「自称」守り神 2020-08-29 14:13:53 |
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…すみません、失礼しますね。
(彼のいるだろう神社の扉を開き一礼して入る。実は先程、此処まで来る時に高校生…だろうか、その位の年頃の子達に幽霊と勘違いされたのか水を浴びせられた。最近は周りが暗いから仕方ないか…、とため息をつきながらも眼鏡に付いた水滴を取り。再び着ければ見慣れた様な内装、玄関で正座をして周りを見渡していて)
態々有難う……って、おい圭?!
(彼が眼鏡でスーツ姿、なのには驚いたが、それ以上に身体がびしょびしょであることに驚愕。一度奥の部屋から玄関へと出てきたが、彼を見て慌ててタオルを取ってくるとそれを渡して。「なんでこんなことに……」と小さく呟いて)
(/ありがとうございます!これからも宜しくお願いします!)
ありがとう。…境内にいた子達ってさ、近くの高校の子じゃない?
(驚かれた事にビクッと反応し眼鏡を外す。別になくても生活は出来るため必要ない、ただパソコン上の小さな文字が見難くなる為仕事中は常に付けている。頭を拭けば少し咳払いをし先程の高校生…?の方を指差せば首を傾げて、とある一人が制服姿で遊んでいた。胸ポケットに入れられた刺繍の紋章からの推測、「水をかけられた」と打ち明けてみれば少し中へと入っていき)
(/此方こそよろしくお願い致します!m(_ _)m)
そうなのか?
……にしても、迷惑極まりねぇな
(彼の話を苛々したように聞きながら尻尾をばたばた。このまま放っておく訳にもいかないため、彼に俺一人ではなんとかならなそうだから──と、あの高校生達を一緒に注意してもらうよう頼み)
分かりました、というより…一颯のお願いなら何でも構いませんよ。
(こくりと頷きネクタイを締め直す、やはり大人の対応で…いや、彼に危害を与える場合は…、とか色々考えていて。しかし表情は至って真面目、サラッと''何でも''、なんて言えば目線を逸らして。…まずは証拠を残す事が重要だ。学校に行っているのなら校長に証拠を出す事だって出来る。再び一礼したあと縁側の方へと足音立てずに移動して)
「──でさ、霊が出てきたらこの札をバチンと……」
「俺それ徹夜で作ってきたんだぜ──」
「──ぎゃはははははっ」
(そっと近付いてきた彼には全く気付いていない様子で、大声で談笑する男子高校生達。その数三名。その声を聴いて、彼の後ろに付くように縁側へ出てきた一颯も顔をしかめる。今すぐにでも怒鳴りこみたいが、彼が隣におり、一緒にと頼んだ手前、一人で勝手に動くわけにはいかない。彼の横、ぐっと怒りをこらえつつ彼がどう動くかを待っていて)
…ふふ、ゲット~…。
(十秒程彼等の方に動画を撮影して言い逃れ出来ない様に保存する。一応家の方にもバックアップとして送ると悪い笑みを浮かべ隣にいる彼に目線を移す。これで謝らないのならば学校へと提出だなぁ…、そう話せば少し怒り気味の様な、憎さを感じる様な眼差しで再び視線を戻せばいざ注意をしようと縁側から降り彼らへ向けて歩き出して)
(/このシーンで相手側に逆ギレされて一颯さんにビンタでもかます…とかも良いですね、久城でもまた良し…その場合マジ切れですけど☆() )
……
(彼の動画を録っている様子を見ては、これで証拠は押さえた、とでも言いたげな表情でこくりと頷く。気付かれないように彼の後を付き、二人が近付いているとは全く分かっていない高校生達は、未だに五月蝿くぎゃあぎゃあと騒いでいて)
(/成程!では人質にでも取りますか((殴)
すみません、此処は神社なので…そういうのはやらないで頂きたいのですが。
(暗闇から姿を現し1人に背後から声をかける。柔らかな口調で少し眉を下げて告げれば''お願いします。''と頭を下げて、正直言って少し怖い。もし叩かれでもしたら──、そう脳裏を過ぎるが落ち着かせる為に一歩下がり)
(/良いですねソレ…!回り込んでいた一人に背後から抑えられるとかで良いですかね…?(・・?)どちらが取られるかはお任せ致します!オオセノママニー)
「──は?、あんた誰」
「オジサン、関係無いでしょ?邪魔しないでよ」
「あーあ、冷めちゃったなぁー」
(彼の注意の声に、3人の視線が一気に集まる。先程までの大きく騒がしい声とはうって変わった、低く不信感が滲み出るような声色。折角の楽しい時間を邪魔された事に対する怒りからか、頭を下げた彼をギロっと鋭い視線で睨み付け)
(/了解しました!では一颯を人質にします(()
…貴方たちの言い分も分かりますよ、そりゃ遊びたい気持ちもありますよね。でも──
(少し顔を上げ少し頷くような動作をすれば真正面の子に真っ直ぐ見つめ''…それでも人に迷惑をかけて良い物なのでしょうか。''と告げれば押し寄せるように近付きジーッと見つめて。…寒い、早く終わらせようと拳を握り締める中、あまりにも目の前だけを見ている為横、後ろに注意が行き届いておらず。)
(/了解です!ヘ(`・ω・´)ヘ どんな反応になるんですかね~…笑、終わった後に怖いから泊まっていく…とかの展開を妄想しております(((失礼 )
「何、俺らを注意することで偽善者ぶってんの?」
(ふん、と彼からの注意を馬鹿にするように鼻で笑う。反省の色なんて全くなし。そんな中、その内の一人が、後ろへと回り込んで、彼の後ろで苛々しながらも様子を伺っていた一颯の背後へ)
「あ~!さっきの狐君じゃん!」
っ!……おい離せ!
