「自称」守り神 2020-08-29 14:13:53 |
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(/やった…! そうですね!んまぁ、…その時その時で決めていきます。風邪を引くのは一颯さんが良いのかな…風邪ひいてる状態で来るのは不自然だしな…でもなぁ…)
(/いつも通り久城さんがやって来て、それを一颯が出迎える最中に熱出してぶっ倒れる……とかが自然ですかねー……。それか、神社に来た久城さんが熱中症でぶっ倒れる……とかどうでしょう?)
(/熱中症…!!めっちゃ良いですね、良き良き…(●´ω`●)
自分はその案に乗りたいですっ…!倒れたところをツンデレ看病…久城が萌え死ぬかもしれない((おいおい )
(/此方から致しますっ!)
__数日後
…暑い…、、一颯…さぁん…
(息を荒くしながらも彼のいる境内へと重い足取りで入っていき、カーディガンを脱ぎ手に持つ…も中々変わらずヘトヘト。ぐしぐしと汗を拭うと他のお客(女性が主に)から視線を集めるも興味なさそうに日陰に移動しようとする、、もガタッと膝をついてしまい意識が朦朧とし始めて)
んぁ、またてめぇかよ……ってオイ!
(声の主をちらりと一瞥し呟く。……しかし、彼の様子はなんだかいつもと違っていて。目の前で四つん這いの形になった彼の元へ跳んで駆け寄ると、急にどうした、と顔を覗き込んで)
(/感謝です!)
一颯さん…助けて__
(彼の方をふいっと見て助けを求めるも時間と体力の問題だったのかパタリと倒れ意識を無くして。汗をたらりと垂らしながらもぐったりうつ伏せになっており、地面には上着と何か入ったバッグが無動作に置かれていて。)
っ、熱中症か……
(彼の肩を掴んで揺すぶるも、彼の意識は既に何処かへ飛んでいってしまい。周りの参拝客の視線が自分達に集まり、ざわめきも聞こえてくる。それらを怒鳴り付けて一度鎮め。鞄を尻尾に、上着を首に掛けると、彼の背中と脚あたりに手を入れてお姫様抱っこの形となると、そのまま部屋の中へ運ぶ。敷布団にそっと寝かせると、扇風機の電源を入れて自分は水道へ向かって。桶に氷と水を汲んで戻ってくると、手縫いをそこに浸し、絞って彼の額へ。彼が起きているときには絶対に見せない心配そうな顔で、ひたすら彼から流れてる汗を拭っていて)
…んん…、一颯…ぃ
(ぴたり、と冷たい感覚が額に触れる。無意識に初めて彼の事を呼び捨てにして。細く目を開けると心配そうな彼の顔と見慣れた部屋があり、起き上がるとズキン、ズキンと頭を打ったのか痛み、手を当てて改めて目を擦り周りを見渡すと彼が看病してくれてたのか、と思い感激。立ち上がろうとする…も上手く力が入らずふーっと息を吐き彼に膝枕してもらい形でへたーっと倒れ込んで)
馬鹿、起き上がんな……ぁぁああ?!
(突然身体を起こし、立ち上がろうとする彼を抑えるが間に合わず。自分の膝に、彼の温もり…というより、まだ下がりきっていない熱を感じ。いつもなら直ぐに蹴り飛ばしてしまうところだが、今回は彼の体調も考えて大人しくそのままでいて)
…ん…ゴメン。…帰る。
(目を閉じて元の姿勢に戻るとズリズリと足を引きずり出口へ向かって行き、振り返ると「ありがとうございました」と疲れた様子で。普段とどこか違う雰囲気…言うなれば「暗い」、正に何かが取り憑いた様になっていて)
っ、ちょっと待て!
(立ち去ろうとする彼の手首を掴んで引き留める。なんだか怪しげな気を感じ、身体全体を境内の方へ戻し、人気の少ない所まで半ば強制的に連れていき。もしかしたら……と怪しげな視線を向けつつ「動くんじゃねぇよ……」と念を押し。)
…''俺''に何するんですか、辞めて下さいよ…とりあえず帰りますからね。さよ~なら、
(ズルズルと連れて行かれると貶す様な視線で睨みつけて、もはや原型が無いというか別人になっており。一人称も変わっていて彼の横を通り過ぎて行き帰ろうと廊下に出て。くるりと振り返ると再び睨み)
なっ……、てめぇ!
