ビギナーさん 2020-08-22 21:02:56 ID:0efa9ac79 |
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んっ。──結構デカいな‥。
(漸く目的地たる市ヶ谷家に到着すれば外観中々古風且つ広さも有り庭を見渡しながら大きな家と感心しながら歩み)
……えーっ、そんなこと言わないでよー、有咲のケチー!
有咲『うるせー!ここの家主は私だ、いいから帰ってもらえ』
沙綾『あちゃー…やっぱ香澄、有咲にちゃんと許可とってなかったかー』
(先に蔵へと向かった香澄の声が蔵の中から聞こえてきて、それに続いて聞こえてきた声からして二人して言い争いをしている様子で、場面を見ずとも何が起こってるのかなんとなく察した様子の沙綾は額に手を当ててやれやれと小さくため息つけば自身も蔵へと足を踏み入れ、言い争いをしている二人の間へと割って入っていこうとして)
まぁ、予想の範疇‥つーか可愛い声の割に口調荒っぽいな。__"さて、入るに入れなくなったな。漫画とかなら蔵の中でハプニングでも起きて解決~、な流れだろうな‥。"
(蔵から騒ぐ声がすれば自分も予想済みな展開であり沙綾を見送り蔵の前で立ち尽くし外観見上げながら1人思いに耽りつつ呑気な欠伸をし)
沙綾『はいはい、二人ともストップ、落ち着いて。外まで聞こえてるから、これ以上やるとポピパの心象まで悪くなるよ』
そうだよ有咲ー、せっかく千彰くんもポピパのこと好きになって練習風景とか見たいって言ってくれたんだよ?
有咲『あーっ、もう!わかったよ、なら勝手にすりゃいいだろ…』
わーい、流石有咲ー。千彰くーん!入っていいって!
(間に割って入った沙綾の援護にここぞとばかりに香澄は畳み掛けて、結果的に押し切られる形になって有咲は不貞腐れながらも彼が蔵へと入ることを許可して、その言質をとれば上機嫌な様子で蔵から顔を出して、外で待機している相手へと笑顔で手招きして)
__え?嗚呼、お邪魔しやーッス‥。
(半ば陥落気味に許可出した声に"折れたか"と思いながら手招きする香澄に目をやり出入口から中へと挨拶混じりに入り)
いらっしゃーい、ここが私たちがいつも練習してる蔵だよー
たえ『千彰、久しぶりー』
(笑顔で彼を招き入れ、蔵の地下へ降りる階段を一緒に降りると楽器やらソファーにテーブルなどの置かれた雑多な感じの空間が広がっていて、ソファーに座ってギターのチューニングをしていたたえが声に振り返り間延びした声で出迎えて、そんな様子をりみは隅の方で恐る恐るといった風に此方を窺い、有咲はあからさまに面白くなさそうにふてくされたような表情浮かべてそっぽ向いていたりと三者三様の反応を見せて)
嗚呼、おう。__やっぱ帰るわ‥。
(蔵の中美少女五人それぞれリアクションの差を見ては改めてこの華やかな空間に自分居るの場違いではないかと感じ数秒額に指当て瞳を閉じ考えるポーズした後目を開いたと同時に中腰な姿勢で出口側に歩もうとし)
えーっ、待ってよー!まだ来たばっかりなんだからゆっくりしていってよーっ
有咲『どうぞどうぞ、お気をつけてお帰りくださーい』
りみ『あ、有咲ちゃん…せっかくのお客さんをそんな風に邪険にしちゃダメだよ…』
(帰ると言い出した彼を引き止める香澄とは対照的に猫をかぶった丁寧口調ながらトゲトゲしい態度を微塵も隠そうともせず追い返そうとする有咲に対して遠慮がちに苦言を呈したのは意外にも部屋の隅で彼との距離感を保ったままのりみで、その態度から人見知りはしていても決して彼を迷惑だとか毛嫌いをしているだとかそんな感じではないようで)
イヤイヤイヤ、やっぱこんな可愛い空間に俺とか場違い場違い‥まぁ、そっちの人数的に俺が万が一何かやらかしても勝てる気しないけどな。
(引き留める香澄に目元糸目気味に片手左右振りながら場違い感凄いと語りつつ五人を見比べていき実際平均ぐらいはあるが自分の非力さを主張し)
