フリーザ(付き人) 2020-08-28 06:19:01 |
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クウラ「そう言うことだな、ふふ…(小首を傾げる弟が可愛くて思わず笑ってしまい)…あいつらになんて見せられないよ、見せるのがもったいない…(そう言いながらフリーザ様の頭を優しい撫でる)」
……ふふ、なら、私は貴方のお姫様?……って事になりますね。弟ですけど(小さく笑う兄に此方もクスッと笑い気付けばそう口にしていて最後は敢えて笑って弟だけどと付け足し優しく頭を撫でられながら告げられた言葉に僅かに苦笑いし「…私もあのお二方は勿論嫌いですけど、兄さんの悟空さんとベジータさん嫌いも凄いですね」と兄の胸元に額を置きながら呟くように口にしていて)
クウラ「だな…弟であり姫様…そして俺は兄であり王子さまでもある…だな。(どこかおかしそうにクスッと笑い)まぁな、あいつらに俺ら兄弟は色々されたんだからな……(嫌そうな声で言いしかめっ面をし)あんなやつら嫌いだ…俺らの一族の顔に泥を塗ったんだからな…!」
ふふ…よく考えたらパパのフルネームってコルド大王ですから、長男の兄さんが王子様って言うのも間違いないですね(同じようにクスッと笑ってはふと頭に浮かんだことを微笑んで呟くように口にして嫌そうな声と顰めっ面で口にされた兄の言葉に静かに耳を傾けてはそっと兄の頭を撫でて「…ですね。私も正直あの二人は大嫌いですし。…そういえば兄さん、知ってました?ベジータさんがまだ私の軍に居た頃、ギニューさん達から嫌味を込めてベジちゃんなんて呼ばれてたんですよ」と兄の頭を撫でながら同意するようにそう口にするがふと思い出したエピソードを面白そうに小さく笑って兄に話して)
クウラ「…でもフリーザも息子なのだから王子なんだぞ?一応は。(一応は。と言いつつも相手も王子様なんだぞと言い頭を撫でられては少し嬉しそうにし)べ、ベジちゃん!!?はっ、ははは、クハハハハハハハ!!(ベジちゃんと呼ばれてた事が余程おかしかったらしく大笑いし始め)な、なんておかしいんだ、ベジちゃん、ハハハ!!(まだ笑っている…涙が出るほどおかしいらしい)べ、ベジ…ククククク…」
…一応って何ですか兄さん、一応って…(言葉の後に一応と付け足す兄に苦笑いしつつもそう呟くように口にしていて嬉しそうな兄に此方も嬉しくなりつつ微笑んでそっと手を離し話したエピソードの内容が余程面白かったのか大笑いし始めた兄にクスッと笑いつつもあまり笑いすぎるともしかしたら発作が出るかもしれないため兄の背を落ち着かせるように撫でながら「ベジータさんにとっては黒歴史の1つになっているみたいですよ、兄さん」と小さく笑いながらこのエピソードがベジータにとっては黒歴史の1つになっていると兄の手を片手を引いて城へと入りながら話して)
クウラ「すまんすまんフリーザ、一応は悪かったな…(少しシュンとした顔でフリーザ様を見つめると謝り)ハー…すまん…ありがとうな…あまりにも面白かったもんだから…黒歴史か、今度会ったときにでもからかってやるか。(笑いを押さえてくれたことに感謝すると共に謝りながら歩きだし)…さあ早く作り始めようか。」
……もう、全然構わないけど兄さんがシュンとしてどうするんですか(少しシュンとした様子で此方を見ながら謝ってくる兄に苦笑いしつつ兄を元気付けるようと相手の頬を片手で優しく撫でつつ言葉とは裏腹に素のとても優しい声でそう呟き「どういたしましてです。ベジータさん、兄さんにからかわれるとしてもその事でからかわれるとは中々思わないでしょうね」と兄と一緒に城に入りながら兄の言葉に小さく笑みを浮かべてそう言い兄の早く作ろうと言う言葉を聞けば「はい、兄さん」と頷き先に台所へと向かい手を洗っては必要な食材を用意しておき)
