誇大妄想狂 2020-08-20 11:06:10 ID:5a7104027 |
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ああああああああーーーーーーーッッッ!!!
(それはさながら人間スタンガン、長い間触れ続けていれば命すら奪う電流が、意志を持ち相手の意識を刈り取るべく絡みつく。
僅かながら耐性を越えた電流が己の肌までも焼き焦がす様な感覚に襲われ始めた時、不意に視界に小さな円筒状の物体が映り込んだ)
(あれって確か……)わぁっ!!!
(その正体を痺れた脳内で探り当てる直前、弾けた閃光がエステラの視界を真白に染め上げた。
咄嗟に目を閉じ、爆音による耳鳴りを歯を食い縛って耐える、何が起こったのかを考えるより前に一刻も早くこの拘束から抜け出そうと、バタバタと足を藻掻かせて)
……あ、終わっ、た……?
(耳鳴りの向こうに微かに聞こえた地響きと、緩む拘束。
ゆっくりと目蓋を持ち上げれば……仰向けに倒れた餓狼の首に抱き着いた体勢だ。
――終わったのかと、大きく息を吐いた)
(……堺先輩はちゃんと逃げられたかな、明日の研修は……無理かな流石に……)うー、身体が重い、痺れる……。
(餓狼の身体から離れ、廊下の方へと這って進む、柵に両手をかけて立ち上がろうとして――しかし叶わず、ただ柵を掴んだまま倒れ込んでいる。
嗚呼しかし、今日もどうにか生き延びたのだ)
>堺さん、鈍間さんへ
背後;最終的には堺さんの判断にお任せする形にはなりますが、出来れば同じ職場(こちらはバイト先ですが)で働く仲として設定しましたので、一度も普通のロールをせずに闇墜ちされてしまうとちょっと複雑かなとは……。
無論、闇墜ち展開も「闇墜ちした先輩を追いかける」みたいな展開もとても素敵だと感じますので、その時はちゃんと気持ちは切り替えていこうと思います。
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