頭を撫で続けていようと思っていて)
…神父様、大好きです
(ひたすら。ただひたすらに、頭を撫で続ける。何度も見惚れてしまうような美しい寝顔。これを毎日見ることが出来るんだ、と幸せに浸りながらそう呟き)
お早う御座います、神父様
(にっこり微笑んで彼に目覚めの挨拶。よく眠れましたか?、と彼への体調を気遣うような言葉を口にして)
素敵な寝顔でしたよ?
(悪戯っぽく、くすっと笑うとそう返答し、「神父様は笑顔の方がお似合いですよ」、そう付け足すと自分の人差し指を彼の口許へ)
……朝のキスは無しですか、神父様
(朝から塩対応の彼に苦笑いしつつ後ろに付く。それと同時に、露骨に残念そうな表情をしつつ、若干大袈裟にボソリと呟いて)
…ねぇに決まってんだろ、ふざけてんのか。
(「…俺はお前を許した訳じゃねえんだからな?」彼はじろりと相手を睨み、そう呟いて)
そうですか、残念ですー
(その返答には大体予想がついていたのか、言葉の割にはそこまで残念がっておらず。「俺は何時だって大真面目ですよ」と嘘か本当か分からないような笑みを浮かべ)
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