イヤイヤイヤ、やっぱこんな可愛い空間に俺とか場違い場違い‥まぁ、そっちの人数的に俺が万が一何かやらかしても勝てる気しないけどな。
(引き留める香澄に目元糸目気味に片手左右振りながら場違い感凄いと語りつつ五人を見比べていき実際平均ぐらいはあるが自分の非力さを主張し)
そんなことないって、みんな千彰くんのことは歓迎してるよー
有咲『私はしてねーし』
りみ『有咲ちゃん…』
沙綾『有咲は香澄が最近千彰くんのことばっかり話すから拗ねてるんだよねー?』
有咲『は、はあ!?ちげーし』
たえ『顔赤くなってる』
(場違いなんてそんなことないと必死に訴える香澄に対し水をさすような有咲の発言、その場の雰囲気にいたたまれずにオロオロするりみを見かねてすかさず沙綾が核心を突くと分かりやすいぐらいに有咲の頬が朱に染まり、それに追い討ちをかけるようにたえがそんな風に言ってのけ)
‥"The ツンデレ。"__心配しなくても有咲が有咲がって言ってるし別に取られる要素もないから安心しとけってばさ。──というか俺のことを過大に話してないか心配が生まれたわ。
(有咲のルックスやキャラからテンプレートなツンデレかと内心把握した後ヤキモチ焼く必要皆無だと語りながら視線向けては同時に香澄をチラリ見てはどんなことを伝えてるか一抹の不安を覚え)
有咲『ツンデレじゃねー!…てか、こいつらの言うことを真に受けんなー!』
おおっ、いつもの有咲だー!
(彼の独白が耳に届き耳聡く反応した有咲が声を荒げると、有咲としては怒っているつもりなのだろうが香澄はそんな様子を見てあろうことか嬉しそうにニコニコ微笑んでいて、他のメンバーたちもこの様子ならもう有咲の方も大丈夫だろうとばかりに微笑ましげにそんな様子を見ていて)
ヤベ、聞こえた。__取り敢えず落ち着け落ち着け、肩凝るぞ‥。
(心の中で呟いたが口に出てたかと口押さえては周りが有咲の反応眺める様に"普段からこういう感じか"と対処法に感付いては宥める様な動作しては力むなと語り肩凝りの理由別にあるがと内心思い)
有咲『誰のせいだと思ってんだ、誰の!』
たえ『おー、確かにガチガチだー』
有咲『なっ、んっ…ちょっ、おたえ、やめ…!』
沙綾『ごめんねー、騒がしくて。私たちっていつもこんな感じなんだー、とりあえず好きなとこ座りなよ』
こっちこっち、こっちが空いてるよっ
(当事者である彼に他人事のような調子で宥められると有咲は肩を怒らせて不満を爆発させるが、たえに肩を揉まれて一瞬悩ましい声を漏らして脱力してしまって、このまま収集がつかなくなりそうなところで沙綾が機転をきかせて彼へと声をかけると、香澄が満面の笑顔でソファーの上で自身の隣をポンポンと叩いていて)
嗚呼、今のやり取り見て納得した。__じゃあ失礼するけど、いつまでも揉んでやるなよな?花園‥。
(悩ましい有咲の声に微妙にだが耳済ませてしまう気取られぬ様にクールにしていれば沙綾の言葉に把握したと告げては隣座るように香澄に促されると少し謙虚に反対側空席なソファーに腰掛け)
りみ『あの、えっと…飲み物、何か飲む…かな?』
あっ、私紅茶!
(戯れる有咲とたえを尻目にようやく腰を落ち着けることの出来た彼に対しりみが近寄り、おずおずと遠慮がちにそう質問をして、隣をスルーされて少しばかり膨れっ面だった香澄だったがりみの言葉にすぐに気を取り直しちゃっかり自分の分の飲み物の希望を伝えていて)
ん?あぁ、じゃあ俺も‥‥遅めの朝飯っと。
(以前絡む有咲とたえの姿横目で見ていれば飲み物聞かれてはりみに注文気味に告げれば膨れ面の香澄数秒見た後小さく肩竦めては隣に詰める様に座り直しやまぶきベーカリーで買ったパン食べんと紙袋取り出し)
たえ『あっ、それ山吹ベーカリーのパンだ』
りみ『山吹ベーカリーのパン美味しいよね』
そういえば千彰くんってメロンパンのほかに何を買ったんだっけ?
