誇大妄想狂 2020-08-20 11:06:10 ID:5a7104027 |
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>エステラさん
「あ、えっと、エステラさんですね。僕は明星幻、好きなように呼んでください。」
(外国人、と話すのはなんだかんだで幻にとっては初めてで、日本人と違う肌色で着物を着ている様子は、端からみればなかなか変わったもので……幻の視線も、見慣れないものをみるような感じではあるが、幻に関しては「着物をみるのが初めて」なので、そう言う意味が強めの視線ではある。
そして、エステラさんの問いかけ……「そう言う力なのか?」という問いかけに、幻はあっさりと答える。)
「はい。僕の力はメガロマニアで与えられたもので……人を癒す力をもっています。その薬に、その効果が付与されていたので、エステラさんの傷や痺れを治せたと思います。……えっと、エステラさんも、多分メガロマニア利用者、ですよね?身体から静電気というか……放電現象が起きてるように見えてたので、そうなんじゃないかなーって。」
(と、そこまで話したところで、はっとした表情になり)
「!そうだ、あの、多分エステラさんが助けようとした人でしょうか?えっと、あの家にいた女性の…交番を探そうとしてくれたときに見かけたお姉さん(堺さんのこと)。あの人、慌てた様子で誰かに助けを求めに、あの場から避難してたのをみたんです。えっと……追いかけた方がいいですよね?一応、どの方面に逃げたかは覚えてますので。追いかけるなら先導します!」
(幻は、あのフラッシュグレネードを投げる手前で、入れ違い様に逃げていく堺さんを視界にとらえ、グレネードの効果が切れる迄は、フラッシュと爆音から逃れるために背を向けて耳を塞ぎ、ついでに堺さんが避難していった先を目で追っていた。
そしてまだ、堺さんとの距離はそこまではなれていないはず。堺さん側で銃を発砲した警官も、恐らくは異形の百足の足をみて、現場から逃げ他の警官に要請をしようとしている最中だろう。
よって、今からエステラさんが幻と一緒に追いかければ……銃に打たれ、気絶している堺さんを保護することは可能だろう。)
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