さすらいの旅人さん 2020-08-31 18:49:04 |
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じい(おっと…すみませんでしたレム様…驚かせてしまいましたね…(相手が取り乱した事が分かると深々と頭を下げて謝罪し)決して私は暴力等振りませんのでご心配なく…さあ後少しですので行きましょう…。(暴力等は絶対振らないと約束し再び前を見て歩きだすと階段を登りドアを開け)さあどうぞ、ここがあなた様の新しいお家でございます…(ドアを開けたままレム君の方へ向かいお辞儀をする))
じい(いえいえ…(返事をすると静かに扉を閉める)どうでしょうか…?(城の中はかなり広く壁一面に動物の絵や花の絵が飾られており所々に動物の剥製も見られるがどれも片付いておりホコリ一つ着いていない…)少し動物の剥製は不気味でしょうね…。(少し苦笑いしながらそう告げ)さあ、客間はこちらでございます。(そう言うと再びレム君の前を歩きだす))
じい(左様ですか…ならよかったです。(大丈夫と言われホッとするととある扉の前に立ちドアを開けレム君の方を振り返り)ここが客間でございます。どうぞごゆっくり…)
じい(いえいえ、今お紅茶をお持ちしますね。(失礼しますと言うと微笑みながら出て行きドアを閉める))
ハーヴィ(ああじい、レム君はどうだ?)廊下の向こうから歩いてくる
じい(特に変わりはありませんよ、彼、薔薇が好きみたいです。(ハーヴィの姿を見るなり彼にかけよりそう答え))
ハーヴィ(そうか…それじゃあ薔薇園にでも明日仕事が終わったら招待してあげよう。)
じい(私もそう言いましたよ、フローレス様。)
ハーヴィ(へぇ…ふふ…(おかしそうに笑う))
じい(??なにがおかしいんです?)
ハーヴィ(いや、やはり長く仕えてると言うことまで似てくるんだなと…ふふ…(笑いながらそう答え))
じい(…左様ですね…フローレス様。)
じい(フローレス様はこの後どうされるのです?)(フローレスにそう問いかけ)
ハーヴィ(僕は夕食を食べるよ、レム君を呼んできてくれるかな?一緒に食べたいんだ。)
じい(分かりましたフローレス様。)
ハーヴィ(頼みますよじい。(そう言うと))
じい(はい…(ハーヴィと別れると再び客間のドアを開ける)レム様、お夕食の準備が…(レム君の様子を見て驚き駆け寄り)レム様!?しっかりなすってください!どうされたのです!?)
レム》……すみ、ません…!もう、しませんから…だから…愛さないで、ください…ッ!
(レムは声も聞こえない様子で取り乱し、耳を塞いで悲鳴にも似た叫び声を上げていて)
じい(レム様!!しっかりなすってください!レム様!!!(大声でレム君の名前を呼びながらレム君を抱き締めようとする))
ハーヴィ(どうしたんだじい!?(レム君の叫び声が聞こえ驚いたようすで廊下から走って部屋に入ってくる))
じい(フローレス様!!実はレム様が…!(今まで起きたことを全て話す))
ハーヴィ(成る程、(それだけ言うとレム君に近付きそっと優しく抱き締め)…大丈夫、大丈夫だから落ち着きたまえ、レム君、大丈夫だ。)
ハーヴィ(ああ…レム君…よかった、ようやく落ち着いたんだね…(落ち着いたレム君を見て安堵したらしく安堵のため息を一つついて)よかっとよ…廊下を歩いてたら君の悲鳴が聞こえたんだもの…何事かと思ったよ…。)
じい(おお…よかった…(レム君が落ち着いた事がわかると力なく床に座り)よかった…よかったです…)
ハーヴィ(何かあったのかい…?じいから聞いたけど愛さないでくれとか言ってたらしいけど…?(優しい声と表情でレム君に問いかけ))
レム》…はい。僕は……ある人の愛玩物、でした。首輪に…手枷、足枷を付けられて…手足も、自分の意思では動かせなくて…。……その人に、愛されるのが、怖くて…苦痛でした。
(レムは俯いたまま、震える小声でそう呟くと目を静かに伏せて)
ハーヴィ(そうだったんだね……なんて可哀想なんだろう……(可哀想だと言い涙を一つ流してからレム君を強く抱き締め)大丈夫、もうここにはそんな事をする人はいないよ、絶対に私はそんな事をしない、約束する。君を苦しめた奴みたいにはならないからね…(静かに、でも優しさを込めた声でそう呟くようにレム君に伝える))
ハーヴィ(はっ…!ごめんなさい!強く抱き締め過ぎちゃった…(苦しいと言われパッと腕の力を緩めて離して)ごめんね、苦しかったよね…(申し訳なさそうな声でレム君に謝る))
ハーヴィ(ならよかった…(安堵のため息を漏らすと立ち上がり)よし…よかったらここらで夕食にしないかい?もう出来てるからさ。(ここらで夕食にしないかと提案する))
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