(さっきまで有咲との小競り合いをしていたはずのたえが彼の背後から何食わぬ顔で話に入ってきて、山吹ベーカリーのパンと聞いてりみも紅茶をテーブルへと置きながらさっきまでよりも緊張も解けてきたのか自然な様子で会話に混じり、一方で買い物をしていた時に一緒に居たものの一緒に買った焼きたてのメロンパン以外は何を買ったかまでは見ていなかった香澄が興味深そうに彼の手元の山吹ベーカリーの袋を見やって)
‥嗚呼、あとはフランスパン買った‥流石に丸々は長いから半分に切ってもらったけど。__つーかお前も近いな、花園さんよ。
(紙袋から購入した半分のサイズに切られたフランスパン片方取り出して見せ付けりみの淹れた紅茶が視界に入り礼を述べ掛けた矢先背後からヒョイとたえが話しに入ってきて覗き見る状態故に香澄並に距離感意識薄いため少し振り向き気味に指摘発言口にし)
たえ『いやー、それほどでもー』
沙綾『褒めてない褒めてない…』
有咲『おーたーえー…』
千彰くん、そのフランスパン何もつけずに食べるの?
(近過ぎとの指摘をなぜか良い方に捉えてポジティブシンキングをするたえに対し沙綾は顔の前で手を振ってこれは褒められてるんじゃないからと苦笑混じりに事実を告げて、そこへたえによる執拗なマッサージ(?)を受けてさっきまで骨抜き状態になっていた有咲が立ち直り怨嗟の声を漏らしながら乱入してきて、すぐそばでそんな状況になっているにも関わらず香澄はあくまでも呑気にマイペースて会話を続けていて)
__あっ、うっかりしてた。‥まぁ別にこのままでもかぶり付いても良いけどよ。
(たえのリアクションにツッコむ間もなく有咲に絡まれる様眺めては香澄からの質問にハッと我に返ったような声上げバター等貰い損ねたと気付くが別段問題なく食べると告げては再度有咲とたえを見物し)
沙綾『うん、うちのバゲットはそのままでも充分イケるよ。まあ…丸ごとかぶりついて食べるにはちょっと顎がくたびれるかもだけどね』
有咲『あー…なんか練習始める前からどっと疲れた…』
えーっ、有咲大丈夫なの!?
(そのまま食べるという彼の言葉に沙綾が自分の家のパンについて誇らしげにそう語りながらも最後に苦笑を浮かべ。遅めの朝食タイムをとっているその一方、たえに言って聞かせるのは無理だと諦めた有咲がソファへとどっかり腰を下ろして気怠そうに呟いたのを聞いた香澄が心配するように声をかけるが、当然ながら有咲は原因の一端を担った張本人へとお前が言うなとでも言わんばかりの目を向けつつも、それを口にする気にもなれないのか目線で訴えるのみで)
‥練習終わりに、詫びついでに揉みやしょうか?お嬢__無論肩だぞ?念のためだけど。
(有咲のツッコミしたげな眼差しに五人の大体の役割を把握しバケットそのままにムシャッと頬張り咀嚼していれば咀嚼続けたまま有咲の前に片膝付いて提案ふざけた言い回しで告げ"どこを"の主語忘れた為ちゃんと付け足し)
有咲『変な呼び方はやめろー!あと、指一本でも私に触れようとしたら初犯再犯問わず通報するからな』
沙綾『まあ、こればっかりはねー…このタイミングの補足は逆効果だったんじゃないかな』
たえ『変態だー!』
千彰くんは変態なんかじゃないよー
(おどけたような態度でそんなことを言ってのける彼に有咲は軽く身を引きながら指先をビシッと突きつけて警戒感を思い切り露わにしながらそう口にし、その様子を見ていた沙綾もわざわざ後半に補足をしたのが逆によくなかったと、そう言われるのも仕方なくこんかいばかりは擁護は出来ないといった様子で肩を竦め、極めつけにここまでの流れを見ていたたえが容赦なくそう一言口にすれば香澄が軽く頬を膨れさせ不満そうに返して)
変態っつーか変人かもとは自分で思う。__というか頼まれても触るかい、信用無いのはしゃーないな‥‥何ならこれ使っても良いぞ?オモチャだけど。
(自分庇う香澄や有咲達を見ては両手左右ぶんぶん緩く振りながら個人的には異性への警戒心意識見つめ直すキッカケになればと思っており大体予想通りでパン食べ進めながら鞄から玩具だが"手錠"を机上に置いては手首に嵌めるかアピールし)
有咲『まあ、確かに変わった奴ではあるよな…で、これ使ってしょっぴけばいいのか?』
りみ『有咲ちゃん、まだ何もやってないよ…?』
おー、手錠だよ、手錠!おたえ、試しに私を捕まえてみて!