(腕を掴み逃げ出さないようにすると、そのまま引っ張って強制的に彼から離れさせる。一颯は必死に抵抗するも、力の差で簡単に押さえ付けられてしまい、高校生三人のいる方へと連れていかれ。珍しいものを見るように尻尾やら狐耳やらを触ったり引っ張ったり。つい先程注意を受けたことが嘘のようにまた騒がしくなると辺りに笑い声が響き)
(/おおお……やりましょやりましょ((早い)
…、彼は…私の友達です、手を離して頂けますか。
(暫く睨んだ後効果がないと見たのか掴まれている彼に近付き自らの胸の中へと抱き寄せて静かに、しかし怒りがはっきりと分かるような声で。大人と子供三人、力の差はこちらが少し強いくらいだろうか…、キッと睨めばピリピリと空気が振動したような気がして。)
(/わぁぁぁぁ!凄い早いですね∑(゚Д゚)、乗ってくれてありがとうございますっ!寝るとしたら同じ布団になりますし、…キャッキャウフフですね!(?) あと聞いて下さい!狐の発情期って冬の間らしいんですよ(ナニ シラベテンノ) 次のシーズンとかでそんなのも良いかもしれませぬ。フフフフ…、(勿論利用規約には反しない様にします。) )
「っ……何このオジサン」
(先程の柔らかい雰囲気とは違う、彼から発せられた鋭い声。高校生達は一瞬怯むも、ここで引き下がる訳にはいかないと一足遅れて睨み返す。一颯は彼の腕の中で耳を垂らし、怯えるように震えており)
(/よくぞ調べて下さいました……!もうこの流れで進めちゃってm((早い)
私…ですか、この方との契約者…とでも言っておきましょう。死神ですから…ねぇ?
(何か、そう聞かれれば少し考え込み彼らに鋭く伝える。勿論嘘なのだがそれだったら辻褄が合うだろう、突如現れた事も召喚された、と考えれば無理もない。スーツ姿でズボンの裾に影に置いてあった血のりが少し付いて更にイメージを沸かせている為、分かりやすい。もしこれで引かないのであれば禁じ手なのだが…、そうならない様に彼らを睨み続けて。腕の中で震えている彼を見れば頭を撫でギュッと抱きしめて)
(/あぁ…!丁度良いかもしれませんね!やるとしたら寝起きの方が宜しいかと…!(*≧∀≦*))
「し、……にがみ──っ!」
(彼のその一言に、高校生達がびくりと肩を動かす。三人中二人は完全に信用したようで、声を詰まらせると逃げるようにその場から立ち去り。そして一人、リーダー格の高校生のみがその場に残り)
「アイツら……、っ、どうせ嘘だろ!そ、そんなんで騙されるかよ!」
(/承知致しました!)
…もし、私が本物だったら…、ほかの仲間達が狙うかもしれませんね、まだまだ沢山いますから。
(目を細めれば獲物を狙うかのような目で告げて。そろそろ夜間帯、高校生がこの時間まで遊んでは危ないだろう。そう考えて焦りが強くなる…が全く表情には出さず冷静に。手を後ろに回し携帯を取れば画面を高校生の彼に見せつけて。画面上には倒れた人や重なっているタヒ人。少し生々しい血の跡。…以前ホラー嫌いを解消しようと携帯のホーム画面をこれにしていた為データが有ったのだ、''…信じてくれます…よね。'' そう告げて)
「ひぃっ……!」
(サッと顔色が青くなり、ぎょっとした目で相手を見つめる高校生一人。つい先程までは無理をしてでも強がっていたのだが、そんなものを見せつけられては信用する他ないだろう。返す言葉が無い、というよりは恐怖で何も言えない。瞬時に背を向け視線を彼から逸らすと、一目散に逃げていき)
(/遅れてしまい申し訳ないです!此方の勘違いで、完全に返した気になっておりました……)
…一颯、お疲れ様。もう大丈夫だよ、
(高校生が去っていけば少し困ったような目で見送り。震えていた彼の視線に合わせる為しゃがみ顔を覗き込めばわしゃわしゃと髪を撫でてあげて。怖かっただろう、落ち着いた声で言えば自分のコートを彼に着させては『…風邪引きますから、戻りましょう…!』そう声をかけて、手を引き彼の家の方へと歩き出して)
(/大丈夫です!人間誰にでも失敗は付き物ですし…、待つのは得意ですから……!)
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