クウラ「いやだって…大切な弟を一応扱いしたんだぞ?失礼ではないか。(構わないと言うが申し訳ないと思うらしくそう言い)…だな、今度会ったらお前と俺でからかってやるか?ベジちゃん!って!(クククククと笑いながら手を洗うと包丁やまな板を用意して)よし、やるか。」
……ありがとう兄さん。僕を大切な弟って思ってくれて。…かつての僕は兄さんから見たら爪の甘い弟だっただろうから、当時の僕は兄さんからそう思われても仕方ないね(微笑んで兄への感謝の気持ちを伝えて苦笑いしつつ当時の自分なら兄からのそう思われても仕方ないと口にし「…いいですね、それ…ベジータさん、怒るでしょうけど」と兄の提案に微笑んで賛同の意を示し最後はクスッと笑って呟き兄の呟きに「はい、では料理を始めましょうか」と微笑んで1つ頷き久々に包丁に慣れたいと思い包丁を手に餃子で使う食材を切っていき)
クウラ「だってそうではないか…ああ、そうだな…そういえばそうだった…あの頃のお前は詰めが甘かったからな…(昔を思いだししみじみとし)…あのプライドの高い奴の事だ、顔を真っ赤にして怒るだろうな!ハハハ!(ハハハと笑いふとフリーザ様の方を見て包丁を使ってることを知り)おいフリーザ、手を切ったら危ないから代われ…!(手を切ったら危ないと思い止めさせようとし)」
うん、だね……。今だから兄さんの言葉を受け入れられるけど…当時の僕はどうも受け入れられなくてさ。…意地ってやつなのかもね(兄の言葉にコクリと頷きつつ此方もしみじみと昔を思い出しつつ最後は苦笑いして軽く肩を竦め楽しげに笑う兄の言葉に此方も楽しげに微笑み「彼は兄さんと私とはちょっと違った意味でプライドが高いですから、尚更でしょうね」と楽しげな声で呟くように口にし久々な為ゆっくりと包丁を使っていれば兄に止められた為キョトンとなるが「久々に使うから慣れようかと思ったんですけど……」と苦笑いしてそっと兄に意思を伝えてみて)
クウラ「意地…か、お前も俺も昔からプライドが高くて自分が一番だったもんな、あの頃が本当に懐かしいよ。(昔の自分達の口喧嘩を思いだしやれやれと言った顔でそう言い)ああ、本当、からかいがいがある。(怒ったベジータの顔を思えばおかしかったらしくクスクスと笑い)いやいや…!久々だから危ないんだ…!お前は餃子の具を包む係をしてくれ…!切って破傷風になったら大変だからな…!」(相当過保護になってるらしく慌てた声と表情でそう言う)
…本当に、お互い譲らなかったもんね、自分が一番だって。…僕さ、今はこんな風に兄さんと楽しく色々と話せて凄く嬉しいんだよ(やれやれと言う顔の兄に苦笑いしつつ明るく笑って今は兄とこんな風に楽しく話せて嬉しいと伝えてベジータの怒った顔を赤くしつつ想像したのかクスクスと笑う相手には此方も小さく笑いまるで慌てたようなその様子に少し考えた後そっと持っていた包丁を置き「…わかったよ兄さん。包丁を扱うのは兄さんに任せるとするよ」と小さく微笑んで包丁を扱うのは兄に任せると伝えて)
クウラ「だな…俺もだフリーザ、可愛いお前と楽しく話せて幸せだ…(優しい声でそう言い尻尾を犬みたいにフリフリと振って)…そうしてくれフリーザ、過保護になってしまってるのは自覚してるが怖いんだ…お前が怪我をするのが…。昔お前をあやしてるときに落としてしまったことがあってそれとお前が孫悟空にやられたとき以来…な。(昔を思いだし顔が青ざめるがフリーザ様が止めると聞くとホットして)ならいいんだ…ありがとうフリーザ。」