たえ『よーし、逮捕だー』
(変人との彼自身の評価に有咲は確かにと頷き、机上に置かれた手錠と彼の顔を交互に見やり、冗談半分本気半分といった風な調子で言って瞳細めると、それを真に受けた様子のりみが少し慌てた様子でまだ無実だからと止めに入って。そんなやりとりの横で手錠を見て何故かノリノリな香澄へとたえもそれに付き合って手首へと彼の許可もとらずに勝手に手錠をはめて)
捕まえて何もしないか検証したかったら、ってオイオイオイ‥誤認逮捕やらかしそうな2人が勝手に遊ぶなー。
(有咲に対して軽く手を両方差し出すような動作をして外す鍵もあるからと内心思いながら嵌めるかは任した矢先ギター二人が遊び始めたのを見て瞳細めて緩く注意し)
捕まっちゃったー!結構しっかりした作りだよねこれ
沙綾『なんで捕まって嬉しそうなの……こういうのいつも持ち歩いてるの?』
(彼の注意などどこ吹く風、手錠のはまった両手を見せつけるようにしてカチャカチャ鳴らして子供のようにはしゃぐ香澄を見て呆れた様子で肩を竦めた沙綾は続けて彼の方を見やり、ジト目で普段からこういったものを持ち歩いているのかと問いかけて)
持ち歩きたいぐらい周りには肉食男子多いけど、ねーよ。ちょっとしたパーティーグッズだから‥__というか山吹からそんな目されるとちょい凹むぞ。
(はしゃぐ香澄に近寄り解錠用の鍵で手錠外して一応有咲に投げ渡しジト目を向ける沙綾にジト目を向け返せば否定しポビパのしっかり者たる沙綾からの疑惑に軽く胸板押さえて不満告げ)
沙綾『あはは、ごめん。そんなに繊細とは思わなくて』
有咲『完全にやられたな』
有咲ー!なにしてるの!?
(沙綾は冗談っぽく笑いながら悪びれずに謝罪を口にして、そんな発言に凹んでいる様子の彼の肩をポンと叩いた有咲はそのままの流れで手首を軽く掴んで受け取った手錠をはめてニヤリと笑うと、あまりにも自然な流れで手錠をかけられた彼に香澄は驚いて手錠をかけた張本人である有咲の方を見やって)
イヤ繊細というk__おーう、見事に嵌めてくれたな‥。
(沙綾と会話する最中滑らかに自分でも少し驚いた様子で手首に嵌められた手錠見ては直ぐ冷静さ取り戻しジト目で有咲へ対して目線を向け)
有咲『これを使えって言ったのはお前だからな、しばらくそうやって頭を冷やしとけ』
沙綾『なんだかんだ言って有咲も千彰くんとのやりとり楽しんでるよねー?』
有咲『は、はあ!?別に楽しんでねーし!自由を奪っておけば下手なことは出来ねーし安心だろ?』
有咲が千彰くんと仲良くなってくれて嬉しいよー
有咲『だ、だからちげーって!』
(してやったりといった風な表情浮かべた有咲へと沙綾がそう横槍を入れると、からかわれた有咲が僅かに頬を赤らめ言い訳っぽくそう口にするが、そこに更に香澄の核心を突くような追い討ちが加われば顔の赤みが増して声を軽く荒げて否定しようとして)
__まぁ、頭冷やすほど何もしちゃいないけど‥お望みならこうしてるわ。
(女子達のやり取り見ながら手錠にて自由奪われた状態は間違いない為此方も下手な真似は女子達もしないハズと思いソファーに目をやれば仰向けで寝転び無抵抗の意思表示し)
有咲『男はみんな狼だって言うし…ていうか、さっきの発言で私たちの不安を煽った時点で十分反省が必要だろ』
えー、千彰くんは狼なんかじゃないよー、ね?