(いつもの彼の態度とは真逆。本当は彼の皮を被った、全くの別人なんじゃないかと疑ってしまう。しかし、これで完全に悪霊が取り憑かれているという確信を得た。近くに立て掛けてあった竹箒を手に取ると、逃げようとする彼の背後へ飛び掛かり、絶対に逃がしはしないと彼の脳天へ向かって箒を振り下ろして)
はは、そんな事してこの体の持ち主に傷ついちゃったら…どうすんの~?、てか、なんでそこまでして助けたい訳?いつもは嫌い嫌いって言ってんのにさ、もしかして、、
(トンッと慣れた様子で横に避けると彼の見下す様に見つめて、自分の頬の辺りをツンツンと叩けば''好きなのかも__ね''と耳元に囁き。ケラケラと笑うとまだまだ遊びがいのある人間みーっけ、と呟くと彼の背後に移り額にデコピンを二発打ち込もうとする…も何故か手が動かない。自分の意識で制御しているのは確か、「普段」の自分の意思か分からないが心の奥に潜む何かが動きを止めていて)
てめぇみたいな悪霊をぶっ潰すのが俺の仕事だからだ。
(“傷がついたら”──その言葉に、ハッとして次の攻撃へ移るのを躊躇う。中身は悪霊だとしても、身体自体は彼のもの。そこを忘れていてはいけない。見下されれば睨んで返して、煽るように笑う彼に怒りの籠った声で答え。水晶を確認すると、かなり黒く濁っている。動きを止めた彼と距離を縮めると護符片手に)
嫌いだとは一度も言ったことねぇよ、
…、あははッ、仕事…ねェ。、生憎''此方''もこの人に用がある訳だから譲る気は無…っ…!
(ニヤリと笑みを浮かべて笑うと楽しんでいるのか、困っているのかよくわからない表情を浮かべ。彼の持っている水晶を見ると濁っている、これは…、と少し怪訝そうに顔を歪ませると護符にも目をやり。ぎりっと歯を鳴らすと攻撃しようとする…もまた動きが止まり困惑すると共に本人の意識も少しずつだが戻ってきているが本人に体を操る事はまだ不可能な状態で)
… 、そろそろ潮時みたいだな。んじゃ、せめてこれだけでも──、
(いきなりポケットに手を伸ばし謎の薬らしき物を取り出して。ぽいっと口の中に放り込むと飲み込み、ふぅっと息を吐くと目を閉じてやられる覚悟をした様。手を下ろしてジッーっと待っていて)
コイツに手ェ出したら絶対許さねぇから
(怪しげに薬を見つめつつ、もう抵抗する気はないであろう彼の腕を掴んでぐいっと引き寄せると、今は彼でない“なにか”に向かってそう吐き捨てキッと睨み付けて。腕を掴んだままもう片方の護符を持つ手を振り上げると、そのままびたんっ、と彼の背中に貼り付けて)
悪、霊、退、散っ!
、…元々は手ェ出す予定は無かったんだけどね。さよなら、''お兄ちゃん''…
(引き寄せられ護符を貼られるとスーッと''何か''の意識が遠ざかって行き。最期の言葉を意味深に微笑みながら言うと少し悲しげな表情を浮かべるもやがて除霊完了の合図なのか目を閉じて、暫くすると本人の意識に変わったのかいつもの明るい表情に戻っていて)
一颯…さん、私…、戻った…?
戻った……んじゃねーの
(一人称が元に戻っている……彼の言葉を聞いて、元に戻ったんだと確信し、安心したように一瞬表情が柔らかくなるが、いかんいかんと直ぐ元のつんとした表情に戻ってそっぽを向く。しかし、無意識か、まだ腕は掴んだままで)
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