君のコイビトの僕 2020-08-22 10:38:20 |
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うーん 、今日は購買かなあ 。
( 今日のお昼は何で済ますのか 、と尋ねられれば悩み素振りを見せて購買にする 、と伝えて 。相手の方を見れば「 更紗はお昼どうする ? 」と尋ねて 。テストは少し不安だ 、と言う相手を見れば自分も不安だな 、と思い共感の頷きを見せて 。ニコリと微笑めば「 まあ何時も通りやればいけるよ! 」と自分と相手のモチベーションをアップさせる様に言って 。 )
あ、あのね…お弁当、作りすぎちゃって良かったら一緒に、とか思って持ってきたんだけど…。迷惑でなければ…。
(相手もテストに関して不安は持っているものの前向きだな、と思えばこちらの不安を拭ってくれるような笑みと言葉に思わず笑み零しながら頷き。相手の購買という言葉に、相手かお弁当を持っていないという安堵からか息を零し。鞄からお弁当の入った小さな鞄を取り出し。普段から自分に好意的なのが端から見ても分かる程の相手。大抵のことは喜んでくれるという自覚もある。しかしお弁当ともなると少しハードルは上がり、緊張した面持ちで相手に鞄を差し出しながら相手の言葉を待ち)
更紗が作ったの… ! 食べる !
( 鞄を差し出す彼女の言葉を聞けばパアッと笑顔が更に笑顔になって 。うんうん 、と大きく頷きを見せれば勿論食べる 、と言い目を輝かせ 。沢山作り過ぎた 、なんて言う彼女を見れば自分で作れる所に感動をして 。相手の頭を優しく撫でれば「 お昼の時間になったら一緒に食べよ ? 」と言い微笑みを見せて 。 )
つ、作ったって言ってもそんな大したものじゃ…。
(受け取ってくれたことには一先ず安堵するも、思っていたより大きい反応を示す相手に小さく苦笑を浮かべ。確かに作ったのは自分だが、中身は至って普通のおかずばかりで特に手の込んだものや物珍しいようなものは入っていない。「あんまり期待しないでね?」なんて呟き。それでもやはり自分の作ったもので相手が喜んでくれるのは嬉しく、頭を撫でながらお昼に誘われると断る理由もなく嬉しそうに頷きながらお昼を一緒に食べる約束をして)
更紗が作った 、ってだけでも大した物になるから 。
( 大した物ではない 、と自信がないのか言う相手を見れば首を横に振って更紗が作っただけでも大した物になるんだ 、と自分の意見を言って 。期待しないで 、なんて言われても好きな女の子からの御弁当を期待しない様にできるわけがないよなあ 、なんて思いながら「 うん 、でも楽しみにはしてるよ 。」と言ってニコリと微笑んで 。約束をして気づけば校門前 。眉を下げ残念だなあ 、と思いながら校門を潜って? 。 )
そ、そう?喜んでくれたなら嬉しいけど…。勇生くん、お弁当だったらどうしようかと思っちゃった。
(相手の言葉に嬉しそうな笑み零し。もし相手がお弁当を持ってきていたら、自分の持ってきたお弁当は無駄になっていただろうことを呟き。楽しみとの言葉に自分もだと告げると「そう言えば勇生くんって好き嫌いとか大丈夫?」と問い掛け。相手の好みはそれなりに知っているつもりだが、もしかしたらがあるかも知れないと思い。校門前に着き見るからに残念そうにしている相手を困ったような笑みを浮かべながら背中をポンポンと慰めるように促して)
お弁当 、作らなくて良かった 。
( お弁当だったらどうしようかと 、という言葉を聞けばクスリと微笑んで作らなくて良かった 、と返事をして 。 好き嫌い大丈夫 、と尋ねてくれる相手を見ればうーん 、と悩んでいる仕草をして見せて 。暫くすれば首を横に振って「 特にないかなあ 、更紗は ? 」と質問に答えては同じことを尋ねて 。 自分は好きな食べ物はこれ ! なんて物はないが全部嫌いって訳でもないととても面倒なタイプで小さい頃親に面倒なんて思われたなあ 、と考えれば既に笑顔な表情を更に笑顔にして 。 )
勇生くんはお弁当の時は勇生くんのお母さんが作ってるの?