りみ『狼…』
(男性に対する偏見を口にして手錠をはめたことを正当化しつつ、全く罪の意識のない彼に対し、揉む場所のくだりを女性陣を前に話した時点で頭を冷やす必要性はあると有咲は断言し、そんな有咲の言葉に真っ向から対立した香澄は彼が寝転んだ傍らに近寄って顔を覗きこみながらそんなことないよね?と尋ねて、りみは有咲の口にした単語に再び相手を警戒したように少し距離を置けば恐る恐る見ていて)
狼でも牙はちょいちょい歯こぼれしてるかもよ?つーかホント信用ないな、まぁ良いんですけどよ__逆に襲ってみれば?
(香澄チラ見し他は各々反応示す状態に肩を竦めては狼でも肉食具合はあまりと主張するが信用ないかと思い逆に女子達から手を出してみてはと逆転の発想的な案出して)
沙綾『や、それはちょっとやめとこうかな』
りみ『わ、私もちょっと…』
有咲『やっぱ変な奴だな…』
じゃあ私が!…えっと、襲うってどうすればいいの?
たえ『がおー!食べちゃうぞー!…みたいな感じで飛びかかればいいんじゃない?』
(逆に襲うというのも普通に考えれば中々にハードルの高い行動で、三者三様に遠慮する様子を見かねて香澄が名乗り出るが、襲うとは具体的にどうするのが正解なのか分からないようで首を傾げるとたえが胸元でグッと握り拳握りながらある意味正解とも不正解ともどちらともいえない微妙にズレた知識を吹き込んで)
当たらずとも遠からずってとこだな、花園。‥いざって時対応出来とかなきゃ護身にもなんないぞ?世の中物騒なんだから。──牛込はアレだな、王子っぽい人に守られたそうだけど。
(たえの発言強ち正解とも言えるが自分は今回受け手に回る気満々であり瞳閉じた状態で遠慮要らないと依然寝転んでは片目開きりみを見れば初見からのイメージ伝え)
よーし!がおー!食べちゃうぞー!
沙綾『本当にいっちゃったよ…』
りみ『王子様……じゃなくて、二人とも大丈夫!?』
(たえに吹き込まれた知識は思っていたよりもずっと大胆ではあったが、そんなことは意識もせずに思いっきり気合を入れて力一杯宣言をして寝転んだ彼の元へと飛び込んでいって、沙綾はそんな様子にまさか本当にやるとは…とあまりにも大胆過ぎる香澄の行動に驚き半分照れ半分といった様子で僅かに頬赤らめていて、王子様という単語に下手な男性よりも王子様らしい一人の女性のこと頭に思い浮かべてホワホワと気の抜けたような表情浮かべたが、すぐに二人の心配をして)
ふべらッ、‥!__流石に勢いは花丸だけど。
(概ね予想通り香澄が飛び乗るように自分に飛び込み一瞬圧迫受けるが直ぐに戻りたえ以外は各々照れやら色々感情抱く姿を余所に香澄を見上げ)
私、こうしてて重くないかな?有咲ー、この後はどうすればいいのー?
有咲『し、ししし知るか!私に聞くな!』
たえ『おー、大胆だー』
りみ『か、香澄ちゃん、それぐらいにしておいた方が…』
(相手の腰辺りで馬乗りのような態勢になって、重くないか心配しながら一番初めに目に入った有咲へと次はどうすればいいかなんて尋ね、有咲が香澄の大胆さに狼狽ているのを尻目に何故か楽しそうなたえをオロオロ交互に見やりつつ、頬を朱に染めたりみが香澄を止めようとして)
"無垢というか何というか"‥、ッ__流石にこのアングルだけでも多少照れ臭いか。
(馬乗りで平然とする香澄見上げて内心無邪気さに感心しつつ続けてリアクションの違い観察しては改めて相手見上げれば少女を下から見上げる構図に小さく呟き)
うーん…そうだ、これはどうだ!