ふふ、ありがとう。…兄さん、何か嬉しそうだね?尻尾がかなり揺れてるし…(兄に微笑んでお礼を言いつつ視界に入った揺れている兄の尻尾を見れば小さく笑ってそう呟くように口にし、兄の話を静かに聞いては最初の話しにはちょっと驚き「え?そんなことあったの?兄さん?僕そんな事全く覚えていないんだけど…。……悟空さんに僕が倒された時………兄さんの時間軸だと…僕がナメック星で元気玉を受けてそのまま消滅した時の、話だね…」と最後は天使たるもの歴史を学ぶのも大事と習った時に知った記憶を探り僅かに苦笑いしてそう呟きお礼を言われては「大丈夫だよ兄さん。ちゃんと理由も話してもらえたからね」とフワッと微笑んで大丈夫だと兄を安心させるように伝えて)
クウラ「恋人でもあり弟でもあるお前と話せてるんだぞ?嬉しいに決まってるじゃないか。むっ?尻尾…?…嬉しすぎて無意識に揺れてたんだな…(尻尾の事は無自覚だったらしく言われて気づけば顔を赤くして)…ああ、頭から落としてしまったから父上からこっぴどく怒られたな…まぁザーボンやドドリアが庇ってくれたんだがな……。ああ、あの時は本当に悲しかった…お前がタヒぬなんて…思いもしなかった…(過去の事を話すとそう言い)…ふふ、そうか?ならいいんだがな…。(大丈夫と言われいいと言うと再び野菜を切り始めボールに入れて挽き肉を入れ混ぜ始め調味料を入れてまたこねはじめる)」
…僕も大好きな兄さんと話せてとても嬉しい。……ふふ、からかう訳じゃないけど、兄さんも可愛いところあるね(尻尾は無自覚だったらしく顔を赤くする兄を見てはクスッと口許に手を当てて微笑み頭から落としてしまったのだと聞けばキョトンとなるが苦笑いし「な、なるほど……覚えてませんがそんな事が…。……その何日か前、僕兄さんの所に来ましたよね…」と最後は小さな声でそう言いながら兄の背を優しくポンポンと撫でて「そうだよ兄さん」と小さく微笑んでは手際よく野菜を切ってボールの中で挽き肉をこねる様子を隣でじーっと見詰めて)
回想ーナメック星に向かう何日か前ー(←丁度とても口喧嘩していた時期です…!)
サウザー「失礼しますクウラ様、フリーザ様がクウラ様にお見栄になりたいとの事ですが…(主の部屋、お辞儀をして彼の弟が会いに来ていると伝えて)」
クウラ「ふふ、そう言ってくれると嬉しいぞ…?そうか?犬の尻尾みたいだなと思ってるんだがな…(嬉しいといいつつも自分の揺れる尻尾は犬の尻尾のようだと言い)…ああ、あの時は本当にすまなんだフリーザ…(何故か関西弁で謝るとフリーザ様がじっと見つめていることに気がつき)…ん?どうした?そんなに見られるとちょっと緊張するぞ…?」
ーーー
クウラ「…ほう?あのフリーザがか?いいだろう、どこにいる?(ポットをくるっと回してサウザーさんを見てそう言い)」
まあ言えてるね、それは。でも自分の意思でも動くから便利なものだよ(兄の言葉に微笑んで同意しつつ自分の軽く揺れる白い尻尾に目を落としながらそう呟き謝ってくる兄に慌てて「兄さんもう過ぎたことだし大丈夫だから、ね?関西弁混じってるよ兄さん」と最後は自分は気にしないが僅かに苦笑いして呟き兄の言葉にハッとしては「ああごめん兄さん、手際いいなって思ってたらじっと見てただけだよ」と小さく苦笑いして兄にそう理由を伝えて)
ーー
サウザー「はっ。このクウラ様の宇宙船の外でお待ちになられているとの事です(主の言葉に再度頭を下げては此方からの伝言を伝えて)」と
………(宇宙船の外、ポッドから降りて夜に見える月のような惑星を見上げながら兄を待っていて)
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