(相手がお弁当を食べているのは何度か見たことはあるものの相手は男の子。あんまり自分で作っているイメージは思い浮かばず、首傾げながら問い掛け。好き嫌いについては「自分で作ったものだから嫌いなものは入ってないけど…」とバツが悪そうに呟き。多くはないものの人並みに嫌いなものもあるのは確かで。相手に比べてちょっと子供っぽいかも知れないと思い気恥ずかしさを覚えて。そう言えば昔から相手から好きな食べ物や嫌いな食べ物については聞いたことがなかったなんて思い出し)
自分で作る時もあるけど…殆どはお母さんかな 。
( いつも自分で作っているの 、と訊ねられれば首を横に振ってからいつもではないことを伝えて 。自分が作れば失敗ばかりで美味しくはないが一応作ってはいるので嘘にはならないだろう 、と考えながら「 俺が作ったのはあんまりだけど… 」と照れ顔を見せながら付け足して 。自分で作ったものだから嫌いなものは入っていない 、とバツが悪そうに言う相手を見れば嫌いなものがあるんだと察して 。ニコと微笑みを見せれば「 好き嫌いって誰にでもあるものだよ 、俺が変なだけで… ! 」と言い 。自分が安心して 、なんて言うのは少しダメだったかもしれないな 、と苦笑いを浮かべて 。 )
え、勇生くん、お料理出来るの?凄いね…私、高校に入ってから作り始めただけなのに…。
(自分で作るときもある、との言葉に感心したように呟き。殆どは母親とはいえ、自分も高校に入るまではお弁当がいるような時は母親任せにしていて。最近はある程度、問題なく作れるようになったものの、最初の頃は失敗も多かったなぁ、なんて当時を思い出し。あんまり、とはどの程度なのかわからないながらも「私もあんまり上手って程じゃないよ?」と返し。好き嫌いにについてフォローしてくれる相手に申し訳なさと嬉しさを感じ、困ったような笑みを浮かべながらも「ありがとう、でも好き嫌いないなんて偉いね。」と短くお礼を告げ。次いで尊敬したような言葉を述べて。)
そんなことないよ 、 更紗の方が凄いよ 。
( 褒められればそんなことない 、と否定をして 。男の子で料理をするのは可笑しいのかな 、と考え心配そうに眉を下げて 。高校生から始めたのにお弁当を作れる相手を褒めれば更にお弁当が楽しみになって 。私もあんまり上手じゃないよ 、と言う相手を見れば「 料理って難しいよね…。」と言って 。料理をすると必ずと言っても良い程怪我をする自分に失笑 。更紗は怪我をしないだろうか 、と心配をして 。自分を褒めてくれる相手に嬉しそうな笑みを見せれば「 そうかな 、有り難う 。」と感謝を述べて 。 )
凄い?私が?大袈裟だよ、私は普通だよ。
(相手に褒められると照れ臭そうな笑みを浮かべながらも眉を下げる相手にどうしたのだろうか、と顔を覗き込み。相手が何も言わないのなら無理に聞くつもりはない。相手の表情が気になりつつも、それ以上は何も言わず。料理が難しいと言われれば「うーん…」と悩み。得意ではないものの難しいと言われれば、少し違う気がするもしっくりくる言葉が見付からず。相手が嬉しそうな笑みを浮かべれば自分も嬉しくなるのを感じながら「お礼言われること言ってないよ」と小さく笑い)
俺は更紗のこと凄いと思うけどな 。
( 照れ臭そうな笑みをする相手を見ればふふ 、と自分も頬を緩ませて 。顔を覗き込まれれば心配を掛けない様に 、と顔を上げて何時もの表情を見せて 。料理は難しいとは思わないのかうーん 、と悩む相手を見ながら感心をしていて 。自分は料理が苦手なので今度教わろう 、なんて考え自然に笑みが零れて 。下駄箱まで歩いて来たことに気づけば靴を脱いで「 何時もよりちょっと早く着いたね 。」と言って 。 )
そうかなぁ?そう思ってもらえるのは嬉しいけど…。
(相手が自分のことを好意的に捉えていてくれているのはわかっているものの、そこまで褒められるとやはり照れが混じり。覗き込んだ表情がいつも通りであることに小さく安堵の息を吐いて。確かに料理は凝ったメニューや手間の掛かるものなら難しいかも知れない。しかし自分が作るのは家庭的で一般的なお弁当のおかず程度。初めて作った時は四苦八苦したものの、今は大変だけど楽しさも確かにあって。相手の言葉に靴を脱ぎながら顔を上げて校内の時計に目をやればいつもより少し早い時間で「本当だね。話してたらあっという間だね」と笑みを浮かべ)
女の子って感じだよね 、料理って 。
( 照れているであろう相手を見ながら料理って女の子がやっている感じだよね 、と言って 。自分は男の子であるのに料理をやっている 、なんて意外がられないだろうかと心配をしつつその話をしていて 。話していたらあっという間だね 、と言い笑う相手を見れば此方も釣られてにこりと微笑んで 。こくりと頷きを見せれば「 あ 、今度料理教えてよ 。俺下手だから… 。」と苦笑いをしつつ料理を教えてくれないか 、と頼んで 。 )
うーん…確かに女の子のイメージだけど…今は料理する男の人も多いみたいだよ?
