フリーザ(付き人) 2020-08-28 06:19:01 |
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クウラ「そうか…?でもお前に苦労はかけられん。俺ももう大人だし、なにより神の一派に加わったんだからな。(真剣な声で言うとお礼にはああ、と返事をし)…ふふ、そうだなフリーザ。帰ろうか。(とてもロマンチックだ、そう思いながらフリーザ様に手をひかれて飛んで行き)俺は世界一の幸せ者だ…」
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クウラ「…嗚呼。(再び寝始めたフリーザ様を見て頭を撫でるとノックの音が聞こえたのでドアのほうを見て)どうぞ、開いているぞ。(落ち着いた声でノックをしてきた主に言い)」
……ふふ、わかりました。私は兄さんの気持ちを尊重したいですしね(真剣な兄の言葉にキョトンとなるが小さく微笑んで頷いてはそう言い兄の呟きが聞こえれば兄の方に顔を向けてクスッと微笑み「そうですか兄さん?そう思ってもらえるなら、私は嬉しいですね」と楽しげな声で呟いては城近くの原っぱへと着地しふと思い付いたように「…あ!」と口にして)
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ギニュー「…失礼します。あ、クウラ様、先程は助けていただきありがとうございました、フリーザ様の事も…(ノックの主は傷が完治したギニュー達で、代表してギニューがドアを開けて中へと入ればクウラ様を見て全員が頭を下げてお礼の言葉を伝えた後眠るフリーザを見て『フリーザ様…!!』と全員がフリーザに慌てて近寄ろうとし)」
クウラ「ふふ…大好きだぞフリーザ…(フリーザ様の言葉を聞いてお礼を兼ねて言うが原っぱについたときのフリーザ様の声を聞いてキョトンとなり)ん?どうしたフリーザ?何か落としたか?」
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クウラ「いえいえ、気にするなギニューよ。(お礼を言われれば当たり前の事をしたまで、そう付け足しながら言うがフリーザ様に近寄ろうとする特選隊を見て微笑み)大丈夫だギニュー達よ、ただそいつは寝てるだけだ、安心しろ。(冷静な声でそう言い内心感心し)…あいつはいい部下を持ったな。」
…いや、何でもないですよ。そうだ、兄さん、私はちょっとこの近くの草原に行ってきますので、先にケーキ作りを始めていてください(あることを思い付いて小さく微笑んで何でもないと言っては先に戻ってケーキ作りを始めていてほしいと伝えては「私も後でちゃんと戻りますから」と小さく微笑んで伝えてはフワッと飛んで草原に向かっていき)
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(ギニュー達はクウラ様からの言葉に安心した表情をしては広い部屋にある椅子に全員腰かけて『……フリーザ様、我々を守る為に、あんな傷を……』と先程までの事を思い出してギニューはとても悔しそうな表情をしており、それはジース達も同じで悔しそうな顔をしていて)
クウラ「…?分かった。(フリーザ様の言葉を聞けばそう返事をし姿が見えなくなるまで見送ると城に戻り)…どんなケーキを作るかな…んー…(顎に手を当てて考え始め)」
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クウラ「……仕方無いさ、お前達もあいつも無事でよかった…俺はそう思ってる。おまけにあいつもお前らを守るのに必死だったからな。(悔しそうな表情をしたギニュー達を気遣ってか上記の事を優しい声で言い)大丈夫だ、これから気を付ければいいんだから…な?」
…えーっと、確かここらへんに…あ、あそこですね(近くの草原へと向かっては目的のある場所を見付けてはそこへと降り立ち早速気合いを入れて何かをし始め、そのクウラ様の近くの机には色んなケーキのレシピと言う料理本が偶然か必然か置かれていて)
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(クウラ様からの優しい気遣うような言葉を聞いたギニュー達はそれもそうかと顔を見合わせて頷きあっては『そうですね…クウラ様の言う通り、次は絶対ないようにしなければ』とギニューは気合いを入れ直すように呟き、ふとジースがクウラ様を見て『あのクウラ様、実は最近フリーザ様がクウラ様と口喧嘩してしまうと仰っていたんですが…本当、なんですか…?』と大分前から兄と口喧嘩真っ只中だった主が呟いていた言葉を思い出しては思い切ってそうクウラ様に聞いてみて)
クウラ「…?便利な本があるもんだな。(そう言い置いてあった本を手に取ると数ページめくり)ふんふん、なるほど。分かった、よーし。これを作ろう。(そう言い本に折り目をつければキッチンに向かい始め)」
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クウラ「…それでよろしい。(そう言いニコッと微笑みかけながら感心するとジースの質問され少し考え)まぁあいつも人間で言うところの反抗期に当たる年齢だからしょうがない…と私は考えてるよ。(クスッと苦笑いしてから答えるとジースの頭を撫でてどこか寂しそうな表情をし)…全く、大変なもんだよな。」
……んー、思ったより難しいですね…でも、ここをこうして……(草原のある場所で座ってせっせと初めてするのでなかなか苦労しつつもコツをつかんで作業を進めていき、因みに冷蔵庫にはどんなケーキを作るのに必要な材料は一通りきっちりと揃えられていて)
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(頭を撫でられながら話を聞いていたジースは何処か寂しそうなクウラ様に思わず眉を下げるが本当に1つ小さく頷いては『クウラ様、俺がこんなことを言うのもなんですが、フリーザ様はクウラ様の事とても大好きだと思いますよ!本当に時々ですけど、フリーザ様は気が向かれたら俺達が聞けば楽しそうにクウラ様との昔の思い出話とかしてくれるんですよ!』と明るい笑顔で大丈夫だと言うようにそう昔の事を伝えていて)
クウラ「さてと、やるか。(そう言い手を洗い拭くと冷蔵庫から必要な材料を持ってきてスポンジを作り始める、開いてあるほんのページにはスウェーデンのプリンセスケーキと書いてある…)」
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クウラ「…そうなのか?(ジースの話しを聞き少し驚いたような素振りをみせるがすぐに普段通りの表情に戻り)そうか…あいつがそんな事を…ふふ、そうかそうか…(静かに頷いていたがフフッと笑い)そう言うあいつもお前達の事をよく言ってるぞ。それも嬉しそうに…な。(フフッと笑うと"アイツには秘密だぞ"と付け足しながら人差し指を口にあて)」
んー……最後にこうしてっと……よし、出来ました…!(黙々とちょっと不馴れながらも数分作業をしていたがふと思い付いた物が完成すれば嬉しそうに出来たと言いちょっと苦笑いしては「…兄さんが喜んでくれたらいいですけど…」と呟きつつもトンと足を蹴ってはフワッと浮き上がり城の方へと戻っていき)
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(ギニュー達は何処か静かに笑うクウラ様の様子にホッとしていたが次に聞かされた言葉には全員がキョトンとなるも直ぐに全員が嬉しそうに笑い合いフリーザには秘密と言うクウラ様の仕草と言葉には目を瞬かせるもギニュー達は笑いあって勿論だと頷き少しして全員がクウラ様と主に頭を下げて部屋を退室し、穏やかな空気だったがフリーザは目を覚まさず穏やかな呼吸のまま静かに眠り続けていて)
クウラ「…スポンジが完成してらえーと…?次は…カスタードと、ホイップクリームだな。(どうやらスポンジが焼けたらしくカスタードクリームとホイップクリームを作り始め)」
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クウラ「気を付けろよ、お前ら。(そう言い姿が見えなくなるまで手を振っていたが見えなくなるとフリーザ様の方を向き)…早く目覚めよ、フリーザ…私のかわいい弟…。」
……、…っと、兄さん、ただいま戻りました(そっと手の中にある先程作った物を見詰めてはそっと頬を緩めつつ懐へと仕舞い飛ぶスピードを上げ、破壊神が住まう城へと着いてはテーブルの近くへと降り立ちケーキ作りをしてくれる兄にただいまと自然と明るく穏やかな声色で声をかけては近寄っていき)
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……、……っ、(ギニュー達が部屋を後にして部屋に兄と自分だけの二人となってかはも少しの間眠り続けていたが数分経った頃ふと意識が覚醒してはゆっくりと目を開け紅い瞳をうつすらと開いてはぼんやりとしたままゆっくりと辺りを顔を動かして見渡して)
クウラ「!!ああ、お帰りフリーザ。何処に行ってたんだい?(ちょうどクリームを作り終わったところらしくクリームを持ちながら問いかけ)」
ーー
クウラ「!!起きたか、大丈夫か?フリーザ?(うっすらと目を開け顔を動かしたフリーザ様を見て少し目を輝かせるとフリーザ様の頬に手を当てて)大丈夫か?気分はどうだ?」
ちょっと近くの草原のある特定の場所に行ってたんですよ。…兄さんが喜んでくれたら嬉しいんですけどね(兄の隣に向かいつつ問いかけに穏やかな声でそう答えるも隣に立っては僅かに苦笑いして兄が喜んでくれたら嬉しいと小さく声で伝えて)
ーー
!!……兄さん、はい、大丈夫ですよ…気分はまあまあですけど、問題ないです(兄に声をかけられては一瞬目を瞬かせるが直ぐに笑顔になっては頬に兄の手が当てられるのを感じつつ穏やかな声で大丈夫だと呟きギニュー達も大丈夫だとわかったからか無意識にこの歳になり流したことのない一筋の涙が頬を伝って)
クウラ「ほう?何か作ってきたのか?まぁお前がくれるものなら何でも嬉しいがな。(そう問いかけ言うとシロップをケーキに塗りラズベリージャムを塗り)…組み立てて行くか。」
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クウラ「ならよかった…!(大丈夫、そう言われては安心したような声で言うがフリーザ様の涙を指ですくい)…大丈夫だフリーザ、大丈夫。な?私も生きてるしあいつらも無事…だから大丈夫だ、フリーザ…。」
ふふ、はい、兄さんにぜひ作って渡したいなと思いましてね(問いかけてくる兄に小さく微笑んでそう言いその後に言われた言葉には思わずキョトンとなるが嬉しいと感じほんの少し頬を赤らめつつも小さく頬を緩めその後の呟きにクリームが塗られたスポンジケーキを見てはそっと目を輝かせつつも手を洗い「兄さん、それなら私も手伝いますよ」とフフっと微笑んで提案して)
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……っ、…はい、兄さん…仮に、最悪ギニューさん達だけでも無事なら…って、思ってたんですけどね…あはは…(兄の言葉と涙を拭われる仕草にハッとなりグッと涙を堪えては微笑んで頷くも最後は苦笑いして小さな声で付け足すように呟き誤魔化すように慌てて小さく笑い)
ふふ、はい、兄さんにぜひ作って渡したいなと思いましてね(問いかけてくる兄に小さく微笑んでそう言いその後に言われた言葉には思わずキョトンとなるが嬉しいと感じほんの少し頬を赤らめつつも小さく頬を緩めその後の呟きにクリームが塗られたスポンジケーキを見てはそっと目を輝かせつつも手を洗い「兄さん、それなら私も手伝いますよ」とフフっと微笑んで提案して)
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……っ、…はい、兄さん…仮に、最悪ギニューさん達だけでも無事なら…って、思ってたんですけどね…あはは…(兄の言葉と涙を拭われる仕草にハッとなりグッと涙を堪えては微笑んで頷くも最後は苦笑いして小さな声で付け足すように呟き誤魔化すように慌てて小さく笑い)
クウラ「ほう…?どんなものなのか楽しみだな。(こちらもつられるように笑うと提案してくれたが首を振り)いや、大丈夫だ。お前はゆっくりしててくれ、あと少しで出来るからな。(そう優しく言うとケーキにジャムを塗り重ねて行きを繰り返し)あとはマジパン作りだな。」
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クウラ「そんなことを言うな…!!お前が助からなかったらあいつらは発狂してしまうかもしれないぞ…!!(軽く脅しのようなことを言いながらフリーザ様の頬を優しく撫で)…もう無理はするな、いいな?」
兄さんが気に入ってくれるかどうかはわかりませんけど、楽しみにしててください(釣られて笑う様子の兄にクスッと微笑んでそう言い兄からの言葉を聞けば数秒考えるが穏やかな表情で頷き「…わかったよ、兄さん」と返事をすればせめとテーブルに2つのティーカップを置いて暖かい紅茶を淹れていき)
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え、は、発狂、ですか…?ギニューん達、が…?(兄からのまるで脅しのような言葉に思わず目を何回もまさか自分がギニュー達にとても慕われているとら思わず瞬かせて苦笑いしそう呟くも頬を優しく撫でてもらいつつ言われた言葉には「…はい、兄さん」と苦笑いしつつも小さく微笑んで頷き)
クウラ「お前がくれるものなら何でも好きさ、全てがお気に入りになる。(静かに言うとホイップクリームを全体に塗りマジパンを薄く伸ばしケーキに重ねてゆくがふと紅茶のいい臭いが鼻をつき)…いい香りの紅茶だな、なんて紅茶なんだ?」
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クウラ「ああ、脅しじゃなくてあいつらじゃやりかねんぞ…(顎に手を当て考えてから言うとフリーザ様の返事に少し笑みを浮かべ)いい子だフリーザ、…その首のマフラーはお前にやろう、暖かいだろう?」
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