沙綾『あー…まあ、知ってた。香澄だしね』
有咲『だな、香澄だし』
(この先どうするのが正解か、思ったような助言が得られず自分なりに考え抜いた結果出てきたのは手錠で自由の奪われた状態の彼の脇を思い切りくすぐるという子供の悪戯めいた発想で、ここからどうなってしまうのか不安で仕方なかった二人は彼女のとった行動に一様に香澄だから仕方ないと安心半分呆れ半分にそう言ってのけて)
‥‥___オイ、誰でも良いから加勢か救助‥!
(脇擽られる感覚に馬鹿笑いは上げず堪えながら若干ジタバダしては香澄だからこそ予想はしていた展開な為たえ含めた4人に堪えた声で助けを求め)
有咲『襲ってみろって挑発したのはお前だしなー』
りみ『意地悪しないで助けてあげよう…?』
沙綾『やれやれ、しょうがないなー。…香澄ー、千彰くんに練習見てもらうんじゃなかったの?』
はっ!そうだった…!すっかり忘れてたよー
(彼が自分で撒いた種、自分は知ったことではないと言わんばかりにそっぽ向く有咲の様子を見てりみは彼に同情するが自分が一人で香澄を止めるというのは流石に少しハードルが高いと思ったのか、それでもせめてこれぐらいはのことはと説得を試みるとそこでようやく沙綾が重い腰を上げて、彼をここへ招いた本来の目的を思い出させようと言い咎めるとようやく香澄が彼の上から飛び降りて)
__ふぅ、猪突猛進にも程あるわ‥意識してないだろうから言うけど何度か当たりまくってたぞ?。
(手錠嵌められた状態で上体起こし一息付けば沙綾の助け船には感謝しつつも異性への警戒心皆無No.1な香澄見ては擽られた際何度か身体に胸当たっている事実指差しながら直接告げ)
へ…?あっ…!ご、ごめんね…!その、今のは忘れてくれると嬉しいかなー…
沙綾『はいはい、そこラブコメしない』
たえ『ひゅーひゅー』
(彼からの指摘にいくらそういったことに疎い香澄でも自分が何をしでかしたのかが理解できて、キョトンとしていた表情が一変、頬を真っ赤に染めれば謝罪と同時に触れたことを忘れてくれるようにお願いをして、そんなやり取りを沙綾はラブコメと軽く一蹴してたえもその言葉にノリノリで便乗し)
忘れてやるけど、ペナルティでそこの冷やかし安全地帯二人の肩やら揉んでやれ__。
(顔赤く染める反応に少し意外だなと思いつつ沙綾とたえの指摘に横目向けては比較的被害を被らない側な二人親指で指差しペナルティ執行命じ)
え、そんなことでいいの?よーし!じゃあまずはさーやから!
沙綾『えっ、いや、私はいいよ、全然肩とか凝ってな…やっ、ちょっ、くすぐったい…!んんっ…』
りみ『ど、どうしよう、香澄ちゃんを止めないと…』
有咲『ほっとけほっとけ、巻き添えはごめんだしな』
(意外にも緩いペナルティにやる気になればまずは沙綾の方へと近寄っていき、本人が遠慮するのを無視して半ば強引に肩を揉めば最初はくすぐったそうに身をよじり、最後には艶かしい声が口から漏れ出て、りみがそれを止めに入ろうとすると有咲が静止し、被害が飛び火するのはごめん被ると口にしつつ傍観を決め込んで)
__あー、ついでに市ヶ谷もまた揉んでやっても良いかもな~‥肩以外でも何でも。
(傍観決め込む有咲チラ見し呟きを聞けば若干やられたらやり返す精神で香澄に聞こえるぐらいのボリュームで追加注文(?)付け足して)
(/申し訳ありません、ここまでやってきて今更ではあるのですがあんまり過剰なスキンシップを誘導するようなロルやセクハラっぽい発言『揉む(主語付け足し)』、バンドリの世界観にそぐわない他の男が寄り付く、毒牙にかかるみたいな発言は個人的に地雷なので申し訳ないですが出来る限り控えていただけるとありがたいです…こちらもその時に言わずにノってしまったので悪いのですが…もしもこちらの要望が気に入らないということでしたらお相手解消していただいても構いませんので、考えていただけたらと思います。
長文失礼しました)
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