(確かに自分もそのイメージだったが、昨今は男の人でも料理をすると聞くことが多く。主夫の人も増えているし、特に気にする風もなく答え。その上、自分も最近までは料理なんてしていなかったのだから、女の子なら誰でも料理をすると言えず。靴を上履きに履き替えながら相手の申し出に顔を上げ「え?それは構わないけど…私でいいの?」と首傾げ。相手にも告げた通り自分の腕前はあんまり得意とは言えず。自分でいいのだろうか、と確認するように問い掛け。作るようにはなったが人に教えられるだろうかと一抹の不安を抱き)
そうなんだ 、なら安心かな 。
( 最近では男の人も料理をする人が増えている 、との事を聞けば可笑しくないんだ 、と考えほっとした様な表情を見せて 。確かに料理ができて困るコトはないよね 、なんて言おうとしたが自分は料理を " できる " なんて言える程上手くはないのでその言葉は心でしまっておいて 。私でいいのか 、なんて言われれば「 ? 更紗に教わりたいんだけど…迷惑かな ? 」と心配そうに訊ねて 。第一 、料理を教わるなんて更紗以外の人にお願いなんてしないんだけどな 、なんて考えていて 。 )
料理どころかお菓子作りまで出来ちゃう男の人までいるもんね。
(昔に親と一緒にお菓子作りをした記憶はあれど、自分だけで1からお菓子作りをしたことはなく。料理も覚えたばかりの自分では、お菓子作りなんてまだまだ出来る訳もなく。今はお菓子作りまで出来る男の人もいると尊敬するように呟き。迷惑かと問われればそんなことはないが、教えられる自信はない。その事をそれとなく伝えながら「私が教えられるのは簡単なおかずくらいだよ?」と再確認して。自分より料理が上手な相手は沢山いて。しかしそんな知り合いが相手にはいないのかも知れない、と思うと無責任に他の人に頼んでほしいとも言えず)
お菓子… ! すごいね 。
( 最近はお菓子作りもできてしまう人がいる 、なんて聞けば尊敬の眼差しを向けパチパチと拍手をして見せて 。お菓子作りができたらどんだけ楽しいだろうか 、なんて想像をしながら自分も頑張ろうと決心をしていて 。簡単なおかずでも教わることには代わりはなくうんうんと頷いて「 教わるコトには代わりないし嬉しい 。」とのべて 。別の人に頼れなんて言われなくて良かったと心の中で一息つけば更にお弁当の時間を楽しみにしつつ靴をはき終え廊下を歩き初めて 。 )
お菓子は目分量でやると失敗するみたいだしね。作れる人、凄いよね。
(お菓子はちゃんと分量を測らないと失敗するとはよく聞くことで。おかずを作る際には目分量でやってしまうことが多い自分には難しいな、なんて考え。作ってみたいと思うことはあれど、高校に入学してやることや覚えることに精一杯でとてもお菓子作りの時間なんて取れないと理解はしていて。教わるのが嬉しい、なんて言われては密かに心の中で気合いを入れて。「おいしく作れるように頑張ろうね」なんて声を掛けて。何を作ろうなんてあれこれ考えながら相手と並んで廊下を歩き)
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