ビギナーさん 2020-08-22 21:02:56 ID:0efa9ac79 |
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んじゃ道案内宜しく、寄り道すんなよ?
(目的地たる市ヶ谷家へと逸る香澄の声に沙綾共々出発してはルートは知らない為案内を任せるが勢いで色々気が向きがちな香澄に対し軽く注意をし)
えー、私は寄り道なんてしないよー
(相手からの忠告に対し不服そうな表情で振り返ると自分は寄り道なんてしないと言い張って、そんな香澄と彼のやり取りを見ていた沙綾は何も言わずに軽く肩を竦めて)
まだ会って数日だけど、何故かしそうな気がしてならんのよ…ちょっとした野性の感、つーか──あと花園も別ベクトルで予測付かん…。
(不満気な香澄に対し腕組みながら寄り道の確率高いと感じて仕方ないと本音述べては沙綾に目線で同意求め掛けたが同時に思考が読めないもう一人の女子名前上げ)
沙綾『確かにそれはわかる気がするなー、そういえばおたえは前にバイトがあるって言ってた日に実はシフト入ってなくて路上で弾き語りしてたなんてこともあったっけ』
うん、あったあった、あれはすっごくおたえらしいよね!
(沙綾はあながち相手の予感もでたらめとは言えず、そう言われても仕方のない側面があることにも同意しつつ彼の口から出たたえの名前に以前あった出来事を思い出しながら話して、香澄としても中々衝撃的だった出来事のようで、うんうんと頷いてみせたものの最終的には彼女らしいの一言ですんなりと流して)
肝据わってんな~、アイツ……変なのに絡まれたりしないか?アイツもパッと見は野郎寄り付く見た目だぞ。
(二人の話を聞けば中々度胸ある一面に感心しながら一人弾き語りする様子を想像すれば小さな心配軽く浮かべば口に出し)
沙綾『おたえが弾き語りしてるのって駅前とかの人通りの多いところだから、そんな場所で手を出すような無謀な人そうは居ないと思うけど』
うんうん、駅前は人も多いしおたえの演奏はいつもお客さん沢山いるよね
(普段たえが活動している場所的にも彼が危惧しているようなことが起こるとはあまり考えにくいのではないかと歩み進めながら考え巡らせ沙綾は言葉を返し、そもそも話の趣旨をイマイチ理解出来ていない様子の香澄は見当違いの発言をしていて)
まぁ、仲間の二人がいうなら要らない心配か…けど気は抜きすぎんなよな。──ってか戸山達以外のバンドも、か?ちょっと調べたけど。
(二人の言葉を聞けば下手に自分が気にかける事でもないかと思うも現役JKである以上見られている事実でルックス的にも注目されてる意識は少しながら持てと告げ同時にポピパ以外のガールズバンドも実は調べて知ったと語り)
うん、私たち以外にもすっごくキラキラで素敵なバンドがいっぱいだよ!
沙綾『あはは、そうだね。ちなみに千彰くんの関心のあるバンドはどこなの?』
(他のバンドへと話題が及ぶと自分のことのように嬉しげに身を乗り出して、どのバンドも素敵だと瞳を輝かせ。そんな香澄の言葉へと沙綾は同意を示して頷きながら彼がどんなバンドに興味を持ったのか問いかけ)
ん?まぁ、AfterglowとかRoselia…辺り、だな。如何にもガールズバンドって雰囲気あるし──パスパレとかハロハピは変化球だなとは思った、後者に関してはデッカいクマいたし。
(沙綾の質問されては数秒考えてはバンドの雰囲気的にはカッコ良さのあるアフグロ等それぞれ特色の違いに興味は惹かれたと告げて最後に存在感半端ないミッシェルを話題に上げ)
沙綾『あー、ミッシェルのことだね』
ミッシェルは凄いんだよー空を飛ぶんだよ!
(大きいクマと聞いて沙綾はすぐにミッシェルの名前を挙げて、確かにあれは良くも悪くもガールズバンドとしては異質な存在だと頷き。香澄は以前のハロハピのライブでのパフォーマンスを挙げて少し興奮気味に話して)
‥空?えっ、何あのクマ…パワードスーツなのか?それか未来から来たロボット?。
(興奮気味な香澄から聞かされた話に脳内で空を飛び回るクマをイメージしては困惑した顔見せつつパフォーマンスあまりに変化球過ぎて小さく混乱し)
えー、ミッシェルはミッシェルだよー
沙綾『…まあ、この件にはあんまり深入りしない方がいいんじゃないかな』
(ミッシェルはクマやパワードスーツ、ロボットの類などではなくあくまでミッシェルという一つの存在だと主張すれば、沙綾はやれやれと肩を竦めて知らない方が良いこともあるという風な調子で詳しい説明を放棄して)
そうか?まぁ、触らぬ熊に何とかか…改めて、うちの周りの野郎どもは近寄らせられんわな。お前ら然り__…Roseliaとか、このギャルっぽいお姉さんとかギターの真面目そうなお姉さん…あとパスパレは全員アイドルとかだし余計だな…うん。
(沙綾からミッシェルへの追及静止促され一応深入りは止めとくかと考えては改めてバンド頑張る女子達には男近付けられず何人か男子が注目しそうな女子名前上げ)
沙綾『ふーん、その辺が千彰くん的に関心のある子たちなんだー。香澄ー頑張りなよ』
えっ、私!?うーん…何を頑張るのかよくわからないけど頑張る!
(彼が何人か絞り込んで挙げた他のバンドの少女たち、そのチョイスの理由を彼の個人的な好みによるものと解釈をすれば沙綾は軽くニヤけながらライバルとなりえるのは彼女たちだと香澄へとエールを送るが当人である香澄は沙綾の言葉の意図を理解しかねているようで首を捻って、最終的に考えるのをやめてとりあえず頑張ると持ち前のポジティブさで力強く拳握って)
"何か早まった解釈されたような…。"__まぁ良いか‥。
(沙綾が香澄にした助言に何やら勘違い気味な解釈されてしまったかと内心思うも特に否定する意味も無いかと考えては小さく呟き)
あっ、着いたよーあそこが有咲の家!二人とも早く早くー
沙綾『とりあえず私たちも行こっか』
(他愛のない会話をしながら歩くこと数分、塀に囲まれた古風な屋敷といった風な建物が見え始めたかと思えば我先にと駆け出した香澄の背中を見送った沙綾は特に焦ったりすることもなく彼の方を見やり、そう促しては有咲の家の敷地内の蔵へと案内をして)
んっ。──結構デカいな‥。
(漸く目的地たる市ヶ谷家に到着すれば外観中々古風且つ広さも有り庭を見渡しながら大きな家と感心しながら歩み)
……えーっ、そんなこと言わないでよー、有咲のケチー!
有咲『うるせー!ここの家主は私だ、いいから帰ってもらえ』
沙綾『あちゃー…やっぱ香澄、有咲にちゃんと許可とってなかったかー』
(先に蔵へと向かった香澄の声が蔵の中から聞こえてきて、それに続いて聞こえてきた声からして二人して言い争いをしている様子で、場面を見ずとも何が起こってるのかなんとなく察した様子の沙綾は額に手を当ててやれやれと小さくため息つけば自身も蔵へと足を踏み入れ、言い争いをしている二人の間へと割って入っていこうとして)
まぁ、予想の範疇‥つーか可愛い声の割に口調荒っぽいな。__"さて、入るに入れなくなったな。漫画とかなら蔵の中でハプニングでも起きて解決~、な流れだろうな‥。"
(蔵から騒ぐ声がすれば自分も予想済みな展開であり沙綾を見送り蔵の前で立ち尽くし外観見上げながら1人思いに耽りつつ呑気な欠伸をし)
沙綾『はいはい、二人ともストップ、落ち着いて。外まで聞こえてるから、これ以上やるとポピパの心象まで悪くなるよ』
そうだよ有咲ー、せっかく千彰くんもポピパのこと好きになって練習風景とか見たいって言ってくれたんだよ?
有咲『あーっ、もう!わかったよ、なら勝手にすりゃいいだろ…』
わーい、流石有咲ー。千彰くーん!入っていいって!
(間に割って入った沙綾の援護にここぞとばかりに香澄は畳み掛けて、結果的に押し切られる形になって有咲は不貞腐れながらも彼が蔵へと入ることを許可して、その言質をとれば上機嫌な様子で蔵から顔を出して、外で待機している相手へと笑顔で手招きして)
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