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No.14
by 東雲 藤吉 2020-09-16 06:15:56
良いですねー!先生は基本的に不器用なので、多分買ってあげる場合は桜子ちゃんが手にしているのを見て、一緒に会計に行きつつさりげなく贈り物用に包装してもらって自分が払い、その場で渡す。というような感じになるかなあと考えました!プレゼントなんてし慣れていないので、いつも世話になっているから偶には、なんて言いつつも感謝されるのも恥ずかしくて先に歩き始めちゃったり。
そう言って頂けるなんてとても嬉しいです!ぜひぜひやりましょう!少女漫画展開の似合わない不器用&気難しいおじさまではありますが、2人らしい仄甘さでやっていきたいですね。
そうですね、あくまでイメージですが、あまり感情的だったり派手な演出だったりという事はしない堅実タイプではあると思うのと、やっぱり最後まで年齢差とか桜子ちゃんにとって何が幸せかということもすごく考えると思うので、安直に自分から想いを伝えるという事はない気がするんですよね。なので、逆に慎重になり過ぎてすれ違いのシリアス展開→ついに行動を起こして思いを伝える、みたいなのも良いかなあと思っていました!誰かのために行動を起こすこと自体彼に取っては珍しい事だと思うので!ただお見合いを勝手に破談にしておいて何もないというのもアレなので、その辺はまた順序立てて流れは考えます!
自分と桜子ちゃんに見立てた二人の恋物語として作品にするとすれば、それが作家としての最後の作品になるくらい、思いを込めて大作に仕上げると思います。なんなら、此れがドラマなら原稿は書き上げたものの未発表のまま、死後原稿が見つかるくらいの!笑 それくらい彼の人生の中でも大きな出来事なので、作家として持てる力を注ぎ込んで傑作に仕上げない事には、彼の納得がいかず出版されないように思います。
ロルは何も問題ありません。此方もロルの長短には都度ムラがあると思うのでお気になさらず。何か有れば言わせて頂きますね!
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……ん、其処に置いておいてくれ。
(灰皿に置いていた煙草を手に煙を吐き出しつつ、綴った文章を読み返している所で相手の声と共に襖が開き。執筆の最中で有れば返事すらしない事もあるものの、この時間の甘い物の差し入れは嬉しいもので相手に背を向けたままそう返事を返して。ただ、卓袱台に置いて貰ってもそのまま忘れて放置することもしばしば。現に原稿に視線を落とし、そのまま執筆を再開しそうな気配もあり。…と、その日は好物の芋羊羹に惹かれたのか手にしていた煙草の先端を灰皿に押し付け眼鏡を外すと、いつもに比べてすんなりと相手を振り返り。盆に置かれて湯飲みを手に取りつつ、熱いものを貰っても結局多少冷ます事にはなるものの毎度の事ながら文句をひとつ。)
──相変わらず、お前さんの淹れる茶はどうもぬるい。