さすらいの旅人さん 2020-08-31 18:49:04 |
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ハーヴィ(ならよかった…(そう言うと歩きだし薔薇が城中に絡んだ門の前で止まり城を指差して)ここが私の城だよ、レム君。どうかな?…まぁ…少しおっかないよね。こんな薔薇ばっかに囲まれた城なんて…(苦笑いしながらそう伝える))
ハーヴィ(そうかい…?(初めて見たレム君の笑顔に嬉しくなったのか軽く微笑み)綺麗っていってくれて嬉しいよ、ありがとうレム君。じい、彼を客間に案内してくれ!私はあの子達の所に行ってくるよ!)
じい(分かりましたロード・フローレス、ささレム様、どうぞこちらへ(レム君の方へ近づき自分と共に行こうと誘う))
じい(ほっほっほ、そんなに怯えなくて大丈夫ですぞ、さあ行きましょうか。(そう言いながら微笑むとくるっと後ろを向いて城の扉の方へ歩き出す))
(/お返事が遅れてしまいすみません)
レム》……分かり、ました。
(レムは小声で答え、相手の後ろを子犬のように着いて行き)
中(いえいえ!大丈夫ですよ!)
じい(…レム様はお好きなものなどはございますでしょうか?用意の出来るものであればご用意致しますよ?(歩きながらそう問いかけ))
じい(そうなんですね…私もフローレス様も植物が大好きなんですよ、特にフローレス様は薔薇がお好きなんですよ…(前を歩きながらそう答え)明日でよろしかったらバラ園にご案内しますよ?(明日でよければバラ園に案内すると提案し))
じい(とんでもない!そんな事はございませんよ!(レム君の発言を聞くなり振り替えってとんでもないと言い)迷惑なんかじゃないですぞ、あそこは誰でも出入り自由の場所ですからね。(ニコッと微笑みながらそう言い))
じい(はい!老若男女、物乞いだろうと貧乏だろうと金持ちだろうと…誰でも入ってよい場所なんですよ。(微笑みながらそう言うと再び前を向き歩きだし)ましてやレム様はフローレス様の新しい家族…家族ならもっと歓迎してくれるでしょう…(静かな声でそう言う))
レム》……僕、は…昔、ある人の…愛玩物でした。…とても…酷い、状況で…。首輪を付けられて、手足も、自分の意思では動かせなくて…。
(レムは小声でぽつりとそう呟き、顔を伏せて)
じい(!!(レム君の過去を聞いて目を見開き可哀想だと言いながら立ち止まり後ろを振り向いて)…可哀想なレム様…今まで…大変な思いをしてこられたのですね…ここに来たならそんな事をする人はいませんから安心してくださいね…(涙を人差し指で掬うように拭いながら悲しく、それでいて優しい声でそうレム君に伝える))
レム》…なの、で…愛されるのが、怖いんです…。
僕が、誰にも…好かれる筈が、無いのに…。
(レムは小声でそう続け、怯えたような表情のままゆっくりと顔を上げ)
じい(そうなのですね…可哀想に…(ポケットからハンカチを出すと涙を拭きながらそう言い)失礼…年のせいか涙もろくて…。……大丈夫ですよ、貴方様は何も悪くないし誰にでも好かれますよ。(涙脆いことを年のせいにしながら怯えた表情をしたレム君を少し悲しそうな瞳で見つめながらレム君は誰にでも好かれると告げ)…しかしそんな輩がいたとは…許せませんね。じいは許せませんよ…(少し怒りを含んだ声で独り言のように呟く))
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