フリーザ(付き人) 2020-08-28 06:19:01 |
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クウラ「ほう…?どんなマフラーだ?(微笑んだフリーザ様を可愛らしいと思いながらそう問い掛け)父上がくれたマフラーか?それともギニュー達がくれたマフラーか?」
ふふ、兄さんが覚えてるかはわからないけど、僕達が丁度人間で言う思春期って言う年齢に入った時に兄さんがくれたマフラーだよ(首を傾げて問いかけてくる兄にクスクスと微笑んで兄が覚えてるかはわからないがと前置きして人で言う思春期時代の時に兄から貰ったマフラーだと微笑んで言ってはパープル色のシンプルなマフラーを取り出して兄に見せて)
ーーー(口喧嘩中のある日、クウラ様に本気で怒られ本気で心配されるフリーザ様…?(if!))
(ある日のクウラ様の宇宙船の中、クウラ様の自室の前の廊下がやけに慌ただしく、サウザーさん達が『早くメディカルマシーンに!』などと本気で慌てたようにあっちへ行ったりこっちへ行ったりしていて…)
クウラ「!!…それは…もちろん覚えてるさあのときの…だろ?(マフラーを見るなり目を見開いてマフラーに触れ)」
ーー
クウラ「…おいサウザー、貴様ら何をしてるんだ…?(慌ただしかったが特に気に止める様子もなく紅茶を飲んでいたが流石にうるさいと感じ始めたらしくサウザーにそう問い掛け)」
…!そうだよ兄さん、あの時に兄さんが僕にくれたマフラーだよ(覚えていてくれた事に目を瞬かせるが嬉しそうに微笑んでマフラーに触れる兄に頷きそう言い「あれから大切に使ってたんだよ」とクスッと笑いながら首元にそのパープル色のマフラーを巻いてみて)
ーー
サウザー「へ…?あ、クウラ様…!いや、特に何かをしていると言う訳では…って、ドーレ!今此方に来るな!来るんじゃない!(主であるクウラ様から声をかけられてはキョトンとなるも何処か言葉を濁した所にドーレが慌てたように声をかけてきて此方も慌てたように来るなといい、ドーレの腕にはクウラ様から幸いよく見えないが何か、人を、それもとても丁寧に抱えている様子で)
クウラ「そうかそうか…まだ持っててくれたんだな…(そう言うとマフラーに軽く口付けをおとし)…なつかしいな…」
ーー
クウラ「??一体なんだというのだ?誰か倒れたのか?(姿が見えないため頭の上にハテナを浮かべながら首を傾げながら問いかけ)教えろサウザーよ、ドーレ、お前でもいいから教えろ。(ドーレの方を向きながらそう言い)」
クウラ「そうかそうか…まだ持っててくれたんだな…(そう言うとマフラーに軽く口付けをおとし)…なつかしいな…」
ーー
クウラ「??一体なんだというのだ?誰か倒れたのか?(姿が見えないため頭の上にハテナを浮かべながら首を傾げながら問いかけ)教えろサウザーよ、ドーレ、お前でもいいから教えろ。(ドーレの方を向きながらそう言い)」
当たり前だよ兄さん。兄さんがあの年齢で初めてくれたプレゼントのようなものだったからさ(懐かしいと言いなが此方が巻いているマフラーに口付けを落とす兄に僅かに赤くなりつつも微笑んで当たり前だと何処か嬉しげな懐かしそうな声でそう兄に伝えて)
ーー
ドーレ「…いや、それが、その……クウラ様、実は……(サウザーに顔を向けられクウラ様から自分でもいいので教えろと言われては言葉を濁すが意を決して腕の中の人物を見せ、その腕の中には最終形態となっている彼の弟が体中傷だらけ、所々血がついている状態の重症でぐったりと気絶してして)
クウラ「ほう…?…それもそうだったな…フリーザ…(にっ、とフリーザ様に笑いかけてそう言い)」
ーー
クウラ「…!!?な、何故こうなったんだ…!?(フリーザ様の姿をみるなりそう叫び)我々最強一族であるはずのフリーザがこうなったのは何故なんだ!?答えろサウザー、ドーレ、一体何があったんだ!?(必死な表情と少し怒ったような声で二人に問いかけ)」
ふふ、そうだよ兄さん。でも、兄さんが覚えてくれてたのは意外だったけど嬉しいや(笑いかけてくる兄に此方からもクスッと笑いかけて覚えてくれてて嬉しかったと言い「もう何年も前の事なのにね」と口元に手を当ててクスクスと笑いながら付け足して)
ーー
サウザー「……それが、わからないのです…クウラ様……私達がこんな風になられていたフリーザ様を発見したのは、本当に偶然だったのです…(主からの必死な問いに深く俯きわかないのだと首を横に振り「今、ネイズがフリーザ様の宇宙船に交信をしているのですが……話によればギニュー達はは今会話が出来る状態ではないとか…」と俯きながらもわかっていることを話していき)」
クウラ「…もちろん覚えているがもうそんなにたつのか…月日と言うものは早いもんだな…(何処かおかしそうに笑いながら言うと改めてマフラーを見て)綺麗な紫色だな…。」
ーー
クウラ「ほう…?(分かってることを静かに聞いていたが何故こうなったかを自分なりに内心分析していた)早くメディカルマシーンへ運んで行け!!」
…あっという間に時間は経つからね、兄さんも僕ももうあっという間に大人になったし(可笑しそうに笑う兄に此方もクスッと微笑みつつそう呟き綺麗だなとマフラーを見て言われては少し考えた後小首を傾げて「…えっと、このマフラー、似合ってるかな?…兄さんから貰って凄く気に入ってるんだけど…」と何処か不安そうに兄にそう問いかけて)
ーー
ドーレ「…!!は、はっ!!(静かに聞いていた主からの言葉を聞けば直ぐに頭を下げてフリーザを抱えてメディカルマシーンへと向かっていき、サウザーもクウラ様に一礼してドーレの後を追って治療室へと向かっていき)」
ー治療室
………(新型のメディカルマシーンの中、時間が経ち傷は徐々に治っていたが一向に意識を取り戻す気配はなく)
クウラ「父上も歳をとったしな。(何処か寂しそうな顔をしながら言うがフリーザ様の微笑みを見て少し表情を柔らかくし)…ああ!勿論!とても似合ってるよ!(ニコッと微笑みながら)」
ーー
クウラ「(無言でサウザー達の後を追って行きメディカルマシーンの前へ行き)…どうなってるのだ一体…(眉をひそめながらメディカルマシーンを見つめ)」
……時間は残酷に経っていくって……誰かが言ってたよ…でも…思い出は、本物だって…(寂しそうな兄の頭を撫でながら敢えて明るく笑ってそう呟くように言葉にして似合っていると笑顔で言われては安心したように微笑み「良かった、これ気に入ってるからさ」と弾んだような声でそう言い)
ーー
………っ(サウザーとドーレは他に用事がありメディカルマシーンの部屋を後にして、暫く時間が経った後意識を取り戻してはうっすらと目を開けは液体が抜けたメディカルマシーンから出た後兄数秒見るが直ぐに視線を落としてぼんやりと自分の治った掌を見ていて)
クウラ「…そうか…(誰かの言葉を聞いて少しシュンとするが明るく笑うフリーザ様をみて再び気分を明るくし)ああ!…そうか、それならよかったぞフリーザ♪」
ーー
クウラ「…目覚めたかフリーザよ…(椅子に座りながらフリーザ様をみていたがそう声をかけたのもつかの間、視線をおとされ何故か軽くイラつきを覚えたがすぐに沈め)何故そうなったフリーザ、答えよ。」
ふふ、だって兄さん、無理にぶっきらぼうに言うものだからさ、"黙って受け取っておけ"ってさ(しゅんとした様子の兄の頭を優しく撫でていたが良かったと言ってくれる兄にクスッと微笑みつつそう言ってはクスクスと笑いながら思い出すようにそう口にして)
ーー
……ちょっとドジを踏んじゃっただけだから…兄さんが気にすることじゃないよ(兄からの問いかけに相変わらず視線は合わさないままだが小さい声ながらも普段変わらない声でドジを踏んだだけなのだと話してはそこで兄に顔を向けては「…治してくれてありがとう兄さん」とお礼を伝えれば扉の方へ行こうとして)
クウラ「…!(口にした言葉を聞けば目を見開いて何処か気まずそうにし)…く、ククク…そういえばそんなこともあったな…フフ…懐かしいじゃあないか。」
ーー
クウラ「貴様、ドジを踏んだだけでそうなるか?(扉のほうへ向かうフリーザ様を横目で見ながらそう問い掛け)ましてやお前の一族は最強の一族……貴様の力で倒せぬ敵などいないはずだ。本当に何があったんだ?ん?(優しいながらも厳格な声で再びそう問い掛け)」
本当に懐かしいよね。表には出さなかったけど嬉しかったんだよ、兄さんからの初めての何かイベントがある以外でのプレゼントだったからさ(兄の様子に小さく微笑みつつ優しく頭を撫でながらそう言い最後は嬉しそうに微笑んでそう言い兄を癒すように頭をゆっくりと撫で続けて)
ーー
………ギニューさん達を………ギニューさん達と部下達を…何としても、守らなくては、いけなかったんです…(兄の優しさの中にある厳格な声での問いかけにピタッと扉の前で足を止めては小さな声でそう呟き自分の手を見ては「…こうでもしなければ、ギニューさん達まで、巻き添えを、くらうことに、なってましたから…」と自分の掌を見てそう呟いた後その手を握り締めて)
クウラ「…そうなのか?嬉しいと思ってくれたなら俺も嬉しいよ。(頭を撫でられてえへへと笑いながら嬉しそうに言い)」
ーー
クウラ「…何っ…?(部下達を守る、と言ったフリーザ様をみて目を見開き眉をひそめながら)何があったんだ、襲撃か?内部反乱か?それともサイヤ人か?(自分の頭に思い付いた考えを口から全てだしながらフリーザ様に問い掛け)」
ふふ…♪……あ、そうだ(兄の言葉に嬉しそうに笑いつつ兄を癒すようにそっと兄の頭を抱き締めて後頭部を優しく撫でていたがふと思い出したようにそう口にしては兄から離れて天使の杖を取り出し「今日だけ交換しましょうか、兄さんと私の服。約束でしたもんね」と小さく微笑んで昨日した約束の事を口にしてそれを果たそうとして)
ーー
………サイヤ人です……私の知るベジータさん達とは全然違う趣向の人でしたけど……(兄からの問に初めて兄の方に体事向けては苦笑いしてサイヤ人だがベジータさん達とは全然趣向が違うのだと呟き「…ギニューさん達を盾にして…取られたんです……私自身の力を…力では叶わないと分かっているから…と…」と俯きながらも小さな声でそう兄に話して)
クウラ「…いいのか?……その…失礼だが俺の服じゃお前には大きすぎてブカブカになるし俺にはパツパツになるんじゃないのか…?(申し訳なさそうな声と表情でフリーザ様に問い掛け)」
ーー
クウラ「サイヤ人…!!!(サイヤ人と聞くと舌打ちをし目を見開くと椅子から立ち上がり)何故それを俺に言わなかった!?父上もいただろうに……父上と俺に言えば機甲戦隊を貸したと言うし俺も参戦したと言うのに…何故もっと早く言わなかったんだ、もう父上も俺もお前が傷つく姿を見たくないっ!!(心の底から弟の事を思い少々言葉遣いはキツくなったかもしれないがフリーザ様にそう